リングの塔とは、「漢祭り」。最強のレスラーになる為に通る地獄の試練の"神聖な"会場である。
…どうしよう。この塔、登んなきゃいけないの?
1階・概要の階
漢祭り… そう!漢祭りィィッッ!!!
今まで星の数ほどのレスラーが挑戦し、文字通り、星となって消えていった…
肉体を極限まで酷使した後、精神を極限まで試される!!
祭りを無事に生きのびた者こそ、このガマの後継者。
だが、負けた時の覚悟はできているな? 敗者にかける情けは無い!
負ければ恐ろしい洗礼を受け、選手生命どころか、
男の尊厳すら失うことになる。
その時はヨアヒム、おまえでも容赦はせんぞ!
2階・詳細の階
PS2のRPG純正統派超大作RPG『シャドウハーツII』に登場するエリアである。 本シリーズは物語終盤に各キャラの最強装備や最強技を会得するイベントが豊富であり、この塔もその一つである。
各階に待ち受ける強者を倒して塔を駆け上り、最上階に待ち受けるボスを目指す。これだけ聞けばそれほど珍しくないイベントのように思えるが、何を隠そうこの塔は漢祭りの舞台なのである。
そもそもサブイベントに関わらず気合の入り方が他のイベントを圧倒している。チャンピオンのグラン・ガマ(声:千葉繁)が怪しい踊りを踊ったかと思えば、公園に設置されていたリングの下から99段のリングがせり出し、100段重ねの塔を形成すると言う『キン肉マン』の「五重のリング」も真っ青の前代未聞の登場シーンを見せ付ける。
各階にはインド人を嘗めきったような姿の、頭にカレーライスを乗せてしかもまわし一丁と言う珈哩漢(かれーおとこ)達が待ち受けている。この色んな審査も物ともしない、純正統派超大作RPGとしてありえない軍団による様々なネタ、パロディを織り交ぜた前口上、そしてそのビジュアルと何度も戦わなければならないと言う、精神と肉体の洗礼をプレイヤーと主人公達は休む間も無く受け続ける、正に他に類を見ないトンデモダンジョンとなっている。前作のようなグロテスクなシーンが無い今作が15歳以上対象なのはこのイベントの所為では無いかと思える程。しかも負けると美味そうなカレーライスがゲームオーバー画面で出迎えてくれる。
十階登る毎にチェックポイントが存在し、地上に戻ってまた同じフロアから始める事が出来る。普通であれば戻って体力やアイテムを補給するが、本ダンジョンでは精神の補給の意味合いが強い。
一階ずつ登って最上階に辿り着くかと思いきや、27階から88階まではダイジェストですっ飛ばされるという、これまた斬新且つスピーディーな演出で楽しませてくれる。93階以降はこちらのメンバー全員が一人ずつ戦う事になるので、レギュラーメンバー以外もそれなりに鍛えていないと苦労する。
何より、最上階でのイベントはRPG史上に残る迷イベントであろう。クリア後に 貰えるアイテムもただのジョークに見えるが、実はチート級の強さを誇るアイテムである。本作のラスボスはとても悲しい事情を抱えた人物なのだが、こんな奴に瞬殺されるとしたら不憫でならない。
3階・攻略の階
リングの塔はネタイベントである、が、難易度はネタで済まされない。
10階、20階を突破するとセーブが可能になる、しかし、これがプレイヤーへの「まさか本当に100階まで戦闘するのか・・・?」という精神的な攻撃になる(敵が敵だけに視覚的にも追いつめられる)、実際は26階をクリアした時点で89階へとイベントは飛ぶのだが安心してはならない。
ヒーローに憧れるヨアヒムのイベントだけあって熱い展開が待っている、所謂「ここは俺に任せろ!」的な展開だ、89階から一人づつ仲間達が珈哩漢と1対1の勝負を請け負う(大体はイベントからの離脱を目的としたもので、ブランカはシャアネタと絡ませてその事を語っている)、厄介なのがその時の相手が皆、状態異常、リング異常攻撃を使って来る事、更に全員使うためスタメンで余裕勝ちできるレベルでないとベンチ入りしているキャラの戦闘が辛くなるのは目に見えている事だ、特にゼペット戦の猛毒、ブランカ戦のSPダウン、アナスタシア戦の即死等は対策を怠っているとカレーライスを眺める事になるのは必須だろう。
そして、最後に最大の罠がリングの塔クリア後に待っている、ヨアヒム以外をメンバーに入れられる戦闘にあなたはアナスタシアを入れていただろうか・・・?、人によっては言われるまでもないという事かもしれない、だがリングの塔(漢祭り)という熱いイベントの中で冷静な判断が出来るプレイヤーがどれだけいると言えるのだろう。
肉体と精神を極限にまで追い詰められる漢祭り、勝っても負けても失うモノは大きい・・・。
4~98階
ニコニコユーザーたちは、次々と現れるリングの塔の記事を読み進めた…
そして…
99階・参加者リストの階
「ね、ねぇ。なんか、ずいぶんなはしょられ方してない?」
- 1F 鶏珈哩漢・甘口(受け付け)
- 2F 鶏珈哩漢・中辛
- 3F 鶏珈哩漢・辛口
- 4F 鶏珈哩漢・甘口 鶏珈哩漢・中辛
- 5F 鶏珈哩漢・甘口 鶏珈哩漢・辛口
- 6F 鶏珈哩漢・中辛 鶏珈哩漢・辛口
- 7F 鶏珈哩漢・甘口×2 鶏珈哩漢・中辛
- 8F 鶏珈哩漢・甘口 鶏珈哩漢・中辛×2
- 9F 鶏珈哩漢・甘口 鶏珈哩漢・中辛 鶏珈哩漢・辛口
- 10F 鶏珈哩漢・激辛
- 11F 豚珈哩漢・甘口 豚珈哩漢・中辛
- 12F 豚珈哩漢・甘口 豚珈哩漢・辛口
- 13F 豚珈哩漢・中辛 豚珈哩漢・辛口
- 14F 豚珈哩漢・甘口×2 豚珈哩漢・辛口
- 15F 豚珈哩漢・甘口 豚珈哩漢・中辛 豚珈哩漢・辛口
- 16F 豚珈哩漢・甘口 豚珈哩漢・辛口×2
- 17F 豚珈哩漢・甘口
- 18F 豚珈哩漢・中辛
- 19F 豚珈哩漢・辛口
- 20F 豚珈哩漢・激辛 珈哩漢・魚介
- 21F 牛珈哩漢・甘口 牛珈哩漢・中辛 牛珈哩漢・辛口
- 22F 牛珈哩漢・中辛×2 牛珈哩漢・辛口
- 23F 牛珈哩漢・中辛 牛珈哩漢・辛口×2
- 24F 牛珈哩漢・甘口
- 25F 牛珈哩漢・中辛
- 26F 牛珈哩漢・辛口
- 89F 牛珈哩漢・甘口 牛珈哩漢・中辛
- 90F 牛珈哩漢・甘口 牛珈哩漢・辛口
- 91F 牛珈哩漢・中辛 牛珈哩漢・辛口
- 92F 牛珈哩漢・辛口 牛珈哩漢・激辛 珈哩漢・魚介
- 93F 珈哩の王子(「カレーの王子さま」ではない。たぶん)
- 94F 珈哩の乾さん(ドライカレー)
- 95F エセ珈哩の林さん(ハヤシライス)
- 96F 貧乏なカケ珈哩(具無しカレー。本名・よしお)
- 97F 珈哩仙人(カレーはイマジネーションの中に存在するので米と福神漬けだけ)
- 98F タマゴ珈哩
- 99F カツ珈哩(最強の珈哩漢)
- 100F グラン・はてな?(チャンピオン)
100階・最上階(提供:ARUZE CORP.)
よくぞ、たどり着いた。
この頂上こそ、真の決闘広場!
私の名は、グラン・はてな?。漢祭りのチヤァンピォンだ!
「グラン・はてにゃ?」
「ノイローゼだよ、あの人たち…ノイローゼ…ねぇ!?」
若き挑戦者よ、いざ、かかって参れ!!
その前に一つ聞いてもいいだらか?
「負けた時に受ける洗礼とは、一体どういうものだっち?」
ならば教えてやろう!漢祭りに敗れた者は、罰として
されるのだ!!
「はッ!?ま、まさか…!?ヤだ…そんなのヤだ…!どっちもヤだ…!絶対…!」
ステキ…これが愛の形なのね…
さあ!肉体の試練を乗り越えた次は、精神の試練だ!
二人の愛で、漢祭りの仕上げと行こうではないか!!ンフフフ…
いらない…こんな関連動画いらない…こんな…
ちなみに今回の漢祭りの新チャンピオンは14年後↓に師匠と同じようなとんでもない事をやらかしている。
おお!今日も良い関連項目だ!汗を流すぞーっ!
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