リボルバー(遊戯王VRAINS)とは、アニメ『遊☆戯☆王ヴレインズ』の登場キャラクターである。CV:武内駿輔。
さあ行こうか。地獄の概要の始まりだ!
AIたちの世界・サイバース世界を滅ぼそうとしているハッカー集団・ハノイの騎士のリーダー。
同組織に身を潜めている鴻上聖(こうがみ・きよし)は本人曰く父。
「リボルバー」はLINK VRAINS内におけるアカウント名であり、アバターはフルフェイスのバイザーと弾丸の形をしたピアスが特徴。現実世界での容姿及び本名は長らく不明であったが、42話にて下の名前が『了見(りょうけん)』と判明。43話にて、正式に本名『鴻上了見』を名乗った。
本編開始の5年前にサイバース世界を襲撃するが、AIの一体であるイグニス(=Ai)がサイバース世界をネットワークの回線から切断して何処かに隠したため、現在までAiを追い続けている。
同じくAiを探しているSOLテクノロジー社がイグニスを炙り出すために行ったLINK VRAINS内の一斉スキャンに乗じて、《クラッキング・ドラゴン》を渡したハノイの騎士の刺客を送り込んだ。
ハッカーでありながらネット世界を全て虚構であると否定しており、AIを信用せずデュエルサポート用のものも活用していない。
ハッカー・クラッカーとしての能力は非常に高く、データストームを自在に操ることが出来、「LINK VRAINSを破壊するのは容易いこと」だと豪語している。
スピードデュエルで所持しているスキルは藤木遊作/Playmakerと同じ「Storm Access(ストームアクセス)」。同スキルはAi曰く「独自のプログラム」だった筈だが、彼は同じスキルを行使できる。
先述の通りリボルバーはデータストームを自在に操ることができるため、同スキルで手に入るカードの調整が比較的しやすく、遊作より使い勝手がいい。
また、遊作同様、「3」という数字に拘りを見せ、何かに言及する際3つのポイントを挙げる癖があり、両者の間に何らかの関連性が疑われている。
ハノイの騎士を率いてサイバース世界を滅ぼそうとする動機も、いまだ詳しく明らかにはされていない。
11話にて、「意志を持ったプログラム」であるイグニスを危険視し、イグニスとそれらの構成物「サイバース世界」を滅ぼすと彼の口から語られていたが、「父の意志を果たす」「人がネットに魂までも委ねることが世界の破滅を導く」という彼の真意は、過去に起きた『ロスト事件』の顛末にその一端を見ることができる。
詳細は『ロスト事件』の記事を参照。
Playmakerに初めて敗北したことで、彼に執着を見せるも、その執着が「三騎士」に時間を与えることとなり、リボルバーを大罪人にすまいと活動した三騎士が次々と倒される。
三騎士を失ったリボルバーは遂に、全てのネットワークを現代社会ごと破壊する「ハノイの塔」を起動。その前に立ち塞がったゴーストガールやGo鬼塚を一蹴し、塔の完成間近という場面で遂に、立ちはだかるPlaymakerと再戦を果たさんとする。
使用カード
第1話でサイバース世界を襲撃した際には《クラッキング・ドラゴン》を使役しており、ハノイの騎士をLINK VRAINSに送り込んだ時もこのカードを託している。
後にPlaymakerとのスピードデュエルにおいて自身も使用しており、双方のフィールドにトークンを生み出すフィールド魔法《ドラゴノイド・ジェネレーター》とのコンボで、召喚難度を緩和しつつ、相手にトークンを送るデメリット発動の際に相手ライフを大幅に削る戦術を披露している。
長年サイバース族を駆逐し続けているが、「毒をもって毒を制す」という考えにより「Storm Access(ストームアクセス)」によって手に入れた良き力《トポロジック・ボマー・ドラゴン》も使用している。
その後も「Stome Access」で手に入れたカードは全て「トポロジック」名称サイバース族リンクモンスター。
雑誌などでは本編に先駆けて、「ヴァレット」と名の付いた闇属性・ドラゴン族モンスターを中心とするカード群を使用することが判明しており、作中初のマスターデュエルにおいては本格的にドラゴン族デッキを披露。この時はサイバースメタカードを使用しているため、《トポロジック・ボマー・ドラゴン》はPlaymakerの警戒に反し使用されなかった。実際のところ、彼の使用しているカードは「ヴァレット」の比重がそこまで大きいわけではなく、闇属性・ドラゴン族モンスターならば「ヴァレット」であるかに関わらず使用する傾向にある。
第11話からついに彼のエースモンスター《ヴァレルロード・ドラゴン》が登場。「ヴァレット」モンスターを弾丸としたり、Playmakerのエースモンスター《ファイアウォール・ドラゴン》のコントロールを奪うなど、モンスター効果を巧みに使いこなしていた。
以降、彼はサイバース族「トポロジック」リンクモンスターと、各種ドラゴン族リンクモンスターの二枚看板で戦略を構築している。
しかし、その実彼は《聖なるバリア-ミラーフォース-》を巧みに使いこなす武藤遊戯以来のデュエリストである。
同カードがデッキに投入されていることが判明してからは、それを活かすため、敵の展開の誘導や表示形式の変更など、とにかく手を尽くすプレイングが目を引くようになる。
何と「Playmakervsリボルバー(三戦目)」時点で成功確率100%という驚異的な成功率を誇る。
しまいには専用サポート《ミラーフォース・ランチャー》まで持ち出し、発動前の安易な破壊まで対策してきたため、その戦術の巧妙さとミラーフォースの切り札級の仰々しい演出も相まって、「ミラフォ太郎」「リボルバーのデッキは【ミラフォヴァレット】」などと冗談まじりで言われるようになる。
その後もvsウィンディ戦では《魔法の筒》、vsブラッドシェパード戦では《王宮の勅命》、vsライトニング戦では《マインドクラッシュ》と、由緒ある原作・アニメ由来の罠カードを使っており、意外な一面を見せる。
16進数でメールを送る男
第112話、リボルバーがカフェナギにメールで連絡を寄越したシーン。
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16進数を文字列に変換するサイトを使うと、
「とこしえの闇が満ちる刻 彼の地にて貴様らの到来を待つ りぼるばー」
という文面であることがわかる。(※文字化けする際は改行しないで入れてみよう)
16進数変換に加えて詩的な文章の二重セキュリティである。この手の言い回しは趣味なのだろうか?
なお、草薙翔一はこれを見て「リボルバーからメールだ。お前達に会いたいらしいぞ」と翻訳した。
顕現せよ!我が関連動画を照らす未来回路!
対閃光防御!(シュイン)最終セーフティ解除! くらえ天雷の関連項目!!
- ハノイの騎士
- 藤木遊作
- Ai(遊戯王VRAINS)
- 武内駿輔(担当声優。余談だが遊戯王のライバルキャラを演じた中では最年少である)
- ロスト事件
- 今週の三つ
- 良き力だ
- ヴァレット
- ヴァレルロード・ドラゴン
- ヴァレルロード・S・ドラゴン
- トポロジック(遊戯王)
- 聖なるバリア-ミラーフォース-
- 魔法の筒
- 王宮の勅命
- マインドクラッシュ
- 遊☆戯☆王ヴレインズ
- 遊戯王関連項目の一覧
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