『レッツ炎上!アイドル・ハイ!!』はシンジPによるim@s架空戦記シリーズ作品。全8回。
『アイドルマスターミリオンライブ!』×『ネットハイ』二次創作作品である。2016年9月~12月まで連載。
……お願い続いて!
概要
原作ゲーム『ネットハイ』の世界観に『アイマス』世界を当てはめた架空戦記。主人公は望月杏奈。
それぞれにぶっ飛んだ設定ながらも世界観は共通していた過去シリーズとは違い、現時点では過去シリーズとの世界観を共有しているという情報は出てきておらず、杏奈をはじめとした登場人物も“そう”と説明されていなければアイドルでは無い。
これについては最終回にて、ある意味“ミリオンらしい”オチが付けられた。
また、原作ゲームにはアイマス声優。特に今シリーズにも登場してくるアイドルと中の人が同じキャラクターが登場してくるが、そうした要素は配役には活かされておらず、『ネットハイ』その物のプレイ画面やキャラクターも登場せずに、杏奈の対戦相手となるリア充達の設定も独自の物となっている。
この他、支援として『ミリオンライブ!』MADPVの雄として知られる黒崎PによるOPが投稿された。
物語
……近未来。 政府の掲げた「ネオ・コミュニケーション法」により、国民総てが強制的にリア充化の道を歩まされている時代。
対人コミュ能力に欠け、人気獲得に使えるツイイッター上でもアピールに乏しい杏奈の下に、リア充化サポートと称して自称超高性能アンドロイドのHMX-12ことミライが送り込まれてくる。
無理矢理に装着者をハイテンションにするP.A.S(Positive.Active.System)を装備させられた杏奈はミライに乗せられるままにENJバトルに参加……これに勝利する。
勝利後も杏奈の下に居座ったミライによりENJバトルの続行と強制リア充化の為の特訓を強いられる杏奈。
にぎやかになっていく日々に戸惑う中で、ミライの目的への疑問も生まれるが……?
主な用語
- ツイイッター
- 政府公認SNS。(腐った)小鳥がシンボル。 現実のアレがリア充基準の指針として取り入れられたもの。 フォロワー数により国民ランクが決定される。 ……ただし、その性質上“偽装”によりフォロワーを増やす事も可能で、これが物語の核心となっている。
- ENJバトル
- 『ニヨニヨ生放送』で行われる、ツイイッターアカウント同士の投票バトル。 著名人にフォロワーが集まりすぎないようにする為に考案されたフォロワー獲得手段で、アバターとボイスチャットによる直接対決により行われる。 基本的にはユーザー同士のアピール合戦となるが、ネットの性質上、失言や祭りを利用した『炎上』を引き起こす可能性が高く、ネト充がランクを上げるチャンスとなっている。 このため、本来はENJ(エンジョイ)バトルなのに、ENJ(エンジョウ)バトルと呼ばれてしまっている面も。
- 非リア充
- ほっといて!
- むりくぼ
- むーりぃー
- 伐倒
- 罵倒を超越(こ)えた罵倒。
- がんばえー
- がんばえー!!
- ロコダム
- 地球連邦製MS。『まつりの野望』を参照。
- ルウムではジオンの主力兵器として連邦に大打撃を与えたが、本来は連邦製。最も恐れられた赤くて角の付いたのは宇宙どんがらにより3倍のスピードで接近してきたとも言われるが、盗んだバイクで上手くなるような話である。
- 地上では可奈ロッグの猛威の前に主力兵器とはなり得なかったが、一部の物好きが使用し続け地味な戦果を挙げた。
主要登場人物
- 望月杏奈/ダサイマスク・杏奈/ダサン奈/ダサ奈/ダーちゃん/杏奈ちゃん/元祖ちゃん
- 本作の主人公。非リア街道をひた走る最底辺のGランクJC。
物語開始当初のフォロワー数は両親を含めても4人。『魔法少女りりかる☆モモコ』が大好き。
オタクとはいえ同好の士によるコミュニティを発生させることも可能な筈だし、何より美少女である杏奈が“なぜ最低ランクなのか?”……という疑問が呈されていたが、part3にてツイイッターを鍵アカにしていたことが判明。
全力で世間の流れに背いていたが、ミライの登場やENJバトルを通じて少しずつ社会復帰中の身である。
政府謹製チートアイテムP.A.S(パピ♥ヨン)を装着した姿からENJバトルではダサイマスク・杏奈と呼ばれる。
注意力に長け、僅かな言動の不一致から相手の嘘を見抜く能力がある。 最高潮にまでテンションが高まると“アイドル・ハイ”状態に至り、ノリノリで対戦相手を追い詰める等、ENJバトルでは無類の強さを発揮する。 - 特別篇(新章)では、杏奈の登場によりリア充ランキングに新たなる潮流が起きていたことが判明。
- 多数の“ダサイマスク”コピーが登場した末に“元祖ちゃん”呼ばわりされた。
- ミライ(春日未来)
-
最底辺のGランク女子である杏奈を救うべく送り込まれてきた、
アタシポンコツ超高性能アンドロイド。
型番はHMX-12(『To Heart』のマルチが元ネタ)。
杏奈をマスターと呼ぶが、言動には一切の遠慮がなく杏奈と視聴者の心をエグる。
杏奈をENJバトルに誘うのには何かしらの意図があるようだが……?
- まつり=姫(徳川まつり)
- 政府公認ENJバトルMC(まつり姫超かわいい♥)兼ジャッジなのですよ、はいほー!
- 正当なアピール合戦による勝利ではなく、揚げ足取りとイチャモンを武器とする杏奈のことは快く思っていないような様子もうかがえる。予想外の事態には弱く、対戦相手の本性を暴くとともにアバターまで変化させる杏奈のENJバトルではちょくちょく(素)が出ている。
- 果たして、その正体は……?
- P
- 杏奈の近所に住むお兄ちゃんで、現在は765プロでプロデューサーとして働いている。
- 杏奈をアイドルにしたいという希望を持っている他、ツイイッター上でも気になった娘には積極的に営業をかけている。
- 大体の娘が偽りの姿だけどな!
- HMX-13/シホ(北沢志保)
-
HMX-12ことミライの妹である
自称高性能アンドロイド。 - ENJバトルを勝ち抜き続ける杏奈とミライの下を訪れる。
- 何かしらの使命を「マスター」から受けているようだが……?
-
カラオケ屋店員の小学生メイドかどうかは不明。
登場人物……?
リア充ランカー
各ランク1位のいずれも劣らぬリア充達だが、ミライが言うには何かしらの“嘘”をついているらしく……。(※ネタバレ回避版です)
- Eランク 1位 セレブリア充 二階堂千鶴
-
あの、水瀬伊織とも肩を並べると喧伝するセレブ美女。
日々のセレブな話題、生活豆知識、真心込めたお悩み相談と応援ツイートにより人気を集める。
因みに、セレブツイートではあまり“わかるわ”されていない。
- Cランク 1位 ボーカリストリア充 ジュリア
- ツイイッターでは殆ど自分のことを発言しない異色のランカーで『ニヨニヨ』での“歌ってみた”のみで人気を集める。
-
扱い難いことで知られる貴音ミクを“ヒメ”と呼んで自身のオリジナルの“うた”を歌わせているが、そっちは全く人気が無い。
- Bランク 1位 カリスマギャルリア充 所恵美
- 優れた容姿と、1日1000にも及ぶ呟きと直接対決で見せる圧倒的な威圧感で攻め込んでくる解読不能の“恵美語”で炎上を勝ち抜き人気を集める。
- “女の子は~動くだけでしゃくたんゆりゆりって言われるぐらいが理想じゃん?はげどー?”
- Aランク 1位 怪奇現象リア充 松田亜利沙
- 全く普通のJKだが、街で見かけた可愛い女の子のありえない写りかたをした写真で人気を集める。
- 人気アニメ『りりかる☆モモコ』の登場人物大道寺アリサに似ているが……?
- Gランク ド底辺 スーパー非リア 如月千早
- 本編終了後の特別篇にて対戦した、最低辺つまりフラットライナーランカー。
- ダサイマスク後に出現したコピーの一人ながら、今や伝説となった杏奈をも越えるスーパー非リア……真の非リア達のカリスマ(?)として君臨。
- 自らを板めつけていくかの様な自虐と、リア充への容赦ない攻撃により溜飲を下げる非リア共の支持を集めるが、鍵アカの為にフォロワーは無し。
- 新Aランク 1位 子豚ちゃん達の聖母 天空橋朋花
- 杏奈との戦いにより姿を消した「KING」が退いた後のリア充ランキングの頂点に登り詰めた少女。
- 迷える民を「子豚ちゃん」と呼び、正しい道に導くべく邁進している。ブヒィ‼
- 今や一大勢力となった非リアの暴走を懸念し、如月千早の打倒を元祖ダサイマスク・杏奈に依頼する。
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関連項目
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