▼ 介護ガールとは - ユヤギャル 10/07/16-20:36 No.1
└芥川賞作成ツールとは - ユヤギャル 10/07/16-20:39 No.2
└参加(予定・未定含む)作家一覧 - ユヤギャル 10/07/16-20:44 No.3
└関連動画 - ユヤギャル 10/07/16-20:53 No.4
└関連チャンネル - ユヤギャル 10/07/30-20:59 No.5
└関連項目・リンク - ユヤギャル 10/07/30-21:06 No.6
投稿No : 1
投稿日 : 2010/07/16(Fri) 20:36
投稿者 : ユヤギャル
「まさかナマコでこんなことになるなんて」
●発端
介護ガールとは、2009年12月13日未明のニコニコチャンネルGTVでの生放送、「中野ゲームショウ2009」内での企画、「芥川賞計画 -みんなで取ろう芥川賞-」で視聴者が考案したキャラクターであり、小説のタイトルである。
企画内容は、視聴者からアイディアを募り、芥川賞を取れる小説を佐藤友哉が書くというもの。目的はあくまで「芥川賞を取る」ことであり、名作傑作などを目指すものではない。
12月13日の生放送で視聴者から寄せられたこの「介護ガール」というアイディアをもとに翌年1月28日の生放送内でプロット会議を実施。視聴者だけでなく出演者である渡辺浩弐、滝本竜彦らがどしどしアイディアを繰り出し、極めてカオスな内容となってしまった。
しかしながらなんとか暫定的に決定した、「ナマコインフルエンザで両親をなくしたマヤが、遠縁の親戚と暮らすことに。しかし待っていたのは要介護の老人。介護などしたことのないマヤはTwitterで助けを求める。あとラーメンサラダ」という大まかなあらすじをもとに、2月18日に佐藤友哉が12時間ぶっ通しで公開執筆生放送を行い、序盤の『ラーメンサラダなう』までの部分が書き上げられた。ちなみに全ての元凶とも言えるナマコインフルエンザは滝本竜彦による発案。
これ以降しばらくは沈黙を保っていたこの企画であるが、2010年8月30日の生放送で『芥川賞作成ツール』を公開。特許まで取得していたことを明かす。
これまでは「視聴者のアイディアをもとに佐藤友哉が書く」という企画であったが、この『芥川賞作成ツール』により、「視聴者みんなが小説を書き上げる」という企画にクラスチェンジすることになった。
●振り出しに戻る
ツール公開から順調に投稿は増え続け、総投稿数は実に1500を越えたが、年が開けて2011年2月8日の生放送で、それらすべてをボツにすることを佐藤友哉が発表した。物語の分岐が非常に多く、投稿がそちらに集中したため、芥川賞を狙う本線を進めることができなくなったと判断したためである。
そのため、やっぱり佐藤友哉一人で全部書き上げることに。2011年3月4日~5日にかけて放送された「中野ゲームショウ2011」内のコーナーで再び佐藤友哉が12時間執筆にチャレンジすることになった。
投稿No : 2
投稿日 : 2010/07/16(Fri) 20:39
投稿者 : ユヤギャル
「生放送などで寄せられた視聴者のアイディアをもとに佐藤友哉が執筆する」というプロセスでは、どうしても「視聴者の意見をそのまま取り入れて小説にする」という当初の企画意図の実現が困難であることがわかり、従来とは別の新しいシステムが必要となった。
端的にいってしまえばツリー型の掲示板である。誰でも参加可能で、ユーザーはどこでも好きな場所から続きを書く事ができるため、ノベルゲームのように物語が幾通りにでも分岐していくようになっている。作家も何人か参加しており、特別なIDが発行されていて「なりすまし」ができないようにもなっている。
幾つにも分岐した話の中から、佐藤友哉が芥川賞向けに選ぶ話を『本線』と呼び、実際に佐藤友哉も執筆するが、それよりも別の分岐のほうがよさそうだと感じた場合、そちらに乗り換える可能性もある。
また、芥川賞を全く意識せずに自由勝手気ままに分岐作品を書き上げても全く問題はない。
しかしながら、どの分岐をたどるにせよ、一番初めの書き出しの部分である『投稿No.1』は共通であるため、ナマコは不可避である。頑張って無視するか、頑張って活用するかして頑張ろう。
その他詳しい説明は以下のリンクから。
・「芥川賞作成ツールの使用方法」(1)
・「芥川賞作成ツールの使用方法」(2)
・「芥川賞作成ツールの使用方法」(3)
・「芥川賞作成ツールの使用方法」(4)
この他、イラスト、動画、テーマソング、Wikiや大百科などでの参加も大いに歓迎。
※芥川賞作成ツールに投稿された作品は、上記のとおり「芥川賞計画」の企画ではボツになったが、あくまで「芥川賞を狙う」という主旨から外れただけであるので、別の新しい企画に活用することを検討中であるとのこと。
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