ロックブーケとは、ゲーム『ロマンシング サ・ガ2』に登場する敵勢力『七英雄』の一人で、紅一点。
プロフィール
「LORD of VERMILION」より抜粋。
経歴
兄・ノエルの反対を押し切りモンスターと戦っていたら、いつの間にか七英雄と呼ばれていた。他の七英雄と同じく古代人に追放され、異次元を数千年さ迷った末に元の世界へ出現。主犯格の片割れの身内という事もあり、もっぱら古代人への復讐の為に動いている。
彼女はエイルネップの村の男を魅了し、女王として君臨。サラマット地方の各遺跡を調査し、古代人の情報を探していた。そこに訪れた皇帝が男性の場合、それすらも魅了し、手玉にとった。
最後は他の6人と協力し、最終皇帝に戦いを挑む。他の七英雄に先んじて出現し奮戦したが、敗北した。
因みにロックブーケが倒された場合、ノエルは激昂するのだが、逆にノエルが倒された場合、ロックブーケはそこまでじゃない。ノエルのシスコン程、彼女はブラコンじゃないっぽい。
そもそも上記プロフィールによるとワグナスにべた惚れだったらしい。ロマサガRSでもノエルに加えてワグナスの囚われた塔を見つける条件で仲間入りしたくらいだし。
ゲーム中でも、ラストダンジョンでワグナスの名前を(様付けで)出している事から、後付けじゃないのかも知れない。七英雄内におけるノエルの苦悩、推して知るべし。
評価
男を手玉に取る事に長けた魔性の女だが、かの『スクウェア三大悪女』に含められる事はまずない。
何故かロリ化・萌えキャラ化する事が多い。
言うまでも無いが、作中での淑やかな話しぶりは全て演技で、本来の彼女は
という台詞を吐くような、男を屁とも思っていないクソ女である。
「LORD of VERMILION」によると、兄やワグナスすら手を焼いている。
「ひどい、ひどいわ・・・・」
容姿
古代人時代
小林智美画伯の画集『時織人』によると、茶髪にポニーテール。謎の巨大ティアラを着け、とてもケバい化粧をしている。少女の様なモンスター形態と比べると、昔の方が洗練された格好をしているような気もしないでもない。そのせいもあってか、ロマサガRSではかなりマシなイラストが新調された。
体格はノエルよりも頭2つ分小さく、剣は小振りのものを所持している。
(劇中における)第一形態
ノエルと同様、完全な人型を保っている。
水色の髪に赤いリボン、茶色のワンピースの様な服の下に、短いスパッツの様なものを履いている。
永遠の17歳。パッと見はただの村娘で、数千年のうちに若返っているような気がしないでもない。
周囲に悪霊を従えている事から、死霊系をメインに同化していた事が分かる。
『LORD of VERMILION』ではこの形態。
(劇中における)第二形態
未だ人型を保っているが、髪が重力に逆らって立ち上がり、周囲の悪霊は消え去り、肩から黒い羽の様なものが生えている。
ブーツやスパッツの色が黒に変化したので、下着も色が変わっているかもしれない。
服の裾が伸びて黒くなり、ローブのようになっている。
ラストバトル時
最初に登場。
本体も水色の髪になってはいるが、完全な人型を保っている。
テンプテーション
ロックブーケの得意技。男性キャラクターを混乱状態に陥れる効果があり、これでエイルネップの村を支配していた。ラストバトルではソウルスティール等と供に見切り必須。ロマサガRSでは見切りそのものが無いので、女性パーティを組むことが必須となる。
モンスターを吸収して得た技なのか元から持っていた能力かは不明だが、ノエルのシスコンっぷりを考えると、素質はあったように思える。
ちなみにロマサガRSでは、魅了効果の付く陰術のゴーストライトをSスタイルが習得する。原作ほどではないが、男性相手ならほぼ無力化できるので覚えておきたい。
名前の由来
池袋→イケブクロ→(逆さまにして)→ロクブケイ→ロックブーケ
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関連項目
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