人類ネコ科とは、1985年-1986年に週刊少年サンデー増刊号に連載された故 みず谷なおき氏のラブコメ漫画である。
概要
主人公の七瀬北斗(ななせ ほくと:高校一年生)は、両親が仕事の都合で海外に行ってしまった為、外国嫌いの北斗は日本で下宿生活をしていた。
そしてこの下宿生活で、同じ下宿に住んでいる『兵藤真琴』『小山麻美』『樋口京子』の女子大生3人組によって、女の実態をまざまざと知ることになった北斗は女嫌いになる。
そんな北斗がバレンタインの日に学校(西湘高校)へ登校した時、自分の机の中にチョコレートが入っているのに気づく。チョコレートには『2-C 谷山舞奈』と書いてあった。北斗はその名前に気づかなかったが、友人の守山修一郎から舞奈が西湘高のアイドルであることを知らされる。
主な登場人物
- 七瀬北斗(ななせ ほくと)
- 本作品の主人公。ごく普通の背の低い(身長159cm)高校生
- 下宿先で女の実態を知って以来、女嫌いになった。また、高校のアイドルである谷山舞奈から好かれているため、学校中の男子を敵にまわしている。
- 谷山舞奈(たにやま まいな)
- 本作品のヒロイン。西湘高校のアイドルにして、北斗に想いを寄せている女の子
- 世間知らずで天然なところがあり、冗談も通じない。かなりやきもち妬きな性格。
- 守山修一郎(もりやま しゅういちろう)
- 北斗の友達でもあり、幼なじみでもあり、かつ名古屋弁でしゃべりまくりの名古屋人。
- 学力は普通だが、ケンカがめっぽう強く、「西のランボー」と呼ばれている。舞奈の親友である亜津美に惚れているが、けっこう気が多い。
- 中島亜津美(なかじま あつみ)
- 舞奈の親友であり、保護者的存在。少々きつい性格だが友達思い。一言で言えばツンデレ。修一郎に対して冷たく当たるものの、ひそかな想いもある。
- 兵藤真琴(ひょうどう まこと)、樋口京子(ひぐち きょうこ)、小山麻美(こばやし あさみ)
- 北斗と同じ下宿先:南山荘の住人にして、女子大生の3人娘。真琴は眼鏡、京子はそばかす、麻美は加えタバコがトレードマークになっている。
- 北斗を女嫌いにした張本人3人娘。北斗を男として認めておらず、3人の南山荘の中での会話や振る舞いは、女子寮そのもである。
- 特に真琴は、北斗によくちょっかいを出していたが、ストーリ後半でその理由が明らかになる。
- 日比野里美(ひびの さとみ)
- 北斗と同じ下宿先:南山荘の住人にして短大生。真琴たちとは仲がいいが、いつも寝ているらしい。
- 北斗は、その姿を一度も見ておらず、またマンガにも後姿しか描かれたことはない謎の多い人物。美人らしい。
- 錦瑞穂(にしき みずほ)
- 七瀬北斗、守山修一郎の幼なじみで修一郎のいとこ。
- 小・中学生の頃は一緒に遊んでいたが北海道に引っ越した。そしてストーリー後半で、変わり果てた姿で2人の前に現れる。
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関連項目
外部リンク
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