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ライデンとは、SNKの格闘ゲーム「餓狼伝説」などに登場するキャラクターである。
同じく餓狼伝説シリーズに登場する「ビッグ・ベア」と同一人物である。
概要
元は正統派のレスラーだったが、タッグパートナーのビッグ・ボンバーダー（「ファイヤースープレックス」に登場）に嵌められて八百長疑惑をかけられプロレス界から追放される。後にギースの配下となり、彼の主催する格闘大会キング・オブ・ザ・ファイターズに出場し、極悪覆面レスラーとしてビリーと並ぶ優勝回数を誇った。
初登場の初代餓狼伝説ではビリー・カーン、ホア・ジャイと共にギース・ハワードの配下として登場したが、「2」以降は改心して「ビッグ・ベア」として素顔で登場する。
餓狼伝説シリーズの出演作は初代と「2」「SPECIAL」「WILD AMBITION」。「ザ・キング・オブ・ファイターズ（以下KOF）」シリーズやカプコンの「CAPCOM VS. SNK」シリーズにも客演している。
ビッグ・ベア
正統派レスラーに戻ったためライデンの毒霧殺法が削除されているが何故か超必殺技で火を噴く（ファイアーブレス）。本人曰く「プロレスじゃないんだから別にいいだろう」。「2」からは不知火舞も登場するし別にいいだろう。
外見がもろにビッグバン・ベイダーであり、SNK時代に肖像権に触れて訴訟問題になりかけた。最後の出演作であるガロスペ以降、WAでもカプエスでもKOFでも善人なのにライデンである。ちなみにカプエスではライデンが火を噴く。まあ悪役の方が似合う技なんだけど。
KOFXIIの出場決定時は「ビッグ・ベアの方が良い」「いやそれは使えないだろう」と大騒ぎになった
。KOF2002UMではビッグ・ベアとして背景出演しているが、KOFXIIIでは相変わらずライデンである。但し隠しカラーで覆面を外してビッグ・ベアになる。大丈夫か？
KOFにおけるライデン
第一作「'94」の時点でビッグ・ベアとしてプレイヤーキャラ候補に挙がっていたが選ばれなかった。「2003」でも候補に挙がっていたが、海外人気の高いグリフォンマスクに席を奪われやはり登場せず。
KOFXIIでついに初登場。公式ストーリーではテリーらとの戦いを通じて改心しギースと決別した顛末が描かれている。尚、餓狼伝説とKOFはパラレルワールドであり、RB餓狼で死亡したギースもKOF世界では健在である。
改心したのにライデンである理由付けとしては現役時代からヒールレスラーライデンとして活躍していたとされた。ヒールが多数のファンを獲得したり、リング外では温厚な常識人というのは現実のプロレスでは何ら不自然ではない。同ストーリーでは表舞台への復帰とかつてのファンの前でヒールを演じる様子が描かれている。
KOFXIIIでもライデンとして現役復帰を目指しているが、キムの更正修行から逃れたいチャンとチョイによギース時代の経歴に付け込まれ、ホア・ジャイ共々キムの更正対象に仕立て上げられてしまう。しかし、正義の人であるキムとチームを組めばダーティなイメージを払拭出来ると考え、結構乗り気でキムチームの一員として出場する。EDでは「キムのおかげで短期間で正義に目覚めることが出来た」と一芝居打ちキムを感動させ、懲りないチャンとチョイの更正修行は余計に厳しくなった。現役復帰の足がかりを得るついでに仕返しも果たす、世渡り上手なライデンだった。
性能
外見通りのパワーキャラ。やられ判定が大きいが攻撃力が高く、見た目に反してジャンプ力が高い。
「餓狼2」ではコマンド投げが無い代わりに通常投げの数が豊富で絞め技の「ベアハッグ」が特に強力で多用された。舞もいるしね。連続技が弱いが攻撃力が高く、最大溜めの「スーパードロップキック」は超必殺技を凌ぐ威力をたたき出す。「SPECIAL」では威力と間合いに優れたコマンド投げ「ベアボンバー」が追加された。
「カプエス」シリーズではなんでも判定になった「ファイアブレス」のおかげで打撃からの連続技が強く、投げとの二択が強力。
「KOF」シリーズでは巨体故の守りの弱さはあるが、判定の強い通常技からコマンド投げに繋いで高火力を叩き出す大型キャラ。ジャンプが速いこのシリーズでもジャンプ力は突出しており、巨体が軽快に宙を舞う。
「XIII」では最大溜めの「スーパードロップキック」がなんでも判定&全身無敵&ガーキャンぶっ飛ばしから追撃になるという凶悪性能で、あらゆる場面から大ダメージを奪うことが出来る。Bで溜めれば緊急回避が、Dで溜めればガーキャンぶっ飛ばしが使えなくなりさらに守りが弱くなるが、その攻撃性能は圧倒的で最上位の一角に数えられた。
「XIII」家庭用では「スーパードロップキック」がタメ時間増加、無敵削除、ガーキャンから発動不可など弱体化され、「毒霧」など他の必殺技の強化で丸く調整された。
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関連項目
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