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今成亮太(いまなり りょうた、1987年10月6日-)とは、埼玉県出身の元プロ野球選手(内野手、捕手)である。
概要
OB | |
---|---|
今成亮太 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 埼玉県富士見市 |
生年月日 | 1987年10月6日 |
身長 体重 |
178cm 80kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投左打 |
守備位置 | 三塁手、外野手、捕手 |
プロ入り | 2005年高校生ドラフト4巡目 |
引退 | 2018年 |
経歴 | |
プロ野球選手テンプレート |
浦和学院高校で正捕手として2度甲子園に出場し、2005年の高校生ドラフト4巡目で北海道日本ハムファイターズに指名され入団。背番号62。
打撃センスの評価は入団当初から高く、2年目の2007年にはトレイ・ヒルマン監督から絶賛されたりもしたが、一軍の捕手は高橋信二・鶴岡慎也の併用だったため一軍昇格の機会が無かった。2008年は開幕一軍入りを果たしたが、守備難で結局9試合の出場に終わり、その後は大野奨太の入団でまた二軍暮らしが続く。
2011年は主に左の代打として22試合に出場したが、結果を残せなかった。
2012年は高卒ルーキーの近藤健介が春のキャンプから高い評価を集め、実質三番手の二軍英才教育枠となったため競争からはじき出され、4月28日に若竹竜士との交換トレードで阪神タイガースに移籍。背番号は49。
阪神では城島健司・藤井彰人の故障で移籍後すぐ一軍昇格。小宮山慎二と正捕手を争う立場になるが、日本ハム時代からネックだった守備難は相変わらずで、先発マスクを被った2試合とも投手陣を炎上させてしまい、しばらくは代打での出場が主になる。しかし競争相手の小宮山が松山で盛大にやらかしたのと(松山の悲劇を参照)、打撃好調もあって7月6日からスタメンマスクを被る。7月10日の中日ドラゴンズ戦で、スタメンマスク6試合目にしてようやく白星を挙げ、試合後に号泣した。その後は結局正捕手は小宮山と藤井の併用になり代打での出場が主になったが、60試合に出場して打率.292と打撃ではそれなりの結果を残した。
2013年は同タイプである左打ち捕手の日高剛が加入したこともあり、外野手に挑戦。代打で結果を残すと福留孝介、柴田講平の故障で空いたライトのスタメンを獲得。7月は4割近い打率を残しチームの首位争いに貢献した。福留復帰以降は調子を落とし出場機会を減らしたが、88試合に出場し打率.265と前年同様打撃では結果を残した。一方捕手としての出場は3試合にとどまり、不慣れな外野では記録に残らないミスが時折見られるなど守備は今年も苦しんだ。クライマックスシリーズでは第1戦にライトでスタメン出場。広島東洋カープの先発、前田健太から同点タイムリーを放った。
2014年は三塁手にコンバート。5月4日の東京ヤクルトスワローズ戦では自身初の代打ホームランを記録した。9月に右脇腹の筋挫傷で離脱したが、この年は自身最多の115試合に出場。一度も捕手として出場することはなかった。
2015年からは内野手登録になった。右脇腹痛に苦しみ、5月以降に復帰。右投手の際にスタメンに起用された。
2016年は金本知憲監督の意向で捕手の練習も行う。4月17日の中日ドラゴンズ戦で3年ぶりの捕手の守備に就いた。この年は打撃で精彩を欠いた。
2017年、2018年は一軍出場がなく、2018年オフに戦力外通告を受け、現役引退。
その他
父の今成泰章は北海道日本ハムファイターズのスカウトで、ダルビッシュ有などを担当していた人物。ちなみにそれ以前は阪神タイガースのスカウトを20年以上務めており、現阪神監督の和田豊や現コーチの中西清起、桧山進次郎や関川浩一などを担当していた。獲得困難であろうと思われる選手も絶対に口説き落とすことから「マムシの今成」と呼ばれた名スカウトである。息子のトレード先が阪神だったのはその縁もあるのかもしれない。
応援歌
球団 | レス | No | プレイヤー |
---|---|---|---|
阪神 | 応援歌のピコカキコ一覧#862 | 11472 |
成績
年度別打撃成績
年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
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2008年 | 日本ハム | 9 | 12 | 11 | 1 | 5 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | .455 | .500 |
2010年 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 1.000 | |
2011年 | 22 | 28 | 26 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 6 | 0 | 9 | 0 | .292 | .333 | |
2012年 | 阪神 | 60 | 103 | 96 | 4 | 28 | 3 | 0 | 0 | 4 | 0 | 1 | 0 | 6 | 0 | 19 | 4 | .265 | .346 |
2013年 | 88 | 215 | 185 | 1 | 49 | 10 | 2 | 1 | 17 | 2 | 1 | 4 | 25 | 0 | 37 | 7 | .265 | .346 | |
2014年 | 115 | 362 | 332 | 34 | 86 | 15 | 0 | 4 | 24 | 2 | 9 | 0 | 18 | 3 | 48 | 9 | .259 | .303 | |
2015年 | 93 | 304 | 269 | 25 | 76 | 7 | 0 | 1 | 16 | 1 | 8 | 1 | 24 | 2 | 78 | 1 | .283 | .345 | |
2016年 | 82 | 132 | 119 | 5 | 27 | 3 | 0 | 0 | 5 | 1 | 1 | 1 | 10 | 1 | 27 | 3 | .227 | .290 | |
NPB:8年 | 470 | 1157 | 1039 | 81 | 275 | 40 | 2 | 6 | 68 | 7 | 21 | 7 | 84 | 6 | 219 | 24 | .265 | .321 |
通算守備成績
機構 | 守備位置 | 試合 | 刺殺 | 補殺 | 失策 | 併殺 | 守備率 | 捕逸 |
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NPB | 捕手 | 56 | 174 | 18 | 1 | 3 | .995 | 0 |
一塁手 | 15 | 24 | 3 | 0 | 5 | 1.000 | - | |
二塁手 | 4 | 3 | 3 | 0 | 2 | 1.000 | - | |
三塁手 | 229 | 105 | 308 | 10 | 24 | .976 | - | |
外野手 | 65 | 86 | 1 | 3 | 0 | .967 | - |
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関連項目
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