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ワギャンランド3とは、1992年12月8日に発売されたファミリーコンピュータ専用ソフトである。
概要
スーパーワギャンランドの一年後に発売された、ワギャンシリーズのファミコン用ソフト最終作。
発売当時は既にスーパーファミコンが発売された後であったので、話題性はいまいち。よってワギャンシリーズの中ではやや知名度は低い。
スーパーワギャンランド2は物語的には本作の続編という形をとっている。しかし本作の知名度の低さから、物語にまるでレギュラーのように登場するヒソピソが一体誰なのかわからないというプレイヤーも多かった。
内容もカオス極まるものであり、元を辿ればワギャンと同じ種族であるという宇宙生物・ヒソピソ（ただしワギャンに全然似ていない）が、昔の縁を頼って助けを求めにやってくる。ワギャンは親戚であるヒソピソを救うために宇宙へと飛び立ち、彼等の星を救うというもの。
ワギャンランド2では様々な追加要素があったが、ワギャンランド3はアクションのほとんどがスーパーワギャンランドと同様に、ワギャンシリーズとしてスタンダードなものに収まっている。
今作の最大の特徴は宇宙や異星という舞台を活かした、未来的でメカニカルなギミックが多いステージが中心であること。重力が弱くなってジャンプがトロくなったり、重力装置の影響で天井に張り付いたりなど、これまでのシリーズにはないギミックで勝負している作品である。
BGMは前後作どれともかぶらないテクノ調のものが揃っている。
反面、ボスバトルはこれまでと同じものが揃っており、ワギャンランドのミソはちゃんと抑えているゲームである。
また、シリーズで初めてたいせんモード・難易度設定が追加され、どちらも後のシリーズに受け継がれた。
このゲームで登場したメカニカルな世界観などは、後のワギャンパラダイスにいくつか彷彿させるものが登場する。
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