-さあ、お前の罪を数えろ!-
仮面ライダーW(ダブル)とは、
2009年9月6日から2010年8月29日にかけてテレビ朝日系列にて放送された特撮テレビドラマである。
これで決まりだ!
本作は平成仮面ライダーシリーズ11作目にあたる。
平成仮面ライダー10周年記念企画"秋の陣"。
仮面ライダーシリーズ初、2人の人間が1人の仮面ライダーとなる内容である。この設定は探偵・ハードボイルド作品でおなじみの「相棒」ネタから着想を得たと言う。これは、作品の世界観を構成する上でも重要な要素となっている。
前作・ディケイドが半年で終了したため、2月頃放映開始していた例年とは違い、秋季からの開始となっている。これは、「スーパー戦隊シリーズ」とストーリーや玩具のピークをずらすことで、新しいビジネスチャンスを探る為の方策でもあるという。製作スタッフも、メインライターにダイの大冒険などの原作を手がけた三条陸を起用するなどほぼ一新されている。
Wのデザインは上記の設定ゆえに左右半身で色が違うという異色のフォームだが、造形自体は大きな複眼やあるフォームにおけるマフラー装備など今まで以上に昭和ライダーを意識したデザインになっている。左右のフォームの組み合わせは番組初期の段階で既に9つである。これも今までの中で最多であろう。
電王ほどコミカルではないものの、シリアスとコメディがバランスよくミックスされたストーリーの他、変形換装するライダーバイクやガジェットメカ等、低年齢層が興味を引くような要素が多数盛り込まれており、メインターゲットがよりライトな層に設定されている。
その一方で、前述のライダーのデザインをはじめとした昭和ライダーのオマージュも多く、それ以外の層の視聴に対しても大いに耐えうる出来となっている。
あらすじ
エコの街「風都(ふうと)」。
風が豊富に吹く土地で、いたるところに風車が回っている。
街の人たちは“我が街”を愛し、今日も街に生きている。だが、一見平和に見えるこの理想都市の裏側では、奇妙な犯罪が横行していた。
「ドーパント」……USBメモリのようなアイテム「ガイアメモリ」を突き刺すと人間は、そう呼ばれる超人になるという。
ドーパントが起こす奇怪な事件の数々に、警察も無力。陰謀に満ちた街で、
憎しみを解き放てるのは、
この2人しかいない!左翔太郎。ハードボイルドを標榜する「ハーフボイルド(半熟野郎)」。
フィリップ。脳内に「地球の記憶」を有する謎多き魔少年。二人は、ふたりでひとりの探偵コンビ。
運命の街「風都」を守るため数々の事件に立ち向かっていく!二人は、「ふたりでひとりの仮面ライダー」なのだ!!
主な登場人物
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左翔太郎(ヒダリ ショウタロウ)/仮面ライダーW(左)/仮面ライダージョーカー - 桐山漣
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フィリップ/園咲来人(ソノザキ ライト)/仮面ライダーW(右) - 菅田将暉
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鳴海亜樹子 - 山本ひかる
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照井竜/仮面ライダーアクセル-木ノ本嶺浩
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鳴海荘吉/仮面ライダースカル - 吉川晃司
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刃野幹夫 - なだぎ武
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真倉俊 - 中川真吾
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ウォッチャマン - なすび
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サンタちゃん - 腹筋善之介
- クイーン - 板野友美 (AKB48)
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エリザベス - 河西智美 (AKB48)
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園咲琉兵衛/テラー・ドーパント - 寺田農
- 園咲冴子/タブー・ドーパント→ Rナスカ・ドーパント- 生井亜実
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園咲若菜/クレイドール・ドーパント - 飛鳥凛
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園咲霧彦/ナスカ・ドーパント - 君沢ユウキ
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井坂深紅郎/ウェザー・ドーパント- 檀臣幸
- 照井の家族を葬った狂気の男。園咲家を以てしても手懐けられない。
表向きは風都で内科を営む開業医。裏の顔はドーパント専門の闇医者にして極度のドーパントフェチ。変態。
人の心理を読むのが得意で、彼の前では嘘がつけない。
他のミュージアムの幹部と違い、ドライバを使わずにメモリをコネクタに直挿しする。ガイアメモリの研究で、いくつもメモリを差したため、身体中に多くの生体コネクタが刻まれている。それらの副作用なのかその食欲は常人を遥かに超えている。
最期は、「トライアル」のマキシマムドライブの前に倒れ、今までのメモリの過剰使用がたたり、全身にコネクタが出現、翔太郎達に意味深な捨て台詞を残し、コネクタに食われるかのように消滅した。
- 照井の家族を葬った狂気の男。園咲家を以てしても手懐けられない。
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加頭順/ユートピア・ドーパント-コン・テユ
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シュラウド/園咲文音(声) - 幸田直子
- 全身黒ずくめ、包帯巻きの女。アクセルメモリ、アクセルドライバー、エンジンブレードを開発した。実は園咲琉兵衛の妻で園咲姉弟の実の母。溺愛していたフィリップ(来人)を奪われ、自らもテラーの能力で人目見られない姿にされたため、復讐のため照井とフィリップを支援し、「究極のW」に仕立て上げようとした。井坂にウェザーメモリを渡したのも復讐の一環である。
最初は精神攻撃に対する耐性を持たない翔太郎をWの片割れと認めていなかったが、Wの片割れ候補だった照井が憎しみを振りきってアクセルとして戦うことを選び、翔太郎がテラーの恐怖を克服してからは翔太郎を認めるようになる。
鳴滝探偵事務所のダーツで遊んで(?)いたり、照井の訓練の為とはいえ特訓場とバイクを用意し、態々岩石に爆破装置を仕込んだりと見かけによらず遊び心がある。荘吉とは幼馴染であり、彼のためにスカルメモリ、ロストドライバー、専用ビークルスカルギャリーを開発する。(荘吉にフィリップ救出を依頼したのも彼女である)
そんな彼女も最終回で死亡したが、死因は不明である。死因があるとすればメモリの毒か熱中症であろう。
- 全身黒ずくめ、包帯巻きの女。アクセルメモリ、アクセルドライバー、エンジンブレードを開発した。実は園咲琉兵衛の妻で園咲姉弟の実の母。溺愛していたフィリップ(来人)を奪われ、自らもテラーの能力で人目見られない姿にされたため、復讐のため照井とフィリップを支援し、「究極のW」に仕立て上げようとした。井坂にウェザーメモリを渡したのも復讐の一環である。
- ガイアメモリ(声) - 立木文彦
仮面ライダーディケイドにおける仮面ライダーW
「劇場版仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」ならびに、「劇場版仮面ライダーディケイド&W MOVIE大戦2010」にて共演。前者では特撮お馴染みのゲスト出演であったが、同年冬に上映された後者においてはCパートにてディケイドと共闘している。
ファイナルフォームライドは「仮面ライダーW」。Wをセンターラインで分離し、通常2人で1人のWを2人存在させる事ができる。この際、ジョーカージョーカーを翔太郎が、サイクロンサイクロンをフィリップがそれぞれ担当している。
後述にあるように、劇場版「AtoZ 運命のガイアメモリ」にてロストドライバーを用いて変身する仮面ライダージョーカーとは異なり、どちらもダブルドライバーを装着している。
他媒体展開
劇場版
仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ
2010年8月7日より公開の劇場版。
時系列的には第44話から第45話の間に起きた事件を描き、「ディケイド」のような「真の最終話」と言うわけではない。これまでの登場人物とドーパントが至る所に登場し、シリーズ総決算としての姿勢も強い。
2010年9月5日より放送開始予定の新シリーズに登場する「仮面ライダーOOO」も、前回のWと同じく、本放送に先駆けて初登場する。タットッバッ!タトバタットッバッ!
例年通り同時期放送のスーパー戦隊シリーズ「天装戦隊ゴセイジャー」との抱き合わせ放映であり、3D版、2D版の両方で公開された。
あらすじ
ミュージアムとの接触を終えた財団Xのヘリが何者かに襲撃され、新型メモリ『T2(Type2)ガイアメモリ』がAからZまで26本、街にばら撒かれた。
襲撃したのは、謎の傭兵集団「NEVER」。そのリーダー、大道克己は<E>=『エターナル』のメモリを奪取し、最凶のライダー、仮面ライダーエターナルに変身し、仲間とともに風都を占拠しようとする。
その頃、雨の漏る鳴海探偵事務所に、国際特務調査機関員、マリア・S・クランベリーが現れ、NEVERの企みを伝え、阻止するよう依頼する。引き受ける翔太郎達だったが、フィリップはマリアに母=シュラウドの面影を見て困惑する。
一方、街ではガイアメモリが猛威を振るっていた。何も知らない一般人の下にもメモリが現れ、次々と彼らをドーパント化させていく。NEVERの残りのメンバー4人にもメモリが渡り、強力なドーパント達が街中で暴れだす。
かつて戦ったはずのドーパント達と戦い続けるWとアクセル。しかし、エターナルメモリのマキシマムドライブである「旧型メモリの機能停止」という恐るべき能力により、戦闘不能に陥ってしまう。さらには、マリアの正体を巡って葛藤するフィリップと翔太郎の間で衝突が起きてしまい……。
登場人物(劇場版のみ)
- 大道克己(だいどう かつみ)/仮面ライダーエターナル
NEVERの隊長。冷徹で残忍な性格の男だが、素性は一切不明で、劇中で明らかになる。風都占拠を企むが、その目的はさらに上の次元にあった。
旧型ガイアメモリを機能停止させる最悪のT2ガイアメモリ『エターナル』を奪取し、所持しているロストドライバーによって仮面ライダーエターナルに変身して、翔太郎達と風都を最大の危機に陥れる。 - 泉京水(いずみ きょうすい)/ルナ・ドーパント
NEVER副隊長で、隊きっての三枚目。ゲイのお姉キャラであり、好みの人間を見ると「イケメン!」とはしゃぎだす。
人間体ではムチを使って戦う。引き合ったメモリはT2ルナメモリで、ルナ・ドーパントに変身する。
嫌いじゃないわ! - 羽原レイカ(はばら れいか)/ヒート・ドーパント
NEVERの紅一点。 クールな性格。ヒートジョーカーのように、猛烈な勢いの徒手空拳で戦う。
自らの冷たい性格を自覚しており、「だからこそ"このメモリ"と引き合った」と自称する。T2ヒートメモリを手にし、炎を纏って戦うヒート・ドーパントに変身する。性格どころか、妙に冷たい体を持つが……。 - 芦原賢(あしわら けん)
銃器類の扱いに優れたNEVER隊員。 特に狙撃に関しての能力は超一流。
銃を扱う戦い方の通り、T2トリガーメモリと引き合い、トリガー・ドーパントに変身する。 - 堂本剛三(どうもと ごうぞう)
メタルメモリを使用しているWのように、 シャフトを用いて戦う、壮年のNEVER隊員。
T2メタルメモリと引き合い、メタル・ドーパントに変身する。
登場ライダー(劇場版のみ)
- 仮面ライダーエターナル
大道が変身する仮面ライダー。T2エターナルメモリの力で、旧型メモリの機能をすべて停止させることが出来る。
優れた防御能力を誇るマント『エターナルローブ』を纏い、エネルギーナイフ・『エターナルエッジ』を用いて戦う。
非常に高い戦闘能力を持ち、サイクロンジョーカーエクストリームをも圧倒する。
T2ガイアメモリが全て収まる、26個のマキシマムスロット(エターナルエッジをあわせれば27個) を持ち、全てのメモリのマキシマムドライブを使うことができる。その同時発動によって想像を絶する力を発揮する。 - 仮面ライダージョーカー
フィリップと衝突した翔太郎の前に現れたスカルの幻影が残したロストドライバーと、彼に引き寄せられたT2ジョーカーメモリによって、翔太郎が変身する仮面ライダー。翔太郎曰く、「切り札はいつだって俺の元に来るらしい」。
前作『MOVIE大戦2010』に登場した仮面ライダーW ジョーカージョーカーと似ているが、中心のラインやドライバーに違いがある。
パワー自体はWの半分程度だが、ジョーカーの特徴である技が極限まで高まっており、ライダーパンチやライダーキックによって強敵を次々と撃破していく。
ちなみに、変身する際にWとは異なったポーズをとるが、これは翔太郎役である桐山が考案したもの。
さらに、人々の声援と願いが巻き起こした風都の風が、新たなライダーを生む……。
登場ドーパント
- ルナ・ドーパント
Wのルナジョーカーのように、しなやかに伸び、自在に曲がる腕を持つ金色のドーパント。腕から、マスカレイド・ドーパントの幻影を出すことも出来る。終盤、予想外の相手と対峙する。 - ヒート・ドーパント
Wのヒートジョーカーのように、炎を纏った赤色のドーパント。変身する羽原レイカの人間体を反映して、女性的なフォルムになっている。これといって武器は持たず、肉弾戦を好む。また、バイクも自在に乗りこなす。 - トリガー・ドーパント
右腕に強力なスナイパーライフルのようなものを装備した青色のドーパント。 仮面ライダーアクセルと戦う。 - メタル・ドーパント
鋼のように強力な肉体を持つ、銀色のドーパント。Wのメタルシャフトに似た武器を用いて戦う。 - サイクロン・ドーパント
T2サイクロンメモリの力で変身していると思われる、緑色のドーパント。要所要所で竜巻のような姿で現れ、W達の窮地を救っていくが、その正体は不明。フォルムからすると女性のようだが……。
その他、テレビシリーズでこれまでに登場したウェザー・ドーパント、バイオレンス・ドーパントなども登場する。しかも、その中のいくつかの正体は……。
用語
- NEVER(ネバー)
世界中で戦闘活動に参加してきた、謎の特殊傭兵部隊。マリア曰く、「彼らの行く先全てが地獄になる」。
どんな激しい戦闘からも帰還して次々と別の戦場に現れており、一部では不死身と噂される。琉兵衛は彼らを「死人」と嘲っており、その素性についても知っているようだが……。 - T2ガイアメモリ
タイプツーガイアメモリ。財団Xが、シュラウドの開発したガイアメモリの技術を研究して生み出した新たなメモリで、Wやアクセルの用いるメモリに酷似したデザイン。スロット処置なしでも人体に挿入可能で、おまけにドーパント化した使用者を倒してもブレイクされない耐久性をも持つ。
装着者を選ぶらしく、ふさわしい持ち主の下に偶然的に現れ、使用の意思がなくても勝手に人体に侵入してドーパント化させる。 中には、テレビシリーズに登場していないメモリもあるようだが……。 - エクスビッカー
風都タワーにNEVERによって設置された謎の光線兵器。発動にはT2ガイアメモリ全てが必要らしい。その効果は、NEVERの隊員のみが知っているが……。
仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE
仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGAMAX
→「MOVIE大戦」記事参照
仮面ライダーW RETURNS
仮面ライダーアクセル
仮面ライダーアクセルこと照井竜が主役のスピンオフ。
2011年4月8日(金)DVDレンタル開始、同月21日(木)DVD&Blu-ray発売。
仮面ライダーエターナル
夏の劇場版にて登場した、仮面ライダーエターナルこと大道克己が主役のスピンオフ。
主題歌は大道役である松岡充がボーカルを務めるロックバンド、SOPHIAが担当する。
2011年7月8日(金)DVDレンタル開始、同月21日(木)DVD&Blu-ray発売。
ニコニコ動画における仮面ライダーW
例によって本編を使った動画はニコニコのデータベースにおいて削除対象である(→運営とのライダーバトル)。
※情報があれば記述をお願いします。
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ページ番号: 3863242
リビジョン番号: 1529003
読み:カメンライダーダブル
初版作成日: 09/06/30 08:13 ◆ 最終更新日: 12/05/14 19:19
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