亭とは以下のことを表す。
- 亭(テイ、チン) - 東アジア、東南アジアに見られる建築様式。あずまや。壁がない。
- 亭 - 秦漢代の行政単位。十里ごとに置かれた。
- 亭 - 号によくつけられる字。古今亭、三遊亭、式亭、春風亭、笑福亭、・・・
人名
漢字として
- 意味
- 宿場、旅宿、駅、あずまや、哨舎、平らかにする、真っ直ぐ伸びる、至る、養う、(停と通じて)とどまる、(定と通じて)ととのえる、定める、という意味がある。
- 〔説文解字・巻五〕に「民の安定する所なり」とある。
- 字形
- 諸説ある。丁を声符とする形声説、高殿のある建物の象形説などがある。〔説文〕は「亭に樓有るなり。高の省に從ひ、丁聲」と形声としている。
- 音訓
- 音読みは、テイ(漢音)、チン(唐音)。訓読みは、あずまや、とどまる。
- 規格・区分
- 常用漢字である。JIS X 0213第一水準。当用漢字になく、1981年に常用漢字に採用された。
- 声符
- 亭を声符とする漢字には停、渟などがある。
- 語彙
- 亭育・亭閣・亭館・亭観・亭午・亭候・亭号・亭子・亭寺・亭主・亭台・亭長・亭亭・亭郵・亭吏
異体字
関連項目
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