ラクネラ・アラクネラとは、モンスター娘のいる日常に登場する他種族であり、皆のお姉さんである。
CV:中村桜
概要
主人公・来留主公人の家にホームステイする事になった6人目のモンスター娘で、下半身が蜘蛛のアラクネ族。
身長198cm、バスト92cm(Hカップ)、ウエスト55cm、ヒップ87cm、体重82kg。
アニメでは第06種「脱皮と産卵する日常」より登場。
公人のことは「ハニー」と呼び、パピと公人からは「ラク姉さん」と呼ばれている。「ラク姉さん」と最初に呼んだのはパピだが、面倒見の良さからか公人も「ラク姉さん」と呼ぶようになった。
人間の脚のように見える部位に関しては後述。
最初のホームステイ先に手違いがあり、アラクネ族が来ると思っていなかった家族と決して良いとは言えない出会いをする(なお、この件に墨須は関わっていない)。
そんな状況で生活していたところ、不安定な梯子を上り自分の部屋に戻ろうとするラクネラを手伝おうとした一家の娘、九菜月(くなんづき)レンに爪が当たり怪我をさせてしまう[1]。
両親はこの事故から共存するのは不可能と考えるようになり、アラクネ族の糸で金儲けをしようとする加瀬木の口車に乗せられお金で権利を譲ってしまう。
結果、自分を金で売ったホームステイ先の家族や、自分を金儲けの道具としか見ていない加瀬木を見て人間に嫌気が差し、人間不信になってしまう[2]。
その後は加瀬木の家に巣を張り暮らしていたが、他種族を利用した金儲けに失敗した加瀬木から他種族の為に体を張る公人の話を聞き、興味を持ったことで公人を拉致する。もちろん加瀬木は糸でグルグルにされお仕置きされました。
人間不信となっているラクネラは彼が偽善者であると見てその化けの皮を剥がそうと試すのだが、縄を使ったSMプレイ攻め苦に耐えられただけでなく、逆に「脚が艶かしい」と褒められてしまう。
そんなやり取りをしている内に、2人がいる建物は潜伏場所を突き止めたMONに包囲されてしまっていた。ラクネラは公人を人質にして逃走しようとするが、ラクネラを疑いもせず自首し逃がそうとする公人[3]に毒気を抜かれ、逃走をやめてMON(の上司である墨須)と話し合いの場を設ける。
行く当てのないラクネラは墨須に不手際への誠意を求め、新たなホームステイ先に「よっぽど広く、他種族の子が大勢住めるような家」「アラクネに嫌悪感を抱かないホスト」を希望する。その条件に当てはまるホームステイ先(というかラクネラが公人を気に入っていること)に気付いた墨須は来留主家を薦め、6人目として迎えられることになった。
見た目が蜘蛛であるために他種族から嫌悪感を抱かれやすいことを自覚しており、嫌悪感を抱くどころか脚を褒めた公人をかなり気に入っている様子[4]。
実際、公人が他のモン娘たちと結婚を目指して生活していると聞いてからは、当然のように自分も候補に入れている。
糸で服を作ったり、糸電話でラブラブするホテルの声を聴いたり、暴走しがちなミーアや人間の不良達を一瞬で拘束したり(バレなきゃ問題ない)と、器用で強い。
Sっ気があり、悪戯が過ぎたリリスに灸を据えご褒美を欲しがるほどに調教してしまうテクニシャンでもある。ララもかなり気持ちよさそうだった(トドメを刺したのはスーだが)。
一方、家の中では糸に乗ってぐで~っとしながらポテチを食べているなど、ギャップとも言える一面を見せることも。
アラクネ族の習慣から縄使いの腕を磨くことに余念がなく、仲間たちは新技の開発などの練習に付き合わされている。ただし、スーだけはスライムの特性上縛れず、逆に気持ちイイ事をされてしまう。
目は6つあり、人間と同じ位置に一対、額に二対という配置。蜘蛛と同じく紫外線を見ることができるらしい。
腕や脚は皮膚ではなく硬い外骨格で覆われているが、頑丈な割に軽いらしく壁や天井を自由に動き回ることができる。なお、肌を傷付けてしまう危険があるため腕には普段からアームカバーをしており、色気の要因となっている。
指先の爪はかなり鋭く、人間の皮膚程度なら簡単に切り裂いてしまう。
蜘蛛部分の背中にある模様は骸骨のような柄。
アラクネ族
上半身が人間、下半身が蜘蛛の他種族。ただし、顔に目を4~6つ持っている、腕が脚と同じようになっているなど、上半身にも蜘蛛の特徴が見られる。
人間の脚の様に上半身から生えているのは、蜘蛛でいう触肢か鋏角(8つある脚とは別に存在する附属肢)にあたるが、付け根を横や後ろから見ると人間の臀部(尻)のような部位が確認できるため、蜘蛛の胴体に人間が座っているように見える。
腹部の先端から糸を分泌でき、編み物など糸を扱う術に長けているが、狩猟民族のような生活をする習慣から獲物を縛る縄として使われることが多い。
獲物を吊るすためか腕力が強く、個人差はあるものの同じ大型種であるラミアを抱えて壁を這い上がれるほど。
呼吸は上半身と下半身(腹部にある書肺)の両方で行っているようだが、ラクネラは下半身を水に浸けると窒息すると発言している。
なお、蜘蛛と同じくコーヒー(カフェイン)で酔っぱらってしまう。ガタッ
亜種は以下の通り。
- 小型種
- 小型で素早く、ジャンプも得意で元気一杯! 糸も出せるが命綱として使う程度。
- アシダカ種
- 大型で温厚。意外と素早く、獲物を捕獲しても他の獲物を見つけると追ってしまう程のハンター(軍曹)。
- 大型種
- 基本種に比べはるかに大きく、毛に覆われている。害はさほど無いが毒があり、人間と接することはあまりない。
関連動画
関連コミュニティ
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関連項目
脚注
- なお、ラクネラ自身はこの事件を悪夢として見る程トラウマになっている
- 九菜月家は権利を売ってしまったことを悔いていたらしく、後に九菜月レンが来留主家へとやってきて「再び一緒に暮らしたい」と言ってくるが…
- 包囲されているのは(他種族を守るためとはいえ暴力沙汰を起こしてきた)自分だと勘違いしていた。
- ただし、脚を褒められた当初は笑いながら「蜘蛛の脚に欲情するとかド変態ね、キモ~い」「なに、そんなに溜まってるの? ひょっとしてDT?」と、真剣には捉えていないと思える態度でからかっていた。
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