「ラゴラスエヴォ」とは、円谷プロ制作の空想特撮TVシリーズ「ウルトラマンマックス」に登場するこおりタイプの冷凍怪獣ラゴラスが、ほのおタイプの溶岩怪獣グランゴンを捕食することで、こおり・ほのおタイプに進化した個体である。
進化怪獣:ラゴラスエヴォ | |
登場作品 | ウルトラマンマックス |
サブタイトル | 第30話「勇気を胸に」 |
体長/全長 | 54メートル |
体重 | 60000トン |
出身地 | 龍厳岳 |
概要
ウルトラマンマックス第30話「勇気を胸に」に登場する怪獣で、第1話に登場したラゴラスとは別の個体が、同じく第1話に登場したグランゴンの別個体を襲って、グランゴンの背中のマグマコアを喰らった事から誕生した進化形態である。
マグマコアを取り込んだ影響で、こおりタイプの他にほのおタイプも付加され、全身がマグマの如く赤熱化し、胸部にはマグマコアが露出している。
口からは冷凍光線を吐く他、マグマコアから火炎弾を冷凍光線と同時に発射することで、攻撃対象に急激な温度差を発生させる「超温差光線」を必殺技としている。
ウルトラマンマックスに変身するカイト隊員が、「ウルトラマンマックスに変身すること」の意義について自問を繰り返していた頃、龍厳岳にてマグマコアを捕食されたグランゴンが発見され、調査に赴いた防衛チームDASHの面々に前に、お前水棲じゃなかったのかと突っ込みたくなるような地中からの登場を果たしたラゴラスエヴォは、自問に答えがでていなかったカイト隊員が、ウルトラマンマックスへの変身を拒んでいる間に戦闘機ダッシュバードを撃墜して地中に戦略的撤退を行った。
グランゴンの死体から採取したサンプルから、DASHのショーン隊員がラゴラスエヴォのマグマコアを自壊させる武器の開発に着手するも、周波数の調整が困難を極めて次々と試作版が壊れていき、いつも笑顔のショーン隊員も嘆きはじめると、カイト隊員がショーン隊員なら出来ると励ました。しかしショーン隊員は、
できなくてもきっとマックスは助けてくれる。
と返し、さらに自分が、武器で怪獣を倒すことを楽しんでいるかもしれないと続けた。
カイト隊員は、中学生時代に一人旅に出ている間に地震で両親を失い助ける事が出来なかったという過去を明かし、
これが運命だと思いたくない。なんの才能もない。
両親は救えない。でもこれから救える人がいる。
と言う言葉と共に、自分達が頑張る事でウルトラマンマックスが手を差し伸べてくれる事を力説した。
そしてラゴラスエヴォは再び出現し、異空間でのウルトラマンマックスとの面接で、直接干渉する事は禁則事項だったが、カイト隊員のみんなを救いたいと言う気持ちに感化されて力を貸している事を聞いたカイト隊員は、ウルトラマンマックスに変身してラゴラスエヴォと対峙した。
ウルトラマンマックスが必殺のギャラクシーカノンをはなとうとした時、ラゴラスエヴォが超温差光線でインタラプトして発動をキャンセルさせると、完成したショーンの新兵器を積んだ戦闘機ダッシュバード1とダッシュバード2による、ほのおとこおりの同時攻撃をマグマコアにうけたラゴラスエヴォは、地球人の手により倒された。
※また第30話は、武器開発に苦闘するショーン隊員が、ウルトラマンの第37話「小さな英雄」で同じく武器開発に苦闘するイデ隊員を思い起こさせる内容だが、ハヤタ隊員と一心同体のウルトラマンに対して、あくまでカイト隊員に力を貸しているウルトラマンマックスと言う対比も表現されている。
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