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ロバート・デ・ニーロ(Robert Mario De Niro,Jr.)とは、アメリカの俳優である。1943年ニューヨーク出身。ときに周り喰ってしまうほどのを圧倒的な演技力と過剰ともいえる役作りで未だに人気が高く、リスペクトを公言する俳優も多い。『ゴッドファーザーPART Ⅱ』『レイジング・ブル』『グッドフェローズ』『ヒート』などで有名。イタリア系。グルメで有名で、日本酒を愛飲している。
概要
幼いころから演技に憧れ、数々の名優を輩出したアクターズ・スタジオに入門し演技を勉強する。その後『ゴッドファーザー』のオーディションを受けるも、落選する。しかし監督のコッポラは当時のデ・ニーロの演技を心に留めており、マーティン・スコセッシ監督の『ミーン・ストリート』での演技を見て、続く『ゴッドファーザーPART Ⅱ』で若きドン・ヴィト・コルレオーネでデ・ニーロを起用。この作品でデ・ニーロはアカデミー賞を受賞し、人気俳優となる。
その後、『タクシードライバー』『ディア・ハンター』『レイジング・ブル』など名作に多数出演。『レイジング・ブル』では再度アカデミー賞を受賞している。
1980年代中期からはコメディ映画にも出演しており、幅広い演技力を披露している。
1988年には自身プロダクション「トライベッカ(トライベッカフィルムセンター)」を設立するなどプロデュース業にも盛んであり、アメリカ同時多発テロの復興のために映画祭「トライベッカ・フィルム・フェスティバル」を2002年から主催している。
日本においての活動も多少あり、東京港区虎ノ門にはデ・ニーロが共同出資し、共同経営者となっているレストラン「NOBU TOKYO in 虎ノ門」がある。2009年5月からは「スバル・レガシィ」のCMに出演している。
デ・ニーロ・アプローチ
俳優が与えられた役柄を演じるために体重の増減をするというのはよくある話だが、デ・ニーロは徹底してその人物や見た目、性格などをリサーチし、自分自身の見た目などを変えるなどしてその人物そのものに成りきろうと努める。このデ・ニーロの完璧な役作りと同年代のみならず、後世の俳優にも影響を与えた。このような完璧な演技への取り組みを総称して「デ・ニーロ・アプローチ」という映画用語も出来ている。
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関連項目
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