ラムスデン現象とは、牛乳を電子レンジや鍋で暖めたりすることにより表面に膜が張る現象である。
概要
温めることで水分が飛び、牛乳中の乳脂肪分とタンパク質が固まって膜として浮きあがる。
牛乳中に乳脂肪分とタンパク質があれば、何度温めてもこの膜は発生する。勿論だが、徐々に発生しにくくなる。
ミルクカゼインと呼ばれるこの膜は苦手だと言う人が多く、取り除かれてしまうことがよくあるが、栄養分豊富なので食べたほうがお得。
なるべくこの膜を発生させないようにするためには60℃くらいで混ぜながら温めるといいらしい。
ちなみに湯葉もこの原理と同じで、豆乳のタンパク質が固まった物である。
この現象を発見した科学者のジェームス・ラムスデンの名前から名付けられた。
関連動画
関連項目
- 2
- 0pt