ルイジ・ノーノ(1924~1990)とは、クラシック音楽において現代音楽に属する作曲家である。
概要
ブルーノ・マデルナに学び、セリー音楽を推し進めた第2次世界大戦後の現代音楽の初期の旗頭となった一人である。ダルムシュタット夏期音楽現代講習会に初期は参加しており、エドガー・ヴァレーズやカールハインツ・シュトックハウゼンなどとの交流や後進育成などに努めたが、のちに決別し完全に独自の道を行くこととなった。
作風としては、初期の器楽曲中心のものから、声楽と電子音楽の混合の独自のものに到達する。特筆すべきはセリー音楽と反ファシズムを結び付けたことで、イタリア共産党員でもあった彼は積極的に左翼運動にも従事したのである。
関連動画
関連商品
関連項目
- 0
- 0pt