ランスVI-ゼス崩壊-とは、アリスソフトのエロゲであるランスシリーズ本編の第六作である。
昨今では珍しいウィザードリィタイプの迷宮探索RPG。
概要
ランスVI-ゼス崩壊-とは、アリスソフトのエロゲであるランスシリーズ本編の第六作であり、1996年発売の鬼畜王ランス以来8年ぶり(ランスIVからだと実に11年ぶり)に発売された長編ランスシリーズ作品である。
鬼畜王発売後、スランプからランスVの開発が進まず、没となった通称5A~5Cといった試作で題材となるはずであった「魔法王国ゼスを舞台とした鬼畜戦士ランスの冒険」を、短編として別個のストーリーで完成したランス5Dの続編として5D同様TADA&織音の新体制で新たに制作されたのが本作である。
システム的には、ウィザードリィの様なダンジョン探索型RPGを3Dで描くと同時に、冒険玉システムによるイベント制御という独自システムとSP&FPによるキャラクターのパーティー参加制限等によって一種独特な仕上がりとなっており、新感覚の本格RPGとなっている。
鬼畜王ほどのミリオンセラーにこそ成れなかったとはいえ、5D以降の俗に言う正史に分類される後期ランスシリーズのイメージの確立は成し遂げた事、そして次の長編RPGランスであるシリーズ8作目のランス・クエストが、実質上の短編連作であり、本作のような大国の存亡を賭けるような壮大さとは無縁だった事から、再評価の声もある。
ストーリー
例によって依頼を達成し、報酬を受け取るべく依頼人を訪ねたランスとシィルであったが、魔法使い至上主義国家ゼスであったため依頼人ラドンがシィルにばかり話しかけランスをぞんざいに扱う。不満を抱いてランスが暴れようとしたところ、ラドンは魔法でランスを眠らせ、そのまま奴隷として二級市民収容施設に放り込んでしまうのだった。
目覚めたランスは、収容施設内で出会った二級市民のロッキーと共に、謎の青年アベルトの導きで施設を脱走し、二級市民解放を目指すレジスタント「アイスフレーム」に合流する。
アイスフレームのリーダー「ウルザ」が過去のトラウマから弱気になっているのを見て取ったランスはその日のウチにウルザを押し倒し実権を奪い取って自称「影番」と成ると、、二級市民解放とシィル奪還を目的に立ち上がる。
それは真の英雄たり得る男ランスの影響でゼスの歴史が動く始まりに過ぎなかった。
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関連項目
- アリスソフト
- ランスシリーズ / ランスシリーズ主要キャラ
- 鬼畜王ランス(前々作)
- Rance5D(前作)
- 戦国ランス(次回作)
- ランス・クエスト(次々回作)
- エロゲのタイトル一覧
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