不破刃(ふは じん)は、SNKの格闘ゲーム『ART OF FIGHTING 龍虎の拳外伝』に登場するすごい漢である。
・・・・すごい不破師範の概要だ。
青い忍袴と頭巾のみを身に着け、ムキムキな体を見せ付けるかのごとく上半身裸という威圧感溢れる姿だが、歴とした忍者である。
元は『龍虎の拳2』に登場した如月影二と同門の如月流忍者であったが次期総帥の座に自分が選ばれずに影二が選ばれたことを恨み、自ら一門を離れた。そして各地で修行に明け暮れつつ、影二を抹殺する機会を虎視眈々と待つのだった。
しかし、「龍虎の拳外伝」以降は特に出番もなく影二と直接相見えることはなかったのである…。
稼動当時はイロモノキャラな程度の認知でしかなかったが、ここ数年の間に個人サイトである「墓標」で取り上げられたのを切っ掛けに認知度を上げるに至る。
ファンからは「師範」または「不破師範」などと呼ばれている。
間違えられやすいが苗字は「ふわ」ではなく「ふは」と読むので要注意である。
・・・・すごい不破師範の特徴だ。
- 一人称は「拙(せつ)」。
- 恐らく格闘ゲームに登場する忍者の中では最も忍んでいない忍者。
- 勝利時などに発する「うぉおおおおおおおおおお!!!」という雄叫びがうるさい。
- 接戦を窮めた相手に対して、男女問わずに「・・・・すごい漢だ。」と賛辞を述べる。
- 我流故か如月影二と比較すると若干技が異なる。
・・・・すごい不破師範の技だ。
- 頭突き(ずつき)
- 文字通り、頭突きをするのだが当たった相手は何故か垂直に上に飛ぶ。ここからコンボに繋ぐことができるため、不破師範にとっては要の技である。
- 流影陣(りゅうえいじん)
- 如月影二の同名の技と同様に飛び道具系の技を跳ね返すことができる技だが見た目が下敷き、もしくはセロハンテープのようで心許ない。しかし、影ニの流影陣と違い覇王翔吼拳を跳ね返すことができる。
- 真空斬首刀(しんくうざんしゅとう)
- 両手を水平に伸ばし、体を回転させながら手刀を繰り出す技。ちょこんと曲げた片足がチャーミングポイントである。
通称「オトコプター」 - 猛牛流投陣(もうぎゅうりゅうとうじん)
- いわゆる当て身技。コマンドが完成すると構えを見せ、そこに攻撃があたると相手をつかんで後に放り投げる。
- 忍隠れ(しのびがくれ)
- 「滅!」の声と共に姿を消す。しかし、SNKの格闘ゲームのお約束として影は残る。故に位置がバレバレである。
- 闘神翔(とうじんしょう)
- 超必殺技。「うぉおおおおおおおおおお!!!」という雄たけびと共に周囲にオーラを発生させる、所謂レイジングストーム系の技。コマンドは非常に簡単なのだが当たり判定の発生が遅いので見てからガードが余裕、しかも反撃も受けてしまうと言う(自分に)非情な技である。
・・・・すごいニコニコ動画での不破師範だ。
原作の「龍虎の拳外伝」よりMUGEN関連の動画で活躍している方が多いようである(キャラクター自体は数年前に製作されていた)。有志によってAIが作成され、様々なトーナメントやストーリー物の動画に出演している模様。最近では、カオスという言葉さえ生温いすごいアレンジキャラ『Mr.師範』の活躍も多い。
不破師範が勝利した際の雄たけびや勝利セリフに合わせて「うぉおおおおおおおおおお!!!」や「・・・・すごい漢だ。」という弾幕が貼られることが多い。
・・・・すごい不破師範の関連動画だ。
「龍虎の拳外伝」の動画。師範自体は漢というかどこか女々しい気がするが無問題。
個人サイト「墓標」にある動画と同じ動画。師範はここから始まったと言っても過言ではない。
MUGEN関連の動画。どちらとも現在の師範人気に密接に関連した、云わば伝説の始まりである。
忍者つながりで東方有頂天系動画に出演…っていうか何故出した。
とうとうMMDモデルまでも作られた。・・・・すごいモデルだ。
・・・・すごい関連商品だ。
・・・・すごい関連項目だ。
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