リアルファイト!!ヴァンガードとは、カードゲームではよくあることである。多分。
概要
カードファイト!!ヴァンガードシリーズにおけるリアルファイトのこと。
「カードファイト!!ヴァンガードG」では葛木カムイのイメージで新導クロノと殴り合ったりしていたが、基本的にヴァンガードはリアルファイトでどうこうするようなアニメではなかった。初代主人公である先導アイチがいじめられっ子だったというのもあるが。
しかし、劇場版アニメパート・ネオンメサイアで登場した「伊吹コウジ」が動き出してからそのあたりの事情が変わってくる。
この記事が生まれた原因となった強烈なきっかけは、G43話「ストライドフォース」。
支部を去る伊吹コウジに対し、同じく支部を抜けた東雲ショウマが接触を図る。
言葉を交わした後、すれ違いざまに始まるリアルファイト。それまでリアルファイトのイメージが皆無だったショウマが突然リアルファイトに走ったことで視聴者は驚愕した。
ただし、言葉自体はそれ以前から存在しており、ヴァンガード関係の動画でリアルファイトが含まれる動画についていた。詳しくは関連動画を参照。
以下、実際に劇中で活躍したヴァンガード界のリアルファイト要員を記す。追記修正大歓迎です。
- 伊吹コウジ
ヴァンガード界のリアルファイト第一人者。劇場版の時点で武術の達人と週刊ヴァンガ情報局にて明らかになっている。
そのためか、超越バンクも空手の動きを取り入れたものになっている。ふしぎなおどり
G1期42話にて研究員らを(無言の腹パン)にて沈め、ディペンドカードを奪う。
現世に召喚されたユニットによる直接攻撃に対しても、受けの構えで片腕骨折程度で済ませ、やり場のない怒りをぶつけた際に拳でコンクリートを凹ませている。
なお、漫画版でも石田ナオキの拳を回避したり三和タイシを一捻りするなどリアルファイトの強さは健在である。 - 東雲ショウマ
そんな伊吹コウジを相手に果敢にもリアルファイトを仕掛けた男。
伊吹を獲物として見定めるかのような言動に、リアルファイト回で印象が変わった底知れない人物。
後述するが、綺場シオンに対して実家の企業買収を仕掛けたため、それを明かした瞬間からシオンに躊躇なく殴られる立場に。しかしイメージ空間ではATフィールド謎バリアを展開し彼を弾き飛ばした。伊吹とシオンの二人がかりでも余裕を持って撒けてバイクで逃走しているあたり、得体のしれない何かを持っている。
ちなみにそのバイクから、以前シオンに襲い掛かったバイクの正体は彼ではないかと疑われている。 - 綺場シオン
常日頃からフェンシングの鍛錬をしており、その能力の高さはG1期時点でも注目されていたが、ギアースクライシス編8話にて遂にそれがリアルファイトに発展する。
自身を破滅に追いやった少年「エース」を追うためにガラの悪いファイターの拠点に乗り込んだ際、その身のこなしで多人数に囲まれながら一度も拳を振るうことなく制圧に成功する。
また、ズー支部の裏Gクエストにおいてヒーローショーめいた茶ヴァン劇が行われたが、その際「神速の貴公子」とまで評された剣技を存分に生かし多くの戦闘員を薙ぎ払いクエストクリアに貢献した。得物は違うが。
※安全に配慮しておもちゃの武器を使用しています。
そしてショウマが綺場家買収の仕掛け人であると判明した瞬間から、彼に躊躇なく拳を振るうようになっている。ただし、激昂した状態でも先述の伊吹には抑えられている。
そしてG最終期「ヴァンガードGZ」3話にて、人間に憑りついた惑星クレイのユニットに対し、惑星クレイからもたらされたと思われる剣を使って応戦するという領域に辿りついた。 - 安城マモル
ギアースクライシス編20話。特に武術の鍛錬をしているわけではないが、ドラゴンエンパイア支部建設予定地だったビルの地下でロボット群の襲撃を受けた際、ロボットの射出したマモルケインブレードを奪い撃墜、トリニティドラゴンの窮地を救う。 一欠
さらにそのブレードで金属製のシャッターに穴を空け、ストライドフォース送信施設の自爆装置により窮地に陥った葛木カムイを救出した。
他にも、G3期ストライドゲート編1話では大量のロボット兵と蒼龍財団の私兵が戦闘を繰り広げ、そこに櫂トシキや三和タイシ、石田ナオキらも混ざっている[1]。よりによって新章開幕の時点でこれであるため、視聴者は驚愕した。
カードゲームにあるまじき、あまりの開幕集団リアルファイトっぷりに黒幕の明神リューズすら苦言を呈する。主人公の新導クロノが指摘した通り、明神の言えたことではないわけだし、そもそもロボットを用意したのはリューズ側のカンパニーなわけだが・・・。
関連動画
関連項目
脚注
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