伊頭遺作とは、élf制作ゲーム『遺作』 に登場するキャラクターである。
ここではゲーム『遺作』に関しても記述する。
ゲーム『遺作』
そのタイトルから、「élfが倒産するのではないか?」という噂が流れた、別の意味で話題になった作品。
鬼畜な伊頭家三兄弟シリーズの第一弾で、続く『臭作』『鬼作』とは毛色が違い、遺作は敵キャラクターとして登場する。
主人公は小暮健太という高校生で、彼を操作しウィザードリィの3Dダンジョンのように表現された旧校舎内を探索し、脱出を図る。
しかし、闇雲に探索していてはいけない。
ヒロイン達を放っておくと、癇癪等から単独行動を起こし、遺作に攫われてしまうので、
遺作から彼女たちを守る必要がある。
ヒロイン(一部は男キャラ)が一人でも攫われると、ハッピーエンドは迎えられない。
しかし、本ゲームのHシーンは遺作に攫われたヒロイン達の凌辱シーンのみ。
その為、エロゲーとして楽しむのであればヒロイン達を攫わせて、遺作に凌辱させないといけない。
ジャンル的には脱出ゲームに分類され、凌辱シーンはおまけでしかない。
その為、所謂エロゲーでありながら、純粋なアドベンチャーゲームとして、高く評価されている。
Win版以降にはボイスが当てられており、非公表となっているがけっこう豪華っぽい。
遺作のターゲット(登場人物)
小暮健太
プレイヤーキャラクター。elf作品主人公定番の「明るくたくましいスケベ男子」だが、状況が状況なだけに悪ノリはやや控えめ。遺作とは何度も罵り合いをしていた。
浅川琴未
健太のクラスメイトで憧れのお嬢様。「いいとこのお嬢様」「赤毛」「ボンボンと家ぐるみの付き合いがある」、というところで同級生の桜木舞っぽい要素が見え隠れする。遺作に階段から覗かれたことで遺作と諍いになっていた。
榊美由紀
健太のクラスメイトだが周りに対して心を閉ざしている。健太が旧校舎脱出に向けて奮闘する一方で別の動きを見せている。過去、何者かに彼女の妹が殺害された件で遺作に疑惑が向けられたが、それ以外の接点は特にない。
赤川里香
健太のクラスメイトだが、一人称が名前の眼鏡ロリで言動もお子様。以前遺作に女子トイレを覗かれたと思って大騒ぎしたことがあったらしい。
幹原明美
健太のクラスメートでテニス部に所属。早熟で遊んでるタイプ。学内でテニスウェアが紛失した際に遺作のせいではと疑いがかかった。
芹沢美緒
健太のクラスメートでケンカっ早い性格。明美の親友。遺作に反抗的だった。
高島久美
健太達のクラス担任。遺作に貸したハンカチを返却後に捨てたことがある。
島田陣八
健太の親友で新聞部に所属する。遺作とこれという接点はないようだったが……
蘇我宗光
琴未の幼馴染で桜蘭学園理事長の息子。一人だけ特注制服着用。お約束の「主人公と対立するボンボン」だが、遺作という大悪役のお陰でネタキャラに収まっている。遺作との接点は全くないが、琴未を追って巻き込まれる。呼び出し場所に最初に到着していた健太を犯人側の協力者ではないかと疑う。
伊頭遺作
主人公として登場した弟たちと違い、あくまでも敵キャラクター。
しかし見方によっては、真の主人公とも言える。
旧校舎の闇に潜み、ホラー的な恐怖演出に一役買っている。
弟たちと同じく戸籍がない為、生年月日は不明。
職業は桜蘭学園の用務員。
盗撮や覗き等の悪い噂から、教師や生徒の大部分に嫌われている。
盗撮・暴行・監禁・強姦に留まらず、殺人すら躊躇なく行う、三兄弟のなかでも最悪の外道。
主人公たちの明確な『敵』であり、恐怖の象徴である事が強調されている。
さらに両刀使いでもあるらしく彼の不気味さは底が知れない。
この事は鬼畜鬼畜と言いながら、PCであるが故に愛嬌が出てしまっている、臭作や鬼作とは正反対である。
その一方で、ファンディスクである『盗作』では、強烈なギャグキャラクターとしての一面も覗かせている。
(『盗作』(PC98版)の中では、遺作の苗字について「い・あ・た・まだってー?!」「いずって読むんだよ、ちくしょー」という旨の台詞があり、「いず いさく」も正しい読みがなとなる。)
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関連項目
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