「ブタは死ね!!!」
ルカ・ブライトとは、幻想水滸伝Ⅱに登場するキャラクターである。
概要
ハイランド王国の皇子で、太陽暦477年生まれの27歳。
残虐非道な性格で「狂皇子」の異名を持つ。
かなりの戦闘狂で、皇子でありながら第一軍団長として度々前線に出ている。
指揮能力はかなり高く、知略にも長けているが、何より彼を彼たらしめているのはその圧倒的なまでの武力である。
ただ1人で敵軍の全部隊に痛手を負わせるなど、その力は最早人外レベルと言っていいほど。
それらのことからハルモニアの密偵ナッシュは彼のことを「天が味方すれば世界すら平定できる」と評していた。
とある理由から自分の父、及び敵であるジョウストン都市同盟に強い憎しみを持っており、それらを滅ぼすことが彼の目的。そのため本編開始直後に主人公が所属していた自軍の少年兵部隊を強襲。
主人公とその親友ジョウイ以外を皆殺しにした挙句、その罪を都市同盟に擦り付けて休戦条約を破る口実とした。
このことがきっかけとなり主人公達の運命は激変。
幻想水滸伝Ⅱという壮大な物語が始まっていくことになる。
ブタは死ね!!!
彼を語る上で欠かすことのできないもの。
それがこの台詞「ブタは死ね!!!」である。
これは彼がとある村を襲った時に命乞いをしてきた女性に対して使った言葉で、名言の1つとして語られる。
一体どのようにして使われたのか、その時のやりとりがこちら。
女性「お、お願い・・・やめて・・・・・」 ルカ「どいつも、こいつも命ごいばかりしやがる。貴様!そんなに死にたくないか?」 女性「は・・・はい・・・見逃してもらえるのでしたら、な・・・・なんでもいたします。」 ルカ「そうか・・・・・」 女性「え・・・・・・・」 女性「は!はい!!」 女性「ブーー・・・・ブー・・・・・・」 ルカ「ふ・・・・ふはははははは!!!!! ふははははははははは!!!!!!!」 ルカ「おもしろいな・・・・・」 女性「じゃ、じゃあ・・・・・・・・・」 ルカ「ブタは死ね!!!」 |
18対1
そんなルカ様と戦う機会は思ったよりも早く、物語中盤に訪れる。
そう、中盤なのである。元凶であるにもかかわらずラスボスではない。
その戦闘はある意味斬新で、こちらは彼1人に対し総勢18人(6人パーティ×3)で挑むことになる。
(※一応配下の兵士がいるため、厳密には1人ではない。尤も戦力的にはいてもさして変わらないが)
それでも彼を倒すのは並大抵のことではなく、人によってはラスボスよりも難しいと感じる程。
更にはたとえ戦闘で勝利してもそれで終わりではなく、その後すぐに主人公と一騎打ちが待ち構えている。
この時の彼は瀕死なので体力も残り僅かになっているのだが、それでも油断するとこちらが死ぬ。
戦闘終了から一騎打ちの間にセーブポイントはないので、もし負けると全てやり直しとなる。ナンテコッタイ/(^o^)\
で、無事に勝てば何とか彼を倒すことができるのだが、そこはルカ様、ただでは死なない。
彼が死に様に残した言葉は今なお上記の「豚は死ね」と並ぶ名言としてファンたちの間で語り草となっている。
聞け(主人公名)!!! きさまらは千人でおれを殺したが、おれは一人で、その何倍も、きさまらの同胞を殺した!!!! |
悪役としての評価
上記のことからルカは幻想水滸伝史上最高の悪役としての地位を確固たるものとしている。
人によっては全RPGの中でも最高クラスという声も。
ただその一方でその残虐さから純粋に彼のことを嫌っている人もいるので、その点はご注意を。
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関連項目
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