「一応空母ですけど…変な期待をしないでよね!あなたのためにヘンなことなんてしないんだから!」
レンジャーとは、STGアプリゲーム『アズールレーン』に登場する、第二次世界大戦時のアメリカ海軍所属の正規空母CV-4〈USS Ranger〉をモチーフとしたぽんこつお色気系先生KAN-SENである。
概要…別に大したことじゃないと、忘れてもいいことでもないのですよ
KAN-SEN名 | |
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レンジャー USS Ranger,CV-4 |
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基本情報 | |
所属 | ユニオン |
艦種 | 軽空母 |
レアリティ | N→R |
CV | 浅川悠 |
イラスト | Enka |
艦歴 | |
国籍 | アメリカ |
出身地 | バージニア州 ニューポート・ニューズ市 |
造船所 | ニューポート・ニューズ造船所 |
艦級 | 同型艦なし |
進水日 | 1933年2月25日 |
就役 | 1934年-1946年(アメリカ軍) |
最期 | 1947年1月31日(解体) |
備考 | |
ユニオン所属の軽空母……なのだが、事実上は超攻撃型空母とも呼べる存在。レアリティが最低のNなのにも関わらず、本気で育て上げると文字通り戦域がふっとぶレベルに達する。詳細は性能の項にて。
元ネタがアメリカ初の「最初から空母として建造された艦船」であることから、ユニオン陣営の先生キャラという位置付けになっている。同輩のラングレーがちびっ子眼鏡先生キャラであるため、その対比としてレンジャー先生はオトナの魅力たっぷりの巨乳先生である……と思いきや。作戦以外に教えられることは、と聞かれてとんでもないことを口走りかけたり、重桜について聞かれるとあからさまに誤魔化したり[1]と、先生としてはわりとぽんこつだったりする。さらにネプテューヌコラボイベントでは、趣味が少女漫画であることが暴露されてしまった。
そして、2018年のバレンタインイベント。彼女を秘書艦に据えていた指揮官諸君は驚愕されたことであろう。送られてきたチョコにはなぜかメモが挟まっていて(故意か事故かは不明)、そこにはレンジャー先生と指揮官くん(生徒)の道ならぬ恋の妄想が綴られていたのである…!!ドン引きするかむしろウェルカムかは、指揮官諸君の思いに委ねることにしよう。
さて、年は変わって2019年のバレンタイン。今度はちょっとはまともにチョコを渡してくれるのかと思っていたら、指揮官の部屋の外で思いっきりあらぬ妄想を爆発させて悶える様が描かれた。聞かなかった事にするか、そのまま彼女を招き入れるかは指揮官次第だ。
容姿は、赤毛のロングヘアをカチューシャでまとめ、タンクトップのうえにジャケットを羽織り、クロスボウ型になっている飛行甲板を構えているのだが、豊満な胸がその飛行甲板に完全に乗っかる形になっている。いや違いますよ先生、ボクが見てるのはその艦橋です。ちなみに下半身もミニスカートにニーソックスであり、絶対領域がまぶしい。ちなみにスカートにはRNGと書かれている。
改造も実装されており、近代化改修すると容姿も変わる。新任先生がベテラン先生になった感であるが、甲板に乗ったおっぱいは健在。すごくえろい。でも中身はへっぽこのままである。
余談だが、髪の色や容姿から某巨乳なお姉さんボーカロイドとの共通点が取り沙汰されたが、2018年1月19日のアップデートで、なんとその中の人がそのままレンジャーの中の人として実装された。
レンジャー、ストライク!
性能は前述の通り、軽空母の皮を被った超重爆撃型空母。装備欄が「攻撃機-爆撃機-爆撃機」と攻撃に全振りである上に、爆撃機数×2により並の空母が裸足で逃げ出すレベルの火薬量を有している。更には改造により火力をさらに伸ばすことが出来るという爆撃の鬼。軽空母の定義こわれる。
加えてスキルも火力特化であり、最初から持っているスキル「スクランブル」は攻撃時に一定確率で発動し、すぐさま反復攻撃出来るというもの。つまり発動すると航空攻撃が2倍襲ってくることになるが、問題はスキルによって発動した航空攻撃にもスキル発動の判定があるという点。要は航空攻撃→スキル発動で航空攻撃→スキル発動で航空攻撃→……と連鎖する可能性があるのだ。一部では4回連続で発動したという報告も上がっている。さらに改造によって得られる追加スキル「強襲空母」は航空攻撃のダメージを2倍にするというもの。要はスキルのどちらが発動しても相手のダメージは2倍。同時発動すれば4倍で文字通り相手が吹っ飛ぶ。ちなみにスキルの発生確率は以下の通り。
とはいえ、こういった火力全振りキャラクターの宿命として、防御は紙である。戦闘機も対空機銃もないので相手の航空攻撃は防ぐ術がないし、軽空母の耐久では自爆ボートでも致命傷になり得る。運用するときはこれらの対抗策を考えるべし(同僚のラングレー先生を配置するとか旗艦にしてハムマンにハムマンしてもらうとか)。
任務をちゃんとこなしますように。でないとあとで史実の補習しますよ!
「初めての空母」CV-1〈ラングレー〉、「改装大型空母」CV-2〈レキシントン〉、CV-3〈サラトガ〉で経験値を溜めたアメリカ海軍は、いよいよ次の段階「最初から空母として設計・建造を行う」に踏み出した。とはいえ、いきなり巨大なものを作るのは難易度が高すぎるので、まずは〈ラングレー〉と同じくらいの大きさの習作を建造することにした。
とはいえ、まだまだ時代は空母の黎明期であり、設計時点でも建造してからも試行錯誤が続いている時期だった。当初は平甲板(甲板の上に大きな建造物は作らない方法。日本の〈龍驤〉が有名か)で建造していたのだが、レキシントン級で「いや、甲板に艦橋作っても別に邪魔にならないし見通しいいから逆にええぞ」となったため、急遽艦橋を甲板上に作る方法に変えることにしたが、もう艦体が出来上がってしまった後だったため、結局出来た艦橋は右舷側にはみ出したりしている。
ともあれ、こうして新型空母CV-4〈USSレンジャー〉は1934年6月4日に竣工した。艦名はアメリカ独立戦争の頃から伝統的に使われている名前で、空母のレンジャーは7代目レンジャーになる。ちなみに日本で同じように設計変更の嵐に見舞われた空母〈龍驤〉の竣工からは1年後である。それらの経験を生かして日米でそれぞれ中型空母である〈蒼龍〉〈飛龍〉やヨークタウン級が誕生するのは、もう少し後のことになる。
その後、〈レンジャー〉は1939年まで主に太平洋側で活動し、空母の艦体行動について貴重なデータを積み上げることに貢献した後、ヨーロッパで第二次世界大戦が勃発すると大西洋側に戻ってアメリカ東海岸からヨーロッパにかけての制海権を維持する任務に就いた。日本との戦争が勃発し、太平洋側が大騒ぎとなった後も〈レンジャー〉は大西洋で任務を遂行し続け、1943年一杯まで働き続けた。
1944年1月3日付けで、〈レンジャー〉は新たに練習用空母となったが、その後も航空機の輸送任務を行ったりと働き、それから太平洋側に出ると、夜間戦闘の訓練を行う任務に就いた。基本的に訓練はカリフォルニア沿岸で行われ、ついに日本軍と直接戦うこともなく、終戦を迎えた。開戦前から就役し、終戦を迎えた3隻の空母のうちの1隻である(残りの2隻は〈サラトガ〉と〈エンタープライズ〉)。
戦後、1946年10月18日に退役し、同年10月29日付けで除籍。1947年1月28日にスクラップとして民間業者に売却された。
なお、伝統ある「レンジャー」の名は1957年に竣工したフォレスタル級の空母CV-61〈USSレンジャー〉に受け継がれた。この8代目レンジャーは、現代空母では基本仕様ともいえるアングルドデッキを初めて採用した空母として知られ、ちょっと変わったところでは、映画「トップガン」の撮影に使われていたりする。こちらは湾岸戦争で最後の花道を飾って1993年に退役した。
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