ローグハーツダンジョン(Rogue Hearts Dungeon)とは、2007年にコンパイルハートから発売されたプレイステーション2のローグライクゲームである。
概要
1984年に世界初のダンジョンRPGとしてアメリカに登場し、現在のRPGの原型となった『rogue』を基として制作された本作。プレイヤーは、未知のモンスターがあふれる運命のダンジョンを探索する。
ダンジョンは入る度に変化していき、効果の隠されたアイテム、倒したモンスターや集めた武器の数により追加される隠し要素など、プレイした内容次第でゲーム内容も変化する。
さらにオマケとして、初代『rogue』風のモードも搭載しているが、プレイするにはある条件を満たし、トレジャーボックスを出現させて中身を出す必要がある。
ダンジョンクリア条件は最深部にある目的のアイテムを入手し、上がり階段で1階まで上がり、脱出すること。
最深部は各ダンジョンごとに決められている(試練の洞窟が9F、契約の洞窟が15F、運命の洞窟が26F)。
ダンジョンはクリア後を含めて4つまであり、3つめのダンジョンをクリアするとエンディングを迎えるが、その後、「魔界の洞窟」という隠しダンジョンに進入できるようになる。
なお「魔界の洞窟」をクリアしても真のエンディングに到達するということはなく、キャンプ画面に戻される。
プラットフォームがプレイステーション2のためかこれまでの操作方法に加え、L2ボタンで照明のON/OFFができたり、R2ボタンを押しながら方向キーを入力するとアイテムを拾わずに上に乗ることができたりなどの追加した点がある。
またトレジャーボックスで購入したアイテムの効果は永続され、ダンジョン進入時にそのアイテムを所持した状態でゲームスタートされる。
データセーブはダンジョンクリア時やゲームオーバー時に任意に可能。
不評な点
本作には「中断セーブができない」、「99階の隠しダンジョン」、「なかなか攻撃が当たらない」、「金(G)の使い道がない」、「ダンジョンの数が少ない」、「ボスモンスターが存在しない」、「ラスボスが存在しない」、「オートセーブ非対応」、「ストーリーが短い」、「登場人物が少ない」など不評な点も多くあり、難易度も高めであった。
また、本作では主人公に男女選択が可能になっているが、ストーリーの変化がないらしい。
登場人物
主人公
国王
クラナール
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関連項目
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