ロマンシング サガ リ・ユニバース単語

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『ロマンシング サガ リ・ユニバース』とは、株式会社スクウェア・エニックスによるスマートフォン向けRPGである。開発は株式会社アカツキと共同で行っている。

概要

2018年9月20日の東京ゲームショウに合わせ開発中だという事が発表され、2018年12月6日よりiOS、Androidにて配信開始。公式略称はロマサガRS。

「サガシリーズ」から続く23年振りとなる「ロマサガシリーズ」の最新作で、舞台となるのは1995年発売『ロマンシング サ・ガ3』から300年後。それに合わせ、ロマサガ3のHDリマスター版が2019年初頭発売予定と発表されていたが、アプリ配信後の公式ニコ生で発売延期が発表された。

サガシリーズ全体ではソーシャルゲームの｢エンペラーズサガ｣とPCブラウザゲームの｢インペリアルサガ｣があったが、ロマサガシリーズとしては初の基本プレイ無料のアイテム課金型スマホ向けゲームアプリ。

ギルド機能（実装予定はあるようだが2019年3月時点では未実装）やフレンド機能が無いため、今のところ基本ソロプレイゲームとなっている。制圧戦のようなマルチプレー系が1周年から追加されたので、こちらは焦らず実装を待とう。

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https://twitter.com/romasaga_rs/status/1042594195347787776

一見ロマサガ3の続編だと思うかもしれないが、本作にはサガシリーズの歴代キャラクター達が登場し、シリーズの枠を超えたオリジナルストーリーが展開される。これに加え、閃きと陣形や連携などサガシリーズお馴染みのバトルシステムが組みこまれている。

システムについて

シナリオ

本作のシナリオは主人公のポルカ達を中心としたメイン、2週間前後で入れ替わるイベント(一部は常設)の2種類が存在する。スタンダードなスマホRPGの形式を採用しており、ストーリーとバトルのクエストをこなしながら進行していく一本道形式。

メインは複数章構成で、6章以降は順次追加配信されている。イベントではアイテムと交換できる専用の道具がドロップする。

パーティ編成、バトル

ロマサガ3同様に5人編成のパーティを構成してバトルに臨む。キャラクターにはそれぞれ”スタイル”が設定されており、A、S、SSと3段階のレアリティがある。高レアリティほど高性能でスタイル経験値が多く必要となるが、能力値の上がりやすさ次第ではSSよりもSのスタイルが使いやすい、というケースもある。いずれもロマサガ3準拠のドットグラフィックが用意されており、その完成度には目を見張るものがある。

使用武器、術属性は各キャラ毎に固定されており、それぞれ3つの技および術を習得する。複数のスタイルを持つ者は技や術を継承することが可能で、最大4つ使用可能となる。育て直しや所持金･アイテム消費のようなデメリットは特に無し。
ブラックとハーマンなど一部キャラは別名のスタイルの技も継承可能。原作のシナリオやキャラ設定を知らないと気付かない場合もあるので、編成の際はとりあえず確認しておこう。

スタイルは各種ガチャやイベント・ミッション報酬等で入手可能。常設のプラチナガチャは毎日1回無料で引くことができ、デイリーミッションの課題の1つになっている。

バトルはこれまでのサガシリーズと共通のシステムを採用。閃きや連携、陣形とお馴染みの要素が継続されている。

クエストにはNormal、Hard、Very Hard、一部イベントで実装されるUltra Hardと4段階の難易度があり、上位になるほど敵モンスターの能力が強化される。戦闘回数でモンスターが強化されることはなく、消費スタミナの多さ=モンスターの強さと言ってもいい。育成の際はパーティの戦闘力と消費スタミナの数値にあったクエストを選ぶと良いだろう。ボス討伐イベントではより強化されたチャレンジ、Romancingといった上位難易度でも楽しめる。

敵モンスターの構成はクエスト毎に固定されており、基本的に3ラウンド編成。1Rのみの討伐クエストや10R連続のツヴァイクバトルフェスなど例外もある。バトル時にLPが0になるとそのキャラは戦闘から離脱するが、終了後は全回復する。全滅及びリタイア時は消費スタミナが少なく抑えられる。

3か月に一度のペースで行われる制圧戦では、自身を含む複数のプレイヤーと協力してマップを制圧していく。獲得ジュエルの多い制圧戦が行われる月のガチャはどれもプラチナ以上の高性能なSSスタイルを引くことができるので、無償、有償のジュエルをよく吟味して引こう。

更なる敵に立ち向かうために

ここからは余談となるが、閃きと言っても技派生はなくスタイルによる固有の3つのみ、技継承により最大の技術は4つまで、とスマホゲー故の仕様が垣間見える他、このゲームは果て無き周回ゲーであるため、サブゲーには全く向いていない。

サガシリーズにはありがちな無対策だと死ぬ仕様も勿論健在で、例えば物理攻撃主体の敵には腕力低下の技術を連打することで壊滅を防ぐ、スタンや麻痺で拘束しそもそも行動させない、高HP敵には割合ダメージの毒を当てると効果的等、デバフや状態異常を駆使して戦うことが必要となる。

尤もボス敵には拘束系異常が無効なことが多く、そもそも高威力の各種攻撃を捌くのが難しく(物理ならパリイで弾けるが)、パーティの立て直しもしづらいため、対策してもなお高難度は運ゲーであり、そもそもまともな耐性装備と見切りも無いので、的確なデバフを使うくらいしか対策がないのが現状である。

しかしながら、SNSでの情報共有により強敵に対する攻略法や動画配信などが日々行われており、それらを参考にしつつ突破の糸口を掴むことは十分可能。強力なSSスタイルを育成してぶつけるのも良いし、お気に入りのスタイルを極めて勝利を収めることも出来る。そんなバトルに関する自由度も本作の魅力とも言えよう。ロマサガ3本編ではパーティーに加えられなかった教授、ボルカノ、バーニィ、キドラントの村長といった新規キャラも多数用意されているので、自分ならではのパーティで強敵に挑むべし。

戦って、全滅！戦って、全滅！戦って、勝利！難しいから面白い！(ナレーション:杉田智和)

関連動画

関連項目

• ゲームのタイトル一覧
• サガシリーズ
• サガシリーズの関連項目一覧
• ロマンシング サ・ガ3
• スクウェア・エニックス
• スマホゲーム
• 伊藤賢治（作曲家）
• ロマンシング詐欺

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