ヴァンガードプリンセスとは、スゲノトモアキ氏による2D格闘ツクール2ndを使用した、2on2対戦格闘ゲームである。
フリーゲームでありながらも、よく出来たドット絵や良く動くキャラクターが高い評価をされ、現在注目されている。
またスゲノ氏は元カプコン社員である為、このゲームの出来がいいのはうなずける。
現在の最新バージョンはver 1.08である。
今後はバージョンアップ版になる「ヴァンガードプリンセス“プライム”」をリリース予定、新キャラ「リカコ先輩」を追加予定。
概要
いわゆる「2D対戦格闘ゲーム」である。しかし、非常に独特なシステムを持っているのが特徴。
まず、メインキャラ単体ではコンボのできるキャラのほうが少ない。
全10キャラ中、まともにコンボができるのはコンボタイプの「えり」、ルートコンボがある「くるみ」ぐらいである。
また「必殺技による通常技キャンセル」というシステムがないのも特徴。
これによって起こる火力格差を補うべく、
「サポートキャラ」というキャラの技を使い、本体と連携したコンボを組む
のがこのゲームの特徴である。サポートキャラは4キャラの中から1キャラを選ぶスタイルで、
の4人がいる。
どのキャラも得意不得意があるので、自分のキャラの個性を高めるようにサポートを選ぶ組み合わせにするか、弱点をカバーする組み合わせにするかはプレイヤーの自由である。
本作はいままでシンプルで派手な演出はなかったがVer1.08より、リバティアーツにカットイン演出が実装された。
また、同人誌として公式の設定資料集やイラスト集も発売されている。
バックストーリー
現状を維持したい者、現状を打破したい者、世界中が対立し、争い、疲弊した、そう遠くない未来…。
戦争も激化するなか、とある旅客機が誤って撃墜されてしまう。
次々に死者が確認されるが、たった一人無傷で生還した少女がいた。
やがて美しく成長した彼女だったが、時が経つにつれ不思議な能力に目覚めていった。
はじめは民間の研究機関へ移されたが、政府軍の目に留まり、軍事目的でその力は解析されていく。
宇宙の法則さえ曲げてしまうその力を、人は「機導魔術」と呼んだ。
実戦で目覚しい戦果を上げる彼女に、政府軍はより強い力を求め過酷な人体実験へと発展させた。
しかし、ある事件をきっかけに彼女の魔力が暴走、「アストラルインパクト」を引き起こしてしまう。
強大な魔力を帯びた衝撃波は広範囲におよび数多くの少女たちに機導魔術の恩恵を与えた。
やがて最前線には、魔力を得た少女たちの姿が多く見られるようになる。
その美しく戦う姿から「先陣の姫君」と呼ばれ、兵士達を鼓舞した。
一年が経ち、戦争も終結に向かっていた頃
アストラルインパクト後、行方不明だと思われていた彼女が「理の執行者」として転生し人類の滅亡を図る。
そして導かれるように先陣の姫君たちは戦いの地へ赴く…。
キャラクター紹介
忽那 ゆい(KUTUNA YUI)
とにかく通常技のリーチが大きく、振り回しているだけでもそれなりに戦えるため使いやすい部類に入る。
しかしその分くらい判定、スキ共に大きい技が多く、見切られると反撃必至のため使いこなすには工夫が必要になる。
サキと必殺技性能が非常に似ているが、こちらはリーチと威力が高めで技の機動性には若干欠ける。
サキよりもクセは強いが、けん制技で体力をリ-ドしている場合もしばしば、ガ-ド不能テクなどをマスタ-すれば戦いの幅が広がる。
あとガードが最も固い(パンチラ的な意味で)。
忽那 はるか(KUTUNA HARUKA)
ゆいの姉。ヴァンガードプリンセスのキーキャラクター。というか真の主人公。
魔法使い。戦い以外なら受け入れてくれるらしい。
遠距離特化タイプのキャラクターで癖が非常に強いが、慣れれば弾幕を張って相手を近づかせずに封殺することも可能。
隙は大きいが火力の高い飛び道具などを豊富に持つので自分のペースに持ち込めれば強いが、懐に入られると切り返しが難しいのでサポートなどの扱いも重要な中~上級者向けキャラ。
初期あたりでは非常に強力な性能を誇っており、あやねと2強状態であったが、現在では遠距離技の性能が調整されており、初期ほどの極悪な強さはなくなっている。
リリス(LILITH)
ロリで悪魔で理事長の投げキャラ。ただし生徒は信じてない。「一万年はやーい!」
某すっごい格闘ゲームと被るように思うかもしれないが、こっちは自分で投げる。
全キャラ中唯一前ダッシュ(ステップ)を持たないが、高火力のコマンド投げ、スタン値の高い打撃などで大ダメージを狙う一発逆転キャラ。
じりじりと歩み寄りながら虎視眈々とコマ投げを狙う様は、小さいながらも赤きサイクロンの流れをくむ立派な投げキャラである。
「ばかちんが!」「ひれ伏せぇ!」「リリス様を怒らせた罰だ!」
ルナ 姫木(LUNA HIMEKI)
ガン=カタ賞金稼ぎ。閃術使いでも可。ある意味ヴァンガードプリンセスを代表するキャラ。
対戦中や勝利後の台詞がエロい。ぱんつなど飾りでs
ソウルキャリバーのマキシ、KOFのアンヘルもびっくりの構えキャラ。
技を理解しないとまともに動かすことも難しい、上級者向けキャラ。
Ver1.04よりシステムが変更。
ガン=カタの性能が上がり、弾数制限が追加された。
さらにVer1.05にはガード不能のラストシューティングが追加された。
美留町 くるみ(MIRUMATI KURUMI)
一般人(仮)。えりの友達。実はとんでもない過去の持ち主。そしてパンモロ大王。
なんと、くるみ自身には必殺技がひとつしかない。
しかしサポートレベルの回復が全キャラ中最も速く、サポートメインで立ち回るキャラ。
また、通常技・必殺技の連携が基本的に目押しでしか存在しないこのゲームにおいて唯一チェインコンボを搭載している。
いわゆる「イロモノ系」の扱い。またサポートキャラによって性能・見た目が変化するリバティアーツを使える。
Ver1.04からサポートキャラ別に専用技、Ver1.06より前転移動・空中急降下攻撃が追加された。
御殿谷 サキ(MITONOYA SAKI)
剣道部主将。まじめで品行方正。リリスの学校に通っている。「お引き取りください!!」
彼女が使用するいかにも狂気を秘めてそうな刀は神刀「ひとひら」。
ゆいの神剣「サクヤ」を軍がコピーし、作り上げた刀。その試験運用に駆り出されたらしい。
あだ名は「おでんやサキちゃん」。
あくまでゆいに挑みたいだけであり、ライバル関係ではない。
ゆいと必殺技性能に共通点が多いが、サキの方が全般的に発生が早く汎用性に優れる。
ただし、威力やリーチに劣る。飛び道具の花びらを空中でも発射出来る
所謂「雷撃蹴」も使用可能なのでゆいよりも攻めに特化していると言える。
Ver1.06より「ひとひらフェイズ」が追加、サキちゃんになにかがインストールされるようになった。
ただしキャラ容量が足りないため、以後のバージョンではフェイズシフトで代用され廃止された。
手にしている「ひとひら」はサキの身体を蝕む呪いの刀となっているようだが、サキ本人は気づいてない模様。
また、この設定より所謂「暴走サキ」などの別verキャラを製作する構想もあった模様、ひとひらフェイズ発動後に別性能化するという発想があったのだが、サキのキャラ容量が足りないので上記の通りボツになった。
もしかすると、今後「ひとひらに支配されたサキ」などの別キャラ扱いで追加されるかもしれない。
氷桜 かえで(HIOH KAEDE)
暗殺者。開幕は女生徒の格好をしていて、脱ぐと髪の色と衣装が変わる。
スカート脇の穴は、スリットなんて生易しいレヴェルじゃない。
自分の力で戦うことを信条としているせいか、サポートゲージの溜まりは全キャラ中最低。
しかし通常技の攻撃力と性能は高めで、機動力もある、防御力は低い。
verアップで細かく主力技の性能が変化する人
なので愛用している人は性能の違いを把握しておかないと厳しい。
ナタリア グリンカ(NATALIA GLINKA)
某国軍人。どうやらその某国の体術はヒップアタックをメインに使うらしい。なんとすばらしきかな。
コンボこそ非常につながりにくいが、パイルバンカーを用いた豊富な突進技(と尻)で敵をねじ伏せるパワーファイター。
技が通常パイル(上段突進)、グランドパイル、(下段パイル)、リープパイル(中段パイル)とコマ投げのみという男らしさ。
もちろん隙は大きいが当てればひっくりかえせる火力の高さ、削り能力の高さを活かして立ち回りで差をつける、玄人向けキャラ。
“今だナタリアさんケツだ” → “今だケツリアさんナタだ” → “今だケツさんナタリアだ”(←今ここ)
コマンド投げが新エフェクトに変更されかっこ良くなった。
Ver1.06より通常技が追加されたよ、やったねナタリアさん!
それでもやっぱりケツが強い人。ケツ昇竜は伊達じゃない!
現在ではクセは強いが立ち回りやパイル系の技の性能の高さでランク的にはトップである。
羽澄 えり(HASUMI ERI)
軍事施設で実験体にされていた、悲劇のヒロイン。孤児院で育ち、くるみに強い友情を抱いている。
軍事施設から脱走し、逃げ回っているうちに今回の事件に巻き込まれる。
しかし、逃亡中だというのにへそだし+ローライズのミニスカとかどんだけ誘ってますか。
はるかのアーケードモードでは可哀想なえりを見ることが出来る。
いわゆるスピード型コンボキャラで、画面端の爆発力は全キャラ屈指。ディレイが効く派生技、中段や裏回りを絡めたガード崩しも優秀。
初期の頃から安定して強いため、愛用している人も多いが、サポートキャラを絡めないと大ダメージは狙いにくいので安定させるには練習が必要。
コンボよりも掛け声がクセになる。「イチニノサーン!!」
幾世 あやね(IKUSE AYANE)
ゆいの幼馴染。片目はゆいとの立会いで負傷したらしい(?)。弓術の使い手で巫女。
博麗神社の巫女もびっくりの脇っぷり&立ちCの惜しみないパンモロっぷりでプレイヤーのハートにエンジェルアロー。布地の少ないひもぱんとか、どんな神社なんですか。ちょっとお参りしたい。
ガード耐久値最低、体力最低クラス、攻撃力イマイチなどの部分は設定ゆえ。
しかし飛び道具など技の性能は全般的に高く、判定良好、発生早目。
中距離での牽制能力に長けた、ある意味玄人向けのキャラクター。
初期の頃ははるかと2強の時代になっていたが、現在は流石に調整されて大人しくなっている。
Ver1.07cより新システム「ブルズアイ」が追加された、キャラの中心に当てるほど矢の威力が上がる。
通信対戦環境
本来は2D格闘ツクール2nd製ゲームでは通信対戦はすることができなかったが、
海外の有志により通信対戦ツール「LunaPort」が開発され、通信対戦が非公式ながら可能となった。
これによってしたらば対戦スレ・IRCなどで通信対戦が行われるようになった、さらにその後、ポート開放ができない環境でも通信対戦できるネットワークツール「hamachi」も併用され、通信対戦を誰でもできるようになった。
そして、最近「UDPチャット機能付き通信対戦支援ツール「LunaPort MT」」と言うロビーツールがとしあきの手により開発された。その便利さから通信対戦ツールは「LunaPort MT」が主流となっていた。
なお、現在は「LunaPort MT」の最新版である「MTSP」が使われている。詳しくはwikiの「通信対戦」の項目にて。
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
関連リンク
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読み:ヴァンガードプリンセス
初版作成日: 09/07/07 01:51 ◆ 最終更新日: 11/08/20 20:40
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