ワガハイがチンチン電車だった頃…とは、アニメ『キテレツ大百科』の123話の題名である。
概要
どうしたんだコロ助?
あぁ~…
次回『ワガハイがチンチン電車だった頃…』
絶対見るナリよ!
あらすじ
1991年2月24日に本放送。脚本は雪室俊一[1]、演出は松川智充、作画監督は山本哲也。
キテレツが『奇天烈大百科』に載っていた「前世探知機」を作り、いつもの友達の前でコロ助に試した結果、頭を叩いて「チンチーン…ゴー…」と言いながらまっすぐ走り始めた。つまり、コロ助の前世はチンチン電車ということが判明した。
前世が武士と言い張っていたコロ助は機嫌を悪くして押し入れに引っ込んでいたが、キテレツが「なぜチンチン電車という結果が出たのか?」と疑問に感じてコロ助の設計図を見直していたところ、心臓のスプリングの部分をお父さんに譲ってもらっていたことに思い当たった。
お父さんに聞いてみたところ、スプリングはもともと都電の部品であったことが判明した。お父さんが大学生だったころに都電が多く廃止され、その部品が売り出されていたのを買っていたらしい。
そこでキテレツ・コロ助・お父さんの3人で都電荒川線に乗りに行くことになった。しかし、乗っている途中でコロ助が顔を赤くし、「胸が苦しいナリ…」と謎の発作に襲われてしまう…。
タイトルと次回予告がネタにされがちではあるが、内容自体は人情味のあるいい話である。なお、記事上部の画像は実際に本編に登場しており、ちょんまげがパンタグラフになっている。
前世探知機
金槌状の道具。動作時は片方の先端部が左右に激しくピストン運動しており、これをおなかに押し当てて特殊な電波を流して前世の記憶を思い出させる(トンガリ曰く「気持ち悪い」という感触らしい)。すると、電波を流された人は、前世の様子を再現して動く。
コロ助の他にはトンガリに使用され、その後地面を四つん這いになって走り回りベンチの下に隠れて、「潰さないでよー!」と言っていた。トンガリの前世はゴキブリだったようだ。
奇天烈斎がこれを作った意図は不明だが、キテレツは「こんなものも作るんだ」と思わず笑ってしまっていた。
関連動画
関連項目
脚注
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