ヴェノム・スネーク単語

鏡割るシーン、『MG』のときでソリッドに追い詰められてどうしようもなくなった最後の最後の状況下で、プレイヤー≒ヴェノムが部下や崇拝者としてではなく対等な立場から「友」である“ジョン”に対して、BIG BOSSという全体主義と偶像的カリスマの象徴となってしまった概念を拒否しているように見える

要するにあのシーンはそれまでのシリーズの全てを見届けてきたプレイヤーが、時系列上最も最初に“自律”したスネークとなって作中に現れ友であるジョンに届くことのないメッセージを送り、メタルギアというサーガの円環を閉じる、という構造になっているのでは
別におれは小島信者ではないけどこの構図が真ならクリエイターがシリーズのプレイヤーに送り得る最大限のファンサービスであり敬意でもある、と思う

連投ごめん

小島監督の「プレイヤーにスネークを返す」発言からも、そういったプレイヤーへの強いリスペクトの意図があるのは間違いない、とは思うけど
如何せん、実は本物のボスはバイクで逃亡して自分は勝手に影武者に改造された名もなき隊員っていう、ヴェノムにとってもプレイヤーにとっても下手したら裏切りと思われかねない衝撃の事実が明かされた後に、鏡に映るボスの顔をぶん殴って破壊するという演出のせいで、ネイキッドの意志や感謝を否定するような要素も含んでしまってるんだよね
だから端的に言えばネイキッドとヴェノムで表現が喧嘩してて、プレイヤーに対して何を示唆して何を伝えたいのかちょっと分かりにくいシーンになってしまい解釈があっちこっちに広がってしまった感じ
色々と含ませたかったのは分かるけど、もう少しやり方はなかったのかなとは思う

スネークのデータを別の誰かにインプットするって何気にメサルギアソリッドのピポスネークで先にやってるんだよね

ヴェノムについては小説版を読んだ方がいいと思うわ
鏡割りの件とか明確な答えはないけど、少なくともヴェノム・スネークという人間がどういう人物で、何を考えながら行動していたのかってのは小説版がよく掘り下げていると思う

５は最後まで、具体的には初代MGでソリッドスネークが殺しに来る所まで描くべきだった。
そうしないと本物のビッグボスが何してるかちゃんと分からないし、最後ソリッドスネークに殺される時に何を想うかを描けたのに。

まぁ再現すると殺虫剤で焼き殺されるシーンをリアルに描くハメになるだろうがｗ

ピースウォーカーで最終的にS++兵士ばっか使ってたじゃん。そのキャラがヴェノム・スネークになったって考えればそう違和感は無い。プレイヤーが使ってたキャラがそのまま主人公になった。

>>16
ビッグボスに対しての高い忠誠心
ビッグボスの「奴は隊で最も優秀だった」発言
GZでビッグボスのヘリに同乗している

このことからビッボとはかなり強い絆で結ばれてることが伺える
短い付き合いしかしてないPWの兵士がここまでの座につくことは考えにくい
MPOの時に捕まえた兵士であると俺は推測する

>>12
ちゃんとゲームが完成してればその辺もしっかり描かれてたかもね
制作期間が足りなくて急遽深読みできそうなED作ってプレイヤーに考察を丸投げした感がある

>>16
PWにS++なんてランクは存在しないぞ
てかあのゲームの強い兵士ってアクセスポイントからやってくる志願兵ばっかりで個性薄いし、あれがヴェノムだと思うと嫌だな
個人的にはMPOで丹精込めて育てた一般兵であって欲しい
その方がビッグボスへの忠誠心の高さも頷けるし