ラムレザル=ヴァレンタインとは、格闘ゲーム『ギルティギア』シリーズに登場するキャラクターである。
プロフィール
OUTLINE
たった一人で全世界に宣戦布告を行った少女。
森羅万象を司る世界「バックヤード」で誕生した生命体。人の姿をしているが人間ではない。
先のバプテスマ13事件(イリュリア襲撃事件)を先導したヴァレンタインとの関係性は不明。
「慈悲無き啓示」の刺客として人類の根絶を目的としており、利害の一致から国連元老院と手を組んだ。
「ゆりかご」を起動させることが彼女の唯一の目的であり使命である。
STORY
2187年10月21日
前触れもなく人々の前に現れた彼女。
自らをヴァレンタインと名乗る彼女は、全世界に向けて単身「宣戦布告」した。
PERSONALITY
バックヤードで生まれたヴァレンタインという生命体には本来感情が無い。
目的以外の価値基準が存在せず、善悪の概念も好き嫌いも無い。
故に彼女達が「お母さん」と称する存在の命令は絶対である。
そこには思想も敬愛も無く、疑念や抑圧を感じることもない。ただ機械的に命令に従うだけである。
そのため、自分自身の命でさえ目的を成就するためのパーツであると認識している。
しかしながら、ラムレザルという個体に関しては僅かながら感情の起伏が見受けられる。
本質的にヴァレンタインは目的と関連しない物事に価値という概念を設定できない。
そのため意思や欲求という感情が無く、利益不利益の判断が出来ないため、嘘すらもつけないが、 このラムレザルは不都合な情報を隠したり、とぼけてやり過ごそうとすることもある。
彼女自身は自覚していないが、性格と呼べるものが確かに内在している。
PROFILE
概要
Xrd-SIGN-
- シリーズ最新作GGXrdにおけるラスボス兼タイムリリースキャラクター(4月中旬追加)。
- オープニング映像に登場し、たった一人で全世界に対して宣戦布告をした謎の少女。
- その容姿は褐色白髪。 帽子をかぶり白いマントに身を包んでいるが、その下は非常に露出度の高い格好をしている。
- 使い魔ルシフェロ(CV:関智一)をお供として連れており、この使い魔を介して操る2本の大剣と、自身の多彩な格闘コンビネーションを駆使した戦い方を得意とする。
- ギルティギアシリーズの伝統とも言える女性のラスボスである。 やはり歴代ラスボス恒例の巨大レーザービームも所持している。
- GG2に登場したヴァレンタインと同じ名を持つ。 共にバックヤードから生まれた存在であるが、なぜ『ヴァレンタイン』と銘打たれたかについては続編のREVELATORのシナリオ内で明かされる。
- 家庭版でプレイアブルとなった「エルフェルト」は彼女の妹に当たる。
Xrd-REVELATOR-
- SIGNストーリーモードでは、一連の騒動の後、ソル達に捕縛される。
その後、妹であるエルフェルトや、クォーターギアであるシンとの関わりの中で少しずつ変化が訪れる。 - そのためか、REVELATORではあらゆる台詞が変化しており、失踪したエルフェルトへの救出、そのためにソル達と共闘することに積極的である。
キャラクター性能
- 「ルシフェロ」が分離した2体の球体に歯の生えそろった皮膜の翼を持った使い魔「ヴェルフェ」と「ウェヌス」に持たせた大剣と自身の肉体による徒手空拳を連携させた多角攻撃によって襲い掛かる戦闘スタイルを取る。
- 独特の操作性を持つテクニカルキャラクター。他のキャラの応用という形で参入すると痛い目を見る独自システムで武装したアウトレンジファイターとしてデザインされている。
- 特徴としてPやKはこの2つのボタンで一定のコンビネーションが組まれており、PPKやKPKといった入力で独自の3連撃を行う。このPとKの組み合わせで中段からディレイの効いた暴れ潰しが可能な反面、接近された時に安全に対戦相手を追い払う能力が低い。
- SやHSはそれぞれの使い魔が追従しているときは本体の攻撃と連動して大剣を振り回す判定もリーチも強いパワフルな攻撃が可能だが、その真価はSやHSを分離させ、遠隔飛び道具として敵に重ねることで、回避不能、脱出困難の連携やキルゾーンを作り出すことが可能。「起き攻めが激烈」と称されるギルティギアにおいても上位の苛烈さを誇る。
- テンションゲージは増加量こそ多いが、前進orSorHSを当てることでしか増加しない。
立ち回りのために剣を分離し続けると自身のゲージ蓄積が疎かになって、終盤の圧力で負けかねない。序盤でSやHSを振る機会を失うと、ゲージに乏しい状態で相手の圧力に対抗する羽目になるなど、このあたりのバランスも難しい所。
関連動画
関連項目
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