任天童子とは、グランディングが開発したニンテンドー3DS専用のダウンロードソフト(DSiウェア)である。
概要
クラブニンテンドーの2012年度プラチナ・ゴールド会員の特典として無償で配布されたゲームである。 ニンテンドーeショップで引き換え番号を入力することで入手することができる。
- 配信開始日/2013年4月3日
- 対応機種/ニンテンドー3DS
- 容量/144ブロック
- 定価/なし
- ジャンル/シミュレーション(ダンジョンRPGの要素を取り入れたターン制のカードゲーム)
- 開発/グランディング
ストーリー
三種の神器で守られていた国。その国から、闇の「異形」により三種の神器が奪われてしまい、人々は飢えや病気で苦しみはじめた。
三種の神器が「魔楼閣」という地下にあることを突き止めた帝は、蔵部景品(くらべかげしな)を神器奪還に送り込む。
後に『任天童子』と呼ばれることになる景品を待ち受けるものは…?
システム
地下に進みながら、神器を手に入れるのが目的である。マス目に区切られたエリアを移動しながら、札で敵と戦う。
- 階層
- 1フロアは四角い○マス×○マスの形をしており、各マス目には水晶や壁などのオブジェクトや、各属性のパネルが設置されていることもある。 水晶のマス目に止まり、念じると階段が出現し次の階層へ降りることができる。
- クリア
- 階段の代わりに祭壇が出現することがある。祭壇には秘宝があり、手に入れるとクリア(魔楼閣から脱出)となる。 秘宝を手に入れない場合、祭壇が消え階段が出現し下の階層に降りることになる。
- 異形
- 敵モンスター。姿が見えていることもあれば、見えていないこともある。 ただし、名前と現在位置(主人公から何マス離れた場所にいるか)がわかるようになっている。
ほとんどの異形は属性を持っており、その弱点を突けば倍のダメージを与えることが出来る。
特性に関しては千差万別だが、一度でも倒すと目録で詳細なデータを得られる。 - 札
- 主人公が移動したり攻撃したりするための基本的なアイテム。 種類は大きく分けて二つあり、白札(護歩札)が移動アイテム、式札が攻撃や補助などのアイテムである。どちらも持てる数に制限あり。
白札には移動以外にも敵のいるマスを狙って使用することで永続的に相手を視認出来るようになる『裏使い』という使い方もある。 - 秘宝
- 祭壇から手に入れられるアイテム。全部で30種類以上あり同じものが出てしまった場合は、売ることになる。この秘宝に含まれる三種の神器を集めることがゲームの目的となる。
- 任天堂
- 拠点となるお堂。商人とアイテムを売買したり、河童から冒険のヒントを聞いたり、ほこらにお布施をしたりできる。 レベルと経験値という概念がないため、ほこらにお布施をすることによって自分を強化することが、攻略のひとつのポイントである。
探索前に深い階層に河童にワープさせてもらうにもお金は必要なので、手持ちには注意。
キャンペーン(現在は終了)
期間限定運営されていた公式サイト『任天童子倶楽部』では、異なる日に合計3回以上の「覚え書」を行うと、もうひとつ「任天童子ソフト引換番号」がもらえるキャンペーンを実施していた。(2013年5月29日まで)
この引き換え番号は、自分の所有する別のニンテンドー3DSに使うか、友達に送ることができ普及に役立った。
関連商品
関連項目
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