海ン中だと……私が多分一番速いと思う……。
潜高型の三番艦。伊203。フーミィ…かな?
危険? 私が?……そんなでもないよ?
艦隊これくしょん~艦これ~の艦娘・伊203とは、大日本帝国海軍・伊号潜水艦潜高型3番艦「伊203」の擬人化キャラクターである。
概要
伊203(フーミィ) | |
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艦種/艦型 | 伊号潜水艦 潜高型3番艦 |
造船技官(絵師) | 星灯り |
艤装員長(CV) | 山田悠希 |
実装日 | 2021.5.8 限定海域ドロップ |
建造 | 不可 |
通常海域 | 未実装 |
伊203(フーミィ)は艦これ9年目の春イベントで実装された伊号潜水艦・潜高型の3女。期間限定海域「激突!ルンガ沖夜戦」第2海域ラスボスのドロップ艦として実装された。
"「艦これ」運営鎮守府公式カレンダー二〇二一"に伊47と共に描かれていた艦娘で、今回の実装で晴れて艦隊に編入の運びとなった。但し、当該カレンダーでは私服modeのため、正式な服装は今回の実装にて初披露となっている。
担当声優は約7年ぶりに新規艦娘を担当した山田悠希さん。氏は日本海軍最新鋭乙型軽巡である阿賀野型姉妹をデビュー初年度に担当。この潜高型潜水艦も戦争末期に完成した最新鋭潜水艦であり、最新鋭に縁のある声優となった模様。ちょうど、当イベ前に能代・矢矧の改二が来たこともあるし…
伊号潜水艦たちは初実装の伊58、伊168の時代から伝統的にスクール水着が標準だった...が、伊203は初のセパレートタイプの水着となっているのが特徴。艦名の「イ203」は左足のハイソックスの太もも部分に記載されている。
春イベ終了直後に梅雨私服、更に梅雨明け後は夏私服が登場。更に秋には浴衣、年末はクリスマスmodeと同絵師の伊47同様、多様な期間限定グラが実装されている。
速力は通常であれば「低速」であるが、「新型高温高圧缶」を装備すれば「高速」、更にタービンを装備すれば「高速+」の扱いになる(が、マ式一号ディーゼル主機+特D型蓄電池の潜特型の彼女に缶やタービンを載せられるのか疑問しか沸かないのだが…)。なお、「高速+」にできる潜水艦娘は現状彼女のみ。
艦これに登場する先任潜水艦娘たちは艦名の番号をもじったオリジナルな愛称を自称にするケースが多かったが、彼女は登場時こそ「ふーみぃ」と名乗るものの、普段は史実に近い「伊203」あるいは「伊203潜」と自称する。今までの流れから言えば逆にレアケースである。(他には伊26くらい)
時報で潜水母艦の迅鯨・長鯨、最速つながりで駆逐艦・島風に言及しているが、言及のある艦の中で伊203が就役した時に残っていたのは長鯨(次のイベントである2021年夏イベで実装)のみで、更に伊203は呉、長鯨は雪風・初霜がいた宮津の近所である伊根にいたため名前くらいしか知らないようである。言及こそないが、同時期残っている艦としては、同じ山田悠希さんが担当する酒匂とか…そのあたりになろうか。(その酒匂も、舞鶴方面に疎開していた。姉妹艦の伊201及び伊202は舞鶴で終戦を迎えている。伊203は彼女らを「姉1」「姉2」と言及している。うち、「姉1」こと伊201は2022年春イベ前段にて実装。)
2022年5月、担当絵師9周年祝賀イラストがC2機関アカウントから投稿された。既実装の伊47、伊203を中心に描かれているが、右にもう一人描かれている(トリミングされ、存在がある、程度にしか認識はできない)が、運営プロデューサー田中氏のファミ通インタビュー記事によれば「潜高型の長女」の実装を予定しているとのことから、伊203の言う「姉1」が近々実装されるかもしれない…とのことだったが、早速2022年春イベ前段にて実装された。
史実概略
伊203(伊号潜水艦) | |
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建造船渠 | 呉海軍工廠 |
進水 | 1944.10.20 |
竣工 | 19445.6.25 |
最期 | 1946年(海没処分) |
除籍 | 1945.11.30 |
艦籍 | 呉鎮守府 |
所属部隊 | 第十一潜水戦隊 |
伊号第二百三潜水艦(伊203)は、伊二百一号型(潜高型)潜水艦の3番艦として呉海軍工廠にて1944年6月1日起工。レイテ沖海戦直前の同年10月20日進水、1945年6月25日に竣工した。同時期就役した艦は橘型駆逐艦や鵜来型海防艦くらいの末期の時期である。
ここで簡単に「伊二百一号型潜水艦」について触れておきたい。
当艦型は1938年に建造され1941年まで試験された水中高速実験潜水艦「第71号艦」(艦籍編入されなかったため最後まで仮称だった)や甲標的などの開発経験を元に潜航高速航行に適した流線化設計、ドイツから技術導入した溶接に適した高張力鋼St52による全溶接船体構造、ブロック建造の採用が特徴。後の海自潜水艦初代「おやしお」の設計に影響を与えたとされている。
伊203は同型艦で最後に竣工した潜水艦である(8隻の建造が開始されていたが残り2隻は竣工前に空襲で失われ2隻は未成に終わっている。本型は全て呉海軍工廠で建造された。)。
水中高速航走性能が特徴であり、水上速力15.8ktに対し水中速力は19.0ktであったとされる。同型艦の伊202では蓄電池火災を起こした。
竣工後は呉にて第十一潜水戦隊に属していたが実戦に投入されることなく終戦を迎え、海軍省の解体と同日除籍、米軍に接収されハワイに渡り米海軍による調査ののち海没処分された。
関連動画
関連静画
期間限定グラ
外部リンク
関連項目
2021年春イベント【激突!ルンガ沖夜戦】 新規実装艦娘 | |||||||||
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