九四式拳銃とは、日本の軍用拳銃である。特異な構造のためか、「自殺拳銃」「スーサイド・ナンブ」というあだ名を持つ。
概要
スペック | |
---|---|
製造 | 南部銃製造所など |
全長 | 187mm |
重量 | 720g |
銃身長 | 95mm |
作動 方式 |
ショートリコイル |
口径・ 弾薬 |
8mm 十四年式拳銃実包 |
装弾数 | 6発+薬室1発 |
有効 射程 |
50m~100m |
日本軍が使っていた自動式拳銃。
名前の由来は陸軍の準制式採用が皇紀2594年(西暦1934年)だったことから。
南部麒次郎により将校の自衛用小型自動式拳銃として開発され、武骨で独特な外見と日本独自の設計構造をもつ。
終戦までに開発元の南部銃製造所(後に中央工業へ社名変更)の他、名古屋工廠で約7万丁が製造された。
戦後は日本軍の武装解除により連合軍に没収されたが、治安維持のためにほかの拳銃と共に返還され、アメリカ製拳銃の配備が進むまで警察官用として使用された。
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