リ・テクノロジーとはスーパーロボット大戦Dに登場する用語である 本項目ではその技術を使った機動兵器(スーパーロボット大戦Dの主人公機)を解説する。
本記事にはネタバレを含みますので閲覧には注意
概要
南極で発見された遺跡『ファブラ・フォレース』から発掘された技術で通称「リ・テク」。古い技術でありまだ不可解な部分はあるが、それを現代の兵器に転用したものがスパロボDの主人公機である。
機体には同様に「リ・テク」を応用し開発した動力炉「レース・アルカーナ」が使用されており、詳しい原理は不明だが無限に近いエネルギーを得られるとのこと。
また第2次スーパーロボット大戦OGにも登場する。
エール・シュヴァリアー
- 全長:22.3m
- 重量:18.0t
- パイロット:ジョシュア・ラドクリフ
フランス語で「空の騎士」という意味を持つリアル系ユニット。当初は探査用の機体として開発されたが後に戦闘用として改修され戦線投入される。 剣と銃の機能を合わせ持つ”サイファーソード/サイファーガン”と背部に装備された”インパルスキャノン”を使った接近戦を主体とする。また両足に装備する”グラビティボード”を使ったホバー移動も可能。 必殺技はサイファーソードで敵を切り刻み至近距離からのサイファーガンでとどめを差すバーストレイヴ。 第2次OGでは新たに2本のサイファーソードを使った連続技を披露している。
ジェアン・シュヴァリアー
- 全長:110.3m
- 重量:190.2t
- パイロット:ジョシュア・ラドクリフ
フランス語で「巨大な騎士」という意味を持つリアル系ユニット後継機。その名に違わず「D」当時はスパロボ主人公機の中でも最大の全長を誇っていた(後に史上最強の家によって記録は破られる)。
エール・シュヴァリアーをコアとしてウェポンボックスハンガー”ジェアン・エール”に組み込んだ機体。 大出力のジェネレーターを搭載しているためレース・アルカーナの力を最大限に使用出来る。 右部に装備されたアームによりフレキシブルに稼働するネオビームブレードと、遠隔操作武器ブレードビットを使った格闘戦が主体。 必殺技は左腕に装備されたアンカーを回転させ敵に打ち込み、そのままネオビームブレードで突撃するクローアンカーバースト。
ブランシュネージュ
- 全長:21.5m
- 重量:19.0t
- パイロット:クリアーナ・リムスカヤ
フランス語で「白雪姫」という意味を持つリアル系ユニット。こちらも当初は探査用として開発されていた。 戦局に応じて外部武装ユニット「アルスノーヴァ」から射出される武器を腕部と換装することで、様々な局面に対応することが出来る。 また本機は完全に射撃戦特化の機体となっているため、格闘戦用の武装を持たない。 必殺技はアルスノーヴァと直接ドッキングすることで高出力のビーム砲を放つラインロックランチャー。
デア・ブランシュネージュ
- 全長:87.5m
- 重量:184.0t
- パイロット:クリアーナ・リムスカヤ
ラテン語とフランス語の組み合わせで「白き雪の女神」という意味を持つリアル系ユニット後継機。
ブランシュネージュをウェポンボックスハンガー”エクセルシオ・アルスノーヴァ”に組み込んだ機体。分離・換装は出来なくなったがそのままで各種武装を使用出来るようになった。 下部に装備された格闘武器ガーディアンブレードや射撃型遠隔操作武器アクティブビット、レーザー砲・ミサイルといった多彩な武器を装備する。 必殺技は機体サイドに装備された原子共鳴砲から膨大な中性子エネルギーを放射するニュートロンバスター。
ガナドゥール
- 全長:25.0m
- 重量:28.0t
- パイロット:ジョシュア・ラドクリフ
スペイン語で「勝利者」という意味を持つスーパー系ユニット。こちらは初めから戦闘用として開発された機体。 高出力のエネルギーで生成された非実体の武器、ジェノサイドクロー・ファルシオンセイバーを使用出来る。 基本的に接近戦主体の機体だが、両肩に装備されたビーム砲エッジブラスターや自立型兵器「フィガ」なども装備する。 必殺技は全身を炎で包み火の鳥となって敵に突撃するヒートダイヴ。アルトアイゼンのヒートホーンのように頭部の角で突き刺す効果もある。
ストレーガ
- 全長:24.0m
- 重量:30.0t
- パイロット:クリアーナ・リムスカヤ
イタリア語で「魔女」という意味を持つスーパー系ユニット。同様に完全な戦闘用の機体。 電気を利用した遠距離武器ライトニングショット・エレクトリックキューブが使える他、それを格闘に応用したスタンパンチ・サンダークラッシュ等、様々な距離での戦いに適している。 必殺技は敵の懐に飛び込み両手で電撃を浴びせた後上空に打ち上げ、とどめに敵の頭上から最大出力のサンダークラッシュを叩き込むライトニングヴァイス。
フォルテギガス
- 全長:51.0m
- 重量:58.0t
- パイロット:ジョシュア・ラドクリフ/クリアーナ・リムスカヤ
ラテン語で「強き巨人」を表す機体。ガナドゥールとストレーガが合体することで誕生する決戦兵器でありスーパー系ユニット後継機。 2基のレース・アルカーナを使用することで絶大な戦闘力を発揮し、理論上は無限のパワーを持つ機体。しかしそのパワーにフレームが耐え切れないため、未だに最大稼働には至ってない。 基本武装はガナドゥールの持つフィガを使用した非実体の武器。また胸部の装甲を展開して発射するビーム砲ギガブラスターを持つ。ジェネレーターのエネルギーを直接使用することから凄まじい熱量が発生する。そのため頭部の装甲を展開して排熱処理を行う。 必殺技はフィガを使い最大出力のストームブレードを形成し、上空から敵機めがけて叩きつけるライアットバスター。
小ネタ
エール・シュヴァリアーの必殺技バーストレイヴはプラットフォームがGBAでありながら非常によく動くためユーザーからも人気だった、人気だったのに・・・
そのジェアン・シュヴァリアーとデア・ブランシュネージュはその体型や全く動かないことからユーザーの間でマンボウのあだ名で呼ばれていた。(後にボイススパログ第2次OG編でスパロボスタッフまで知れ渡っていたことが判明)
その反動か、第2次OGではPS3のハード性能をフルに生かした戦闘アニメでこれでもかと暴れまわる2機を拝むことが出来る。チッ、呆れるほどに有効な戦術だぜ・・・
対するフォルテギガスの方は隠し機体での登場。Dでは若干潰れてしまっていたドットが見事なカッコイイスーパーロボットのグラフィックとなっている。残念ながらビームハンマーは廃止され、分離してガナドゥールとストレーガを単体運用することは出来ない。しかし、武装で分離してそれぞれに変形、2機で同時攻撃するアニメーションが追加されている。
最強技のライアットバスターに至っては、合体攻撃だったオルタネイトデュエルの動きを組み込みつつ、合体してトドメにライアットバスターで相手をぶった切るという、ファン感涙モノのとても派手な演出になっている。
関連動画
関連商品
関連項目
- 1
- 0pt