ローザとは、シューティングゲーム「デススマイルズ」シリーズに登場するキャラクターである。
概要
初代作『デススマイルズ(アーケード版)』で、プレイヤーキャラ(自機)として登場。ただし当初は使用制限がかけられており、存在自体も隠されていた。グレードアップバージョンである『デススマイルズMBL』および家庭用(Xbox360版)では最初から使用可能となっている。
『デススマイルズ2』ではデモシーンおよびエンディングにのみ登場。
その後、Xbox360版移植作である『デススマイルズ2X』にて自機として復活した。
自機性能
攻撃はショット・レーザーともに高威力・広範囲を誇る。一方で「使い魔がショット時固定(これについてはキャスパーと同様)」「ロックショットの照準が自機後方に展開」「移動速度はレーザー時の方が若干速い」というクセがある。もっとも、高火力のメリットがそれらに勝るので、初心者にとっては「クリアに最も近いキャラクター」と言われることもある。
ただし、『デススマイルズMBL』では他のキャラに相応なパワーアップが施されたため、アドバンテージはほとんど無くなってしまった。そして『デススマイルズ2X』で待望の復活を遂げたとき、再び強キャラの座に返り咲くこととなった。
人物
アメリカ・カリフォルニア出身の17歳。ディオール家の長女。花の妖精“ティティー”を使役する「精霊使い」。
8歳のころ交通事故に遭遇。瀕死の重傷を負ったところで異世界“ジルバラード”へ飛ばされ[1]、ディオール卿の保護を受けることに。以降、「ローザ=ディオール」を名乗り[2]、同じくディオール卿に保護された少女たちの姉として、また身につけた魔法の力で人々に貢献する“エンジェル”のリーダーとして、妹たちをまとめ上げている。
露出の高いドレスを身につけ、緊迫した場面でも「~わぁ」「~よぉ」「うっふ~ん♥」といった口調で、色気を含んだ言い回しを好む。これらは妹たちの緊張を和らげ、場を和やかにしようという本人なりのジョークのつもりらしい。しかし、ハズし気味なのが事実である。
見た目とは裏腹に、実際は家庭的で家族愛・母性愛に満ちた少女。特にディオール卿への敬愛は姉妹の中で最も深く、その様はエンディングから垣間見ることができる。
・・・・・・以上のように「崩せるところは崩し、締めるところは締めるキャラ」という設定なのだが、コミカルタッチに路線を変更した『デススマイルズ2X』において、最もキャラ崩壊が激しいキャラでもある。最たる例はフォレットとの2人プレイ時で、ステージ間の会話シーンではもうやりたい放題である。
使い魔:ティティー
ローザに仕える花の妖精。自機として使用時の高火力は、彼女の放つ特殊弾に依るところが大きい。
場違いなローザの台詞に対して、ツッコミを入れる役回りが多い。濃いキャラクタが多い本作(のみならずCAVEシュー全体)において貴重な常識人(?)であるが、その様ははいてないようせい。『デススマイルズII』でやっと服を着た。
他キャラからの評価
年齢的にも異世界での居住期間においてもエンジェルの中でトップであり、他の少女(&少年)から姉として、リーダーとして、一定の尊敬を集めているようである。
対ウィンディア
エンジェルとしては後発であるウィンディアのことは何かと気にかけており、優しい姉であろうと心がけている。しかし『デススマイルズ2X』では、敬愛するディオール卿の危機から余裕を失っており、ついつい辛く当たってしまう。とはいえウィンディアの方は、「体調が悪いのかな?」程度であまり気にしていないようであった。
対キャスパー
目上の人間に対する敬意が足りないように見えるキャスパーだが、ローザに対しては「最も身近にいる大人の女性」として憧れをいだいているようであり、『デススマイルズ2』のエンディングでは「ローザのようなセクシーなドレス」を所望するシーンが有る。
対フォレット
キャスパーと逆に、最もローザを尊敬しているのがフォレットである。もはやその敬意は一線を超えており、フォレットがローザに近づくと、ローザの薔薇が百合に変わる。
対スーピィ
その年齢差、実に10歳! イメージソング“デスクリスマイルズ”には「ディオール爺さん大ピンチ!」という歌詞があるが、ピンチなのはむしろローザの方である。案の定、初対面の際には、スーピィから「おばさん」呼ばわりされてしまうのであった。
対レイ
初対面の時点で、レイが男の子であることを見抜いたローザ。さっそくそれをエサに、「(黙っていてくれたら)何でもします!」という言質をまんまと得てしまう。その後もサタンクロウズに(性的な意味で)目をつけられたレイをからかうなど、どうやら尊敬より畏怖の方を集めてしまいそうである。
評判
「狙いすぎなお色気担当」かつ「不相応な17歳という年齢設定」のせいで、登場早々ネタキャラの烙印を押される。名前を呼ばれるときは必ずと言っていいほど“ローザさんじゅうななさい“。本人も実年齢以上に見られるのを気にしていることが、『デススマイルズIIX』の“おねだりエンド”(エンディングの選択肢で「おねだりする」を選択)で知ることができる。が、そこでとった行動により、ますます○○○に見られることに・・・。
一方で、ネット上でローザを熱心に支持する層も存在。ヨーク家を中心とするこれらの層がローザへの愛を説くと、ランカスター家を擁するネタ派が「ローザさん自作自演乙」と即座に返し、小競り合いから内紛にまで発展。シュバルリッツ・ロンゲーナ大佐による千年闘争(英:The Thousand Years War)終戦後に勃発したこの内紛は、ローザを中心に起こったことから後に薔薇戦争[3](英:Wars of the Rosa)と呼ばれることとなった。
こんなにかわいいローザちゃんをいぢめるなんて、信じられないわぁ。
・・・とにかく、CAVEシューターの中でもこのように評価が分かれる、珍しいキャラである。
特別ふろく ~あなたのハマリ度チェック~
- LV0:デスマ? どうせ典型的萌えシューティングだろ? どうでもいいよ・・・
- LV1:ふーん・・・どっちかってーと初心者向けなのか? このレイってのは男なのか?
- LV2:このキャスパーとか・・・ちょっといいかも・・・
- LV3:やっべキャスパーちゃんマジヤッベ
- LV4:やべぇウィンディアとかフォレットとかスーピィもすげぇ可愛い・・・ ローザだけ邪魔だ
- LV5:マジこのババァどうにかなんねぇのか? マジウゼェ・・・
- LV6:ローザ結婚してくれ!
- LV7:やべぇローザ最高! ローザと水さえあれば生きていける!
- LV8:ローザと結婚した! 俺はローザと結婚したぞ!!
- LV9:やっぱウィンディアは最高だわ
- MAX:ジョルダンとちゅっちゅしたいよぉ~
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関連項目
脚注
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