レイプ目(-め)とは、漫画やアニメなどの架空の人物の瞳が光沢(ハイライト)が消えて表情の無い状態となっていること。
概要
2ちゃんねる等の電子掲示板で「レイプ目」と言えばエロゲーなどの大人向けゲーム作品等で強姦を受けた女性やそれに近い衝撃を受けた時の目の光沢が失った状態の目のことを指す。正気がなくなった瞳。
性的暴力により蹂躙されたことの衝撃でもう抵抗もせずにされるがままとなっている場面や、性的暴力後に人形のように無反応となっている場面で、瞳から光沢が消えて表情のなくなった目を焦点も合わずにただ見開いているだけという表現が多く使われたためにこの呼称が広まった。
現在
現在では、エロゲー界隈だけで使われている言葉ではないので、漫画やアニメといった子供向けの作品でも衝撃を受けて目に光沢が無い状態もレイプ目と呼ばれる。
光沢が無いという表現自体は飽くまでも「眼の焦点が合っていない」ことの表現でしかないため、例えば川名みさき(ONE ~輝く季節へ~)のように盲目であるなどの設定上の理由で常に光沢が無かったり、緋村抜刀斎(るろうに剣心)のように覚醒や暴走した状態の表現として用いられる場合もあり、これらの場合本人はしっかり意志を持っているためレイプ目と呼ばれることは少ない。
なお、呼称に含まれる「レイプ」という表現自体に嫌悪を感じる人も多いので、時と場合により「うつろ目」「目が死んでる」「死んだ目」「目に光がない」などと言い換えて表現するのがマナーだろう。
状況や精神状態によらず常に単色で塗られた目のことは「ベタ目」とも呼ばれる。
汎用性
激怒や異常な状態を示すものとして用いられる場合も多々ある。簡易なものでは既存のイラストからハイライトを抜いただけでも割と何か危ない状態に見える。
絶望・恐怖、ドン引き・トラウマな事象、蔑視といったシチュエーションとも相性が良く、ジャンル・人物を問わず広く用いやすい表現方法でもある。ドSな方やリョナ好きな方などにもたまらないかもしれない。
現実では瞳のハイライトといった表現はないが、目がうつろだったり泳ぐ、見開いたりと感情が出やすい部分でもあるが、絶望等で目を見るまでもなく生気・覇気がない、妙に大人しいという場合もある。
ジト目
ジト目はじとっとした「目つき」を表わす表現だが、まぶたが下がっている関係で同じように光沢のない目で描かれることがある。ぼんやりした表情ではまぶたが下がり気味になって目の輝きが減るので、ジト目とうつろ目、レイプ目は外形的には近い。しかし、ジト目は醒めた意識による冷たい視線であり、意識の覚醒度が高い理知的な状態を示すため、内面的にはむしろ真逆と言える。
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関連項目
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