ライウンとは、フロムソフトウェア制作のゲームソフト、アーマード・コア ネクサス及びアーマード・コア ラストレイヴンに登場するレイヴンの1人。
概要
アーマード・コア ネクサスにおいては他のレイヴン達と同様にセリフやミッションでの出番が一切無く、アリーナの対戦相手の1人として登場するのみである。ゲーム開始時点でランク7に位置していることから作中世界内でも相応の実力者であったことは確かなのかもしれない。
しかし、ACシリーズプレイヤー間での彼の知名度一気に押し上げたのが続編のアーマード・コア ラストレイヴン内での活躍である。烏大老やΩといった他の多くのNX時代からのレイヴンと同じように、ジャック・O率いるバーテックスの一員となっている。単純で思慮が浅く、ジャックの言う事に疑いを全く持たずにただ只管に彼の為に戦っているとのことである。が、登場ミッションの状況を考えるとジャックの真の目的の為に当て馬にされている感が否めないのがまた悲しいところ。だが、後述の理由も重なって、LRに登場する全レイヴンの中でも屈指の強さとインパクトを持っているのは間違いない。
搭乗AC名はストラックサンダー。NX、LRで共通しているのは紫カラーと皿頭、重量逆関節でレーザー兵器オンリーの高火力機というところか。特に両作品共に装備している通称主砲と呼ばれる両肩レーザーCR-WBW98LXの威力は尋常ではなく、これの一撃によって無惨にも葬られたプレイヤーも多い筈。
ただNX時代のその他の武装は、右腕は連射力が高くそれなりに役に立つレーザーライフルHOLLOWなものの、左腕には大して役に立たない光波ブレードを装備している上、AIもそこまで賢くないので主砲の一撃にさえ気をつけていればそれほど苦労せずに倒せてしまったりもする。
が、LR時代には頭部を除いたフレームパーツを一新し元から高かった実弾装甲はそのままに、武装も右腕のレーザーライフルはより安定性の高いSHADEに、左腕の武装は弾速と瞬間火力に優れたデュアルレーザーライフルであるGRIFFONへと変更しており、より危険度が増している。主砲に当たらないように気をつけていたら、SHADEとGRIFFONのラッシュで削りきられていたなんてこともザラにある。しかし、重武装故に旋回性能の低さが目立ち強化人間の補正で何とか並と呼べるレベルになっているといった感じなので、熟練のプレイヤーにはそこに付け入られて倒されることが殆ど。
が、何よりの恐怖はコイツがゲーム開始直後のミッションに何の前触れも無くいきなり登場するということであろう。詳しくは管理局強行偵察の項目を参照してほしいが、依頼料の高さに目が眩んで、偵察だけだろうと油断していた多くのプレイヤーを新人、熟練問わずに消し炭にし呆然とさせたのは、LRのプレイヤーの間ではあまりにも有名な話である。
関連動画
関連項目
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