井笠鉄道とは異なります。 |
井原鉄道とは、第3セクターである。
概要
井原線を運営する第3セクターで、岡山県や広島県をはじめとした自治体や民間会社が出資する会社。国鉄再建に伴い建設が中断された井原線を開通・運営する目的で1986年に設立された。
営業区間は岡山県の総社駅(伯備線、吉備線と接続)から広島県の神辺駅(福塩線)までであるが、総社駅と一つ南の清音駅(伯備線)はJR西日本との共用区間(路線はJR西日本が所有)となっており、井原鉄道の乗客は本来は伯備線である総社~清音間も初乗り運賃を支払わずに利用することが出来る(総社~清音間のみを利用する場合は、JR西日本の運賃が適用される)。
井原線そのものは1999年1月11日に開業した。開業直後はご祝儀相場で比較的好調であったが、JR西日本より運賃水準がかなり高いことなどもあってその後は多くの第3セクターと同様に経営には苦しんでいる。
当初予想よりも利用者数が下回ったこともあり、2003年に方針を大きく転換した。鉄道の運行部分については自治体が支援を行わない代わりに、インフラ部分において施設管理費やJR西日本への線路利用料を補助する上下分離方式が導入され今に至っている。同時に、高すぎる線路利用料を圧縮するために総社駅までの乗り入れ列車が削減された。
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