世紀末とは、辞書的な意味でいえば、単に世紀(100年を単位とする年代区分)の終わり、またはある一時代が終了する最終段階のことである。
しかし、そこから想起されることから多くの意味を持っている言葉である。
概要
元々人類には、東西を問わずノストラダムスの大予言や末法思想のように終末観があった。
またある時代が終わり王朝や政権が交代する時、多くの場合に前時代の王朝はすでに腐敗しており、移行時に多くの混乱が起こり犠牲も出ることからか、単に一時代の終わりという意味以上の退廃的な意味を含んでおり
「多くの築き上げてきた物が倒壊し、人々が阿鼻叫喚するような状態」
平たく言えば「世も末」という意味を持つようになった。なお文学、芸術界隈で「世紀末」といえば、通常は19世紀末からの退廃的思潮(デカダンス)を指す。
北斗の拳
少年ジャンプ並びに日本の漫画を代表するマンガの一つでもある北斗の拳は199x年の核戦争によって文明が途絶え、荒廃した世界を舞台としており、アニメ版のタイトルは「世紀末救世主伝説北斗の拳」とされている。
この作品の大ヒットにより「世紀末」という言葉自体がこの作品のような文明と秩序が滅んで暴力が支配するようになった世界を指す場合がある。
→北斗の拳
MUGEN動画での「世紀末」
前述の北斗の拳をゲーム化した格闘ゲーム「北斗の拳」(アーケード、サミー、2005年12月稼動開始)で一部のキャラクター(主にトキ)の性能が高すぎるうえ、数々の即死コンボやバグ技が存在するなど、格闘ゲームとしてはあまりにぶっ壊れたバランスであり(→ジョインジョイントキィ)、そのぶっ壊れ具合と何でもあり具合ががある意味で原作の世界観にマッチしていた。
その後、MUGENにトキ始め北斗勢が移植され、相変わらず格闘ゲームを辞めたような異常な強さを発揮したのである北斗勢がその異常な強さでほぼ原作再現どころか一部弱体化と言えるほどの性能なのにそれでもまだ強いと言う有様であった為、文句が出ることもなく「世紀末なら仕方ない」と言われるようになった。
そして、北斗勢が台頭したことでそれに対抗できるGGやEFZ勢、原作ボスや壊れキャラ、或いは強化アレンジキャラなど多少凶悪なキャラによる格ゲー離れした戦いが楽しみ方として許容され、それを指して世紀末というようになった。
その結果、格闘ゲーム及びMUGEN動画で「世紀末」と云えば、格ゲー版北斗の拳のように「強すぎる」「バランスがヤバイ」「10割コンボ」「一撃必殺」等という意味で用いられるようになった。
類義語には幕末(月華の剣士)や16世紀末、戦国(戦国BASARAX)などが挙げられる。
関連項目
http://dic.nicomoba.jp/k/a/%E4%B8%96%E7%B4%80%E6%9C%AB


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読み:セイキマツ
初版作成日: 08/10/01 02:47 ◆ 最終更新日: 10/08/19 02:13
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