ルリム・シャイコース(Rlim Shaikorth)とは、クトゥルフ神話の神の名前である。
概要
ルリム・シャイコースはハイパーボリア大陸の時代に巨大な氷塊であるイイーキルス(Yikilt)に乗って旅する白蛆のような旧支配者である。イイーキルスはグリーンランドの北の海域やドリームランドを漂っていたといわれているが、主に崇拝者を探して航海をする移動要塞的浮島である。その氷塊の接近は気温の低下によって分かるといわれ、凍てつく冷気は気候すら変えてしまうだろう。
ルリム・シャイコースは中途半端に大きい白蛆のような姿をしており、頭から出ている尾はとぐろを巻いている。円盤状の頭部には口のような裂け目と眼窩がある。口の中は口腔があるばかりで、眼窩からは血のように赤い眼球のような小玉が絶え間なく零れ落ちているという。零れ落ちた小玉は床につみ重なり二本の赤い石筍ができていたという。
ルリム・シャイコースに囚われたものの体は白く変化し冷たく凍ったように変化する。暖かい気候の場所へ逃げようとすると死に至る体へと変貌してしまうだろう。そうして逃げることができなくなったものを魂ごと喰らい、取り込まれてしまうといわれている。
その理由としてはルリム・シャイコースが発する白い光による効果である。その光はすべてのものを凍らせる力があり、どんなに熱を加えたとしても溶かすことはできないだろう。
EFB……
ルリム・シャイコースにはある程度崇拝者がいるようだが、しばしばルリム・シャイコースに食べられる。
アフーム=ザーと何かしらの関わりがあるといわれているが何があるのだろうか。
ルリム・シャイコースは、『白蛆の襲来/The Coming of the White Worm』(クラーク・アシュトン・スミス著)に言及されている。
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