ローグライクゲーム(英:roguelike game)とは、「ローグ」に類似した性質を持つコンピュータRPGの総称である。
概要
コンピューターRPGの分野の一種。ローグライクの「ライク」とは、「~のような」「類似する」などの意味があり、直訳すると「ローグのようなゲーム」「ローグ系ゲーム」のような意味になる。
ローグ
ローグ(rogue)とは1981年、コンピューターRPG黎明期に公表されたダンジョン探索型コンピュータRPGである。
コンピューターRPGの元祖の一つでありながら完成度が異常に高く、寝食問わず熱中したプレイヤーが後を立たなかった。
ローグは以下の特徴を持つ。
- プレイヤーが主人公を動かしてダンジョンを進む
- 敵を倒すと経験値が貰えレベルが上がる
- 武器を装備すると攻撃力が上がる
- 防具を装備すると防御力が上がる
- ダンジョンは遊ぶたびに形が変化するランダム生成ダンジョン。
- 武器やアイテム、階段などの場所はランダムで決められる
- 武器やアイテムは一度使ってみるまで効果が分からない
- 階段や出口を目指して進む
- 敵は先に進めば進むほど強くなる
- ターン制の戦闘(プレイヤーが行動しない限り敵も動かない)
- コンティニューなし(セーブはあくまで一時中断の手段であり、死亡した時に直前のセーブから再開出来ない)
- 死んでしまうと武器やアイテム、レベルは無くなる
- 空腹度の存在(定期的に食糧を食べないと餓死してしまう)
- 遠くの敵には弓矢や杖、巻物などで攻撃する
- 敵にはそれぞれ特徴が存在する(プレイヤーを凍らせてくる、火を吐いて来る、物を盗むetc)
- プレイヤーが進むまでマップの全体像は表示されない。(進んだ場所だけがマップで表示される。基本的に、トラップも踏むまで表示されない)
上記のゲームシステムは、当時のゲームではまだ珍しく、「ローグ」はローグライクゲームの原点でもあり頂点とも言える。遊ぶたびに内容が変化するので中毒性が高い。
ローグライクゲームの種類
ローグその物を再現・移植したゲームは「ローグクローン」とも呼ばれ、これはオリジナルのローグはソースプログラムが失われてしまったので、オリジナルのローグを模して新規に作られたプログラムをベースとして広まったためである。
ローグライクゲームをさらに改変・改良した派生作品(ヴァリアント)が多数発表されてお り、人気作品は現在も改変・改良が続けられている。(日本で有名なヴァリアントといえば、Angbandのヴァリアントである変愚蛮怒があげられる だろう)
また日本では「不思議のダンジョン」というローグライクゲームを遊びやすくしたヴァリアントが人気である。
不思議のダンジョン
ローグライクゲームは日本でも1980年代から存在したが一般的なゲームとは言えなかった。
しかし、1993年に発売した「トルネコの大冒険 不思議のダンジョン」で大きく変化する。
トルネコの大冒険は、日本で馴染みの薄かったローグライクゲームを普及させる目的で作られたゲームである。以前から大人気であったドラゴンクエストの世界観を使って内容も徹底的に遊びやすく設計された。
「1000回遊べるRPG」というキャッチコピー(宣伝文)が付けられ話題となった。
その甲斐あって、トルネコの大冒険は人気になり日本でローグライクゲームは一気に普及した。その続編である「風来のシレン」もますますローグライクゲームの普及につながった。
今日のローグライクゲームと言えば「不思議のダンジョンライクゲーム」の意味で使われることも多い。マンガ・ゲームの二次創作作品においても不思議のダンジョンを土台とした作品を発表している物が多い。
不思議のダンジョンシリーズでダンジョンゲームの知名度があること、遊びやすいという中毒性が、同人ゲームにおいても人気となる理由のようである。
主な作品
パソコンで遊べるもの
これらは全て、インターネット上から無料でダウンロードできる。Elona・変愚蛮怒を除いて、どれも本家は英語だが、有志によって翻訳された日本語版が存在する。
『不思議のダンジョン』シリーズ
- 『トルネコの大冒険』シリーズ
- 『風来のシレン』シリーズ
- 『ポケモン不思議のダンジョン』シリーズ
- 『チョコボの不思議なダンジョン』シリーズ
(チョコボは「不思議『な』」だが無断で作られた類似作品ではなく、了承を取った上でこの名称が使われている) - ザ・ナイトメア・オブ・ドルアーガ 不思議のダンジョン
(こちらも名前の使用許可を得ているらしい)
類似点の多いゲーム等
- カーブノア
コンシューマでは『不思議のダンジョン』に先駆けて発売されたローグライク。 - わくわくぷよぷよダンジョン
魔導物語&ぷよぷよのキャラが出演するコンパイル製ローグライク。 - BAROQUE
リアルタイム1人称視点アクション+ローグライクという異色の作品。リメイクもされている。 - モンスターゲート/エターナルナイツ
アーケードで遊べるローグライク。トラップや空腹度など一部のルールが削除され簡略化されている反面、殺意に関してはガチンコである。
また、メダルゲームなので参加料としてメダルが必要なほか、MPの代わりにメダルを消費する。クリア報酬もメダルである。
また、オンラインプレイでダンジョンを持つ側になれるモードも過去には存在した。 - ドラえもん3 魔界のダンジョン
- 『不可思議なダンジョン』シリーズ(同人)
- 『だんえた』シリーズ(同人)
- ディアボロの大冒険(同人)
- 神楽道中記(R-18)
関連動画
ニコ動では「ローグライク」という略称をタグに用いることが多いようである。
関連商品
関連項目
http://dic.nicomoba.jp/k/a/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0


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読み:ローグライクゲーム
初版作成日: 08/09/04 05:07 ◆ 最終更新日: 12/05/08 20:39
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