レーザーとは、
- Laser - Light Amplification by Stimulated Emission of Radiationの略称。本項で記述する。
- レーザー級 - ヨットのセーリング競技での階級の1つ。
- クライスラー(プリムス)・レーザー - クライスラー社の乗用車。
- フォード・レーザー - フォード社の乗用車。
- LASRE - トヨタのエンジンの愛称。Light-weight Advanced Super Response Engine。
概要
レーザー(Laser、Light Amplification by Stimulated Emission of Radiation、放射の誘導放出による光の増幅)とは、指向性、収束性の高いコヒーレントな電磁波(可視光とは限らない)を発生させる装置・又はその光そのものである。
コヒーレントの意味はwikipedia「コヒーレンス
」を参照
よくビームと混同される(どう違うかはビームの記事参照)。
通常、太陽等の恒星や炎、あるいは蛍光灯等から発生する光には波長も振幅も位相も異なる電磁波が混在している。
それに対してレーザー光は位相も波長も揃った指向性のある単色光である。
利用
レーザー光は指向性・収束性・単色性等自然光にはない特徴を備えているため、工学や医学の分野で基礎から応用まで広く用いられている。
しかし光エネルギーが狭い領域に高密度に収束するその性質故、使い方を誤ると失明等の事故につながる恐れがある。
レーザーの安全基準については国際機関により定められており、出力や波長に応じてクラス1~4に分けられる。クラス1程度の低出力のものであれば人 体に害は無いが、出力が増大するにつれて危険度も高まる。ちなみに人体にとって危険といわれるのはクラス3以上。クラス4に至っては物に当たると発火する恐れがある。
軍事
ミサイルなどのレーザー誘導、銃の照準器(レーザーポインタ)などは軍事分野でレーザーを実用化した例である。
レーザーによる高エネルギーそのもので対象に損害を与えるレーザー兵器は、SFの世界ではビーム兵器と並んでメジャーな存在である。
現在のところ実用化の気配のないビーム兵器と対照的に、レーザーはすでに兵器として実用化されている。
現実に兵器として開発されている例
ABL(Airbone Laser、空中発射レーザー)システム兵器として開発されている軍用機。
「ボーイング 747-400F」貨物機に、「COIL」と呼ばれる出力MW級(メガワットクラス)の酸素-ヨウ素化学レーザー兵器を搭載する。実際は、距離測定及び3次元での位置確認用、目標追跡用、大気乱流計測用(大気乱流によってレーザーが捻じ曲げられるため補正を行なう)等の複数基のレーザーで目標を捕らえ、最終的にCOILで目標を照射・破壊する。
アメリカとイスラエルが開発している地対空レーザー兵器。波長3.8μmの中赤外線フッ化重水素化学レーザーを目標へ照射し破壊する。
これらはすでにミサイルや砲弾等の迎撃実験に成功しており、不可視光域の赤外線レーザーによってミサイルの燃料タンクを加熱し燃料を爆発させて破壊する。
現実のレーザー兵器は目標の一点に1秒ないし数秒間レーザーを照射し続けねばならない。そのためSFアニメのような可視光線レーザーで装甲を焼き切ったり、目標を一瞬にして熱で溶かしたりすることは現実にはない。
関連項目
- ビーム
- イットリウム(アルミニウムと共にYAGレーザーに用いられる)
- ネオジム(YAGと並ぶ代表的な固体レーザーであるガラスレーザーに用いられる)
- チタン(超短パルスレーザーであるチタンサファイアレーザーに用いられる)
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読み:レーザー
初版作成日: 09/01/05 12:10 ◆ 最終更新日: 12/01/31 20:52
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