乾心寿(いぬい しんじゅ)とは、漫画『その着せ替え人形は恋をする』の登場人物である。
概要
美少女コスプレイヤー「ジュジュ」こと乾紗寿叶の妹である中学生。ジュジュのカメラマンをしている。
小柄で童顔な姉とは対照的に身長178cmの高身長であり、中学生とは思えないプロポーションの持ち主。胸のサイズは推定でもHカップ以上で喜多川海夢よりも大きい。五条新菜の制服のシャツを着たときは、ボタンが殺人的な勢いで弾け飛び、さらしを巻いても胸の大きさを隠すことができず、挙句の果てにはBホルダーを北斗の拳のケンシロウを思わせるレベルで破壊してしまうほど。まさに規格外の爆乳の持ち主だが、本人は自分の体にコンプレックスを抱ていたためコスプレ願望を封印していた。
体格は姉と対照的であるが、顔立ちは似ており、髪の色も同じ。また、緊張すると自分の髪の毛を掴む癖も姉と共通している。性格も姉とは正反対で引っ込み思案で気が弱く、人見知りが激しいため五条さんとまりんさんと初対面のときもおどおどしていた。
一方、小柄で愛らしい容姿であり、頼りになるお姉ちゃんのことが大好きで、人前であろうとも堂々とお姉ちゃんへの愛を公言してしまう(お姉ちゃん本人も照れてはいるが、まんざらでもない)。お姉ちゃんの可愛さをみんなにも知って欲しいという願望から、お姉ちゃんの許可を得たうえでSNSに写真をUPするようになる。「ジュジュ」というコスネームも彼女が考えたもので、撮影スタッフとSNSの管理を兼任している。ただし、予想以上にSNSの反響が大きかったこともあり知らない人への返信をどうしていいか分からず放置してしまい、結果としてジュジュが謎のコスプレイヤー扱いされることに一躍買ってしまった。
カメラが趣味である父親の影響でカメラが好きになり、父親から借りた「ライカ V-LUX5」を使用。本格的なカメラの知識を持っており、撮影のテクニックも非常に高い。「ジュジュ」を撮影するときは、彼女のことが好きで、彼女のことを良く理解していて、「絶対可愛く撮ってやろう」という思いが表現されており、写真に詳しいレイヤーが見てもプロが撮影したと見間違えるほど。合わせコスのときには、五条さんとまりんさんに撮影の技術を教えており、その後の二人の活動に影響を与えている。
「フラワープリンセス烈!!」の颯馬お兄ちゃんのことが好きで、理由は強くて、かっこよくて、妹が困っているときはすぐに助けてくれるところがお姉ちゃんに似ているから(新菜には難しかった)。彼女の内面を読み取った五条さんの説得によって男装コスを披露することを決意し、製作を依頼。中学生のためバイトができず、おこづかいによる低予算という制約がありながらも五条さんの助けもあって颯馬お兄ちゃんになることができた。その後、高校生になったらアルバイトをして自分もコスプレすることを決意する。
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