概要
2000年に『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。第4作の『重力ピエロ』でブレイクする。『アヒルと鴨のコインロッカー』で吉川英治文学新人賞、『死神の精度』で日本推理作家協会賞、『ゴールデンスランバー』で山本周五郎賞と本屋大賞を受賞。本屋大賞では、第1回から第6回まで毎回トップ10にノミネートされた。
直木賞ではこれまで5回に渡って落とされ続けており(『重力ピエロ』『チルドレン』『死神の精度』『グラスホッパー』『砂漠』)、6度目の正直なるかと思われた『ゴールデンスランバー』は多忙を避けて候補入りを辞退した。
主に若者、女性からの人気が非常に高いベストセラー作家。作風は洋画のような登場人物達の軽妙な語り口が特徴で、周到に張り巡らされた伏線を終盤で一気に回収していく構成の作品が多い。本人によると、あまり先を考えずに戻りながら書いているとのこと。
東北大学出身で仙台在住ということもあって、作品の多くが仙台を舞台としている。また、作品にシリーズものはほとんど無いが、ある作品の主要キャラが他の作品にちらっと登場するような微妙な作品間のリンクが多く、それを見つけるのもファンの楽しみのひとつ。
作品の多くが映画化されており、特に『アヒルと鴨のコインロッカー』の映画版は評価が高い。
作品リスト
- オーデュボンの祈り (2000、新潮社→2003、新潮文庫)
- ラッシュライフ (2002、新潮社→2005、新潮文庫)
- 陽気なギャングが地球を回す (2003、祥伝社ノン・ノベル→2006、祥伝社文庫)
- 重力ピエロ (2003、新潮社→2006、新潮文庫)
- アヒルと鴨のコインロッカー (2003、東京創元社→2006、創元推理文庫)
- チルドレン (2004、講談社→2007、講談社文庫)
- グラスホッパー (2004、角川書店→2007、角川文庫)
- 死神の精度 (2005、文藝春秋→2008、文春文庫)
- 魔王 (2005、講談社→2008、講談社文庫)
- 砂漠 (2005、実業之日本社→2008、ジェイ・ノベル→2010、新潮文庫)
- 終末のフール (2006、集英社→2009、集英社文庫)
- 陽気なギャングの日常と襲撃 (2006、祥伝社ノン・ノベル→2009、祥伝社文庫)
- フィッシュストーリー (2007、新潮社→2009、新潮文庫)
- ゴールデンスランバー (2007、新潮社→2010、新潮文庫)
- モダンタイムス (2008、講談社→2011、講談社文庫(上下巻))
- あるキング (2009、徳間書店)
- SOSの猿 (2009、中央公論新社)
- オー!ファーザー (2010、新潮社)
- バイバイ、ブラックバード (2010、双葉社)
- マリアビートル (2010、角川書店)
- PK (2012、講談社)
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読み:イサカコウタロウ
初版作成日: 08/10/27 10:35 ◆ 最終更新日: 12/04/17 02:36
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