リボルバー・オセロットとは、メタルギアシリーズに登場するキャラクターの一人である。
作品によっては、コードネームが「リボルバー~」でない場合もあるが、すべてこの記事で紹介する。
概要
メタルギアソリッド(PS)からメタルギアソリッド4(PS3)にいたるMGSシリーズ全作に登場する、シリーズ通しての重要人物の一人。『オセロット』はコードネームであり、登場作品によっては若干コードネームが異なる。またシャラシャーシカと名乗ることもある。
本名は「アダムスカ」(ADAM)。
マカロニウエスタンをこよなく愛し、デモムービーの際には必ずと言ってもいい程銃をクルクル回すガンスピンを披露している。特にMGS3では顕著。クセのような物かもしれない。
作品中でも特に行動に謎の多い人物であるが、メタルギアソリッドシリーズを通しでプレイすると彼の行動の根源にあるものが理解出来るかもしれない。
ニコニコ動画でも広く知られた「いいセンスだ」と言う台詞の元ネタの人物でもある。
リボルバー・オセロット(MGS)
FOXHOUND部隊に所属する元KGBの射撃の名手、拷問のスペシャリストとして登場。「リボルバー・オセロット」のコードネームの通りシングルアクションアーミーを愛用する。シャドーモセス占拠事件の首謀者リキッド・スネークと旧ソ連軍のゴルルコビッチ大佐を引き合わせたのも彼である。
プレイヤーが初めて対峙するFOXHOUND隊員であり、跳弾を利用して物陰に弾を撃ち込むトリッキーな戦い方を駆使して主人公ソリッド・スネークの前に立ちはだかる(「いいセンスだ」のシリーズとしての初出はこの時)が、乱入してきたサイボーグ忍者によって右腕を切断される。
囚われの身になったスネークを拷問した際には強いロシア復権への思いを吐露するが、エンディング後のデブリーフィングにおいてオセロットの正体はアメリカ政府のスパイであり、合衆国大統領(ソリダス・スネーク)の指揮下で行動していたことが判明する。
リボルバー・オセロット(MGS2)
物語冒頭でメタルギアのデータ(前作でオセロットが回収した)を流出させ、世界中にメタルギアの亜種を拡散させた張本人であることが語られる。前作で失った右腕はリキッド・スネークの死体から移植している。元々は右利きであったが、左利きに矯正している。ただし、たまに銃のしまい方を左右間違える事がある。
タンカー編ではゴルルコビッチ大佐らとともにタンカーを襲撃するが、大佐を裏切り海兵隊司令官とともに殺害。このときオセロットは自分が「愛国者たち」のために動いており、ロシア復権には興味が無いことを言明している。タンカーを破壊したオセロットは新型メタルギアを奪取して一人脱出。スネークと対峙した際には一時右腕の邪鬼眼リキッドの意識が覚醒している。
プラント編では決起の首謀者ソリダス・スネークの側近として登場するが、この決起自体愛国者たちによる演習として計画されたものであり、オセロットの役目はそのデータの回収であった。
物語終盤、リキッドに意識を乗っ取られたかのようなオセロットはメタルギアRAYとともに海中に姿を消す。
バンドデシネ版では事件中にリキッドの幻影が現れ、彼によって徐々に肉体を乗っ取られ、オセロットがそれに葛藤するという描写が存在する。
また、リキッドと共に父・ザ・ソローも登場し、彼から非常に辛辣な評価を受けている。(こちらは亡霊とも取れる)
オセロットが腕の移植をした理由は「早撃ちの名声を失いたくなかった為」とリキッドに説明されている。
移植された腕にリキッドの意思が内在していた理由として「俺達の肉体は普通の人間とは違う」とビッグ・ボスのクローンであるが故の事だとリキッドが説明している。
オセロット(MGS3)
弱冠19歳にしてGRUの特殊部隊(スペツナズ)「山猫部隊」を率いる隊長「オセロット少佐」として登場。ソ連の軍人である彼がアメリカに生息するネコ科動物をコードネームに用いていることも伏線の一つである。
この頃からすでにマカロニウエスタンにハマっており、軍服にカウボーイブーツを履いている。また、西部劇風の革製ホルスターも着用している。軍規的にどうなのだろうか。
当初は自動拳銃(マカロフ)を使っていたが弾詰まりを起こした隙をつかれネイキッド・スネーク(後のビッグボス)に敗北。以後ネイキッドの助言を受け入れリボルバー拳銃に持ち替えたり、持ち替えた装飾ギラギラの拳銃を指摘されて地味なものに持ち替えたり、ネイキッドの所持していた食料を食べてみたりなど、ネイキッドにライバル心と心酔のない交ぜになった感情を抱いている。若干その気があるようにも見える。
「いいセンスだ」の作品世界の時間軸における初出はネイキッドがオセロットにかけた台詞である。その他、電撃による拷問、リボルバーの使用とリロードの緊張感を意識するシーンなど、MGSへと繋がる伏線が多く見られる。
物語終盤、ザ・ボスとの決着を果たし、脱出しようとするネイキッドの前に現れ、最後の勝負を挑む。この際「アダムスカ」という本名を名乗っている。
もはや恒例となったエンディングロール後の会話で、オセロットの正体はKGBがGRUに潜入させたスパイであり、さらにその正体がCIAからKGBに送り込まれたスパイ、つまり「三重スパイ」(トリプル・クロス)であることが判明する。恐ろしくややこしい立ち位置にあるオセロットだが、出生からして大戦中、特殊部隊の母ザ・ボスとコブラ部隊のザ・ソローの間に生まれた息子であることを考えると一つの成り行きとも言える。
ゲーム中、何度かオセロットを殺害する機会があるが殺すとタイムパラドックスとしてゲームオーバーになる。
リキッド・オセロット(MGS4)
世界中のPMC(民間軍事会社)を裏から操るマザーカンパニー「アウターヘブン」の代表者として登場。世界各地でオールド・スネークの前に立ちはだかる。
もはやその意識は完全にリキッドのものに見えるが、これはナノマシンとサイコセラピーを用いた人為的な洗脳(自己暗示)で、リキッドのドッペルゲンガーとなっていただけである。その真の目的は愛国者たちのAIを破壊し、精神を幽閉され仮死状態に置かれていたビッグボスを解放することにあった。その際に不安定だったリキッド・スネークの腕はサイバネティクスの義肢に交換して安定を取り戻している。
自身の私兵である強化兵士部隊(通称カエル兵)は全て女性。傘下のPMCを代表するBB部隊は全員美女である。
使用する武器は単発式カスタムメイドのハンドガンに変わっており、この事からも彼が自分を「リボルバー・オセロット」ではなく「リキッド・スネーク」であると洗脳している事が伺える。
また、CQCの腕はオールド・スネークを凌駕する程である。
物語終盤、停止したアウターヘイブン艦橋上で満身創痍のスネークに一対一の戦いを挑む。スネークとの決着を果たし、リキッドであることを止めた彼は「いいセンスだ」の一言を残し、スネークに看取られながらFOXDIEによって事切れた。
余談
- リキッドによる人格乗っ取りはMGS4終盤で自己暗示であった事が明かされる。が、MGS3で霊媒体質のザ・ソローの息子と設定されている事から、実は本当に憑依されていた(後付けで無かった事にされた)のではないか?とする声もある。バンドデシネ版のリキッドへの葛藤や、ザ・ソローの描写も、自己暗示であったとするとかなり不自然な描写である。
- モデルは西部劇で名を馳せたアメリカ俳優のリー・ヴァン・クリーフである。実際、シャープな顔立ち、鋭い眼差し、鷹のような鼻、整った口髭、凄腕のガンマンを彷彿とさせるヴァン・クリーフの姿は、オセロットとよく似ている。
関連動画
関連項目
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読み:リボルバーオセロット
初版作成日: 09/01/17 20:26 ◆ 最終更新日: 11/10/08 19:58
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