- プロ野球選手一覧 > 三木亮
三木亮(みき りょう 1991年10月25日-)は、大阪府出身の元プロ野球選手(内野手)である。2024ンからは千葉ロッテマリーンズのコーチを務める。
概要
千葉ロッテマリーンズ #72 二軍内野守備走塁コーチ |
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三木亮 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 大阪府高石市 |
生年月日 | 1991年10月25日 |
身長 体重 |
175cm 78kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投右打 |
守備位置 | 内野手 |
プロ入り | 2013年ドラフト3位 |
引退 | 2023年 |
経歴 | |
選手歴
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プロ野球選手テンプレート |
小学1年から野球を始める。高校は石川県の遊学館高校に野球留学する。1年からベンチ入りを果たすが3年間で甲子園出場はなし。高校卒業時点でプロ志望届を出しているが、この時は指名漏れとなった。
高校卒業後、上武大学に進学。大学4年間で3度のベストナイン、日米大学野球の代表選出など頭角を現し、2013年のドラフト会議にて千葉ロッテマリーンズより3位指名を受け入団。背番号は「37」に決まった。特に守備力は高い評価を得ており「守備だけならレギュラーを獲れる」とスカウトに評された。
ロッテ時代
2014年(1年目)は18試合に出場しプロ初安打も放ったが、キャンプ中に太もも肉離れ、夏場に半月板損傷と相次ぐ怪我に見舞われた。
2015年は内野の守備固め・代走として一軍での出場機会が増えたが、ショートフライを追いかけた際二塁ベースにつまずいて転倒、フライはセカンドのクルーズが定位置で捕るという大珍プレーもやらかしてしまう。40試合の出場で打撃は打率.138、4安打と苦しんだが、シーズン本拠地最終戦でプロ初本塁打を放った。
2016年は課題の打撃が打率.188と相変わらずであったが、一方で課題だった守備に安定感が増したこともありほぼフルシーズンを通しての一軍定着を果たした。
2017年は開幕直後は中村奨吾・平沢大河の控えだったが、5月以降スタメン出場する機会が増えると課題だった打撃に成長が見られ、特に得点圏打率が通常時より1割も上回る勝負強さを見せスタメン出場が急増した。そのままレギュラー定着かと思われたが、8月24日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦で安楽智大から死球を受け右手首骨折しシーズン絶望となった。シーズン通算では85試合に出場し.242、2本塁打、19打点をマークし大きくアピールしたシーズンとなった。
2018年はフルシーズン一軍に帯同し66試合に出場したが、藤岡裕大の加入もあってスタメン出場はわずか5試合と激減。打席数は前年の5分の1程度にまで減った。主に代走、一塁・三塁の守備固めとして起用された。また外野手としても3試合出場した。
2019年は自己最多となる89試合に出場、スーパーサブとしての地位を確立する。控えとしてだけでなくスタメンとしても37試合に出場し2年ぶりの本塁打も放った。オフに背番号が23に変更になる。また、シーズン終盤に痛めた右膝を手術。
2020年は前年の手術もあって開幕を二軍で迎えると、8月下旬に一軍昇格するが、もっぱら守備要員としての起用に留まり、スタメンは僅か2試合。10月には新型コロナウイルス感染もあり、22試合の出場、打席数は5に留まった。
2021年も専ら守備要員としての起用で、一塁の守備固めでの起用が中心。この年は5月以外は一軍におり84試合に出場したが、打席数は11に留まった。
2022年は開幕を一軍で迎えたが、新型コロナウイルスに感染し特例2022で登録を抹消され、4月8日に再昇格。46試合の出場で打率.160、1打点に留まった。オフに左膝半月板損傷に対する関節鏡視下半月板切除術を受けた。
2023年は手術のリハビリを行い、5月に二軍で復帰したが一軍出場なしに終わり、現役を引退した。
引退後
プレースタイル・人物
愛称は「ミキティー」。ヒーローインタビューでは品川庄司の庄司のように「ミキティー」と絶叫するのがお約束になっている。
チームのムードメーカー的なポジションとなっておりチームメイトがホームランを打った時は選手ごとに異なるパフォーマンスでその選手を迎えている(井上晴哉、中村奨吾など)。なかでもブランドン・レアードがホームランを打った際レアードがパフォーマンスで握った寿司を受け取り、食べるという一連の流れは特に有名。
上記のパフォーマンスを受け解説のG.G.佐藤からは「寿司喰ってWe Areしてるだけで一軍にいる」とネタにされた。
応援歌
球団 | レス | No | プレイヤー |
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ロッテ | パシフィック・リーグの応援歌のピコカキコ一覧#66 | 15977 |
成績
年度別打撃成績
年度 | 球団 | 試合 | 打席 | 打数 | 得点 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 死球 | 三振 | 併殺打 | 打率 | 出塁率 |
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2014年 | ロッテ | 18 | 20 | 17 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 5 | 2 | .176 | .222 |
2015年 | 40 | 29 | 29 | 6 | 4 | 0 | 0 | 1 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 2 | .138 | .138 | |
2016年 | 75 | 58 | 54 | 8 | 10 | 1 | 1 | 0 | 2 | 0 | 3 | 0 | 1 | 0 | 17 | 1 | .185 | .200 | |
2017年 | 85 | 229 | 207 | 18 | 50 | 9 | 0 | 2 | 19 | 0 | 9 | 2 | 8 | 3 | 55 | 1 | .242 | .277 | |
2018年 | 66 | 41 | 34 | 11 | 8 | 1 | 0 | 0 | 4 | 3 | 5 | 0 | 1 | 1 | 8 | 2 | .235 | .278 | |
2019年 | 89 | 145 | 126 | 20 | 27 | 3 | 0 | 2 | 15 | 5 | 8 | 1 | 6 | 4 | 38 | 1 | .214 | .270 | |
2020年 | 22 | 5 | 4 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | .250 | .250 | |
2021年 | 84 | 11 | 9 | 5 | 1 | 1 | 0 | 0 | 2 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 2 | 1 | .111 | .200 | |
2022年 | 46 | 34 | 25 | 2 | 4 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 7 | 0 | 1 | 1 | 8 | 0 | .160 | .222 | |
NPB:9年 | 525 | 572 | 505 | 71 | 108 | 15 | 1 | 5 | 45 | 11 | 36 | 3 | 19 | 9 | 140 | 10 | .214 | .254 |
通算守備成績
機構 | 守備位置 | 試合 | 刺殺 | 補殺 | 失策 | 併殺 | 守備率 |
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NPB | 一塁手 | 119 | 182 | 25 | 0 | 7 | 1.000 |
二塁手 | 70 | 64 | 67 | 3 | 12 | .978 | |
三塁手 | 130 | 27 | 40 | 4 | 3 | .944 | |
遊撃手 | 171 | 152 | 308 | 9 | 57 | .981 | |
外野手 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
関連動画
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関連項目
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