伝説巨神イデオンとは、1980年放映の日本サンライズ制作テレビロボットアニメである。
概要
富野由悠季(当時富野喜幸)監督作品で代表作の一つ。テレビアニメは途中で打ち切られてしまうが、1982年に総集編的な「接触編」、打ち切られ放映できなかった部分を映像化した「発動編」の二つが映画として公開された。
俗に言う黒富野の最高峰の一つに上げられることが多い。
本作品のテーマ
富野監督は1979年に「機動戦士ガンダム」(以下ガンダム)製作翌年、「伝説巨神イデオン」(以下イデオン)の製作に取り掛かる。
ガンダムでは「新しい人類(ニュータイプ)の存在によって人類は変われるのか」というテーマのもと終盤では主人公たちが次々死んでいく絶望的なプロットであったが、監督周りのスタッフの強い説得により結局救いのあるEDに変更し、テーマ的には展開を収束させず本放送は終了となる。
それが監督には消化不良であり,その後ガンダムで決着し得なかったテーマをイデオン劇場版(発動編)に引き継がせ、完結させる。
イデオンにおいて、監督は「結局人類は分かり合うことはできない」結末を選択し、イデの力を発動させ物語が完全な「終わり」へ向かう。
結果として発動篇は、富野監督が2010年現在までの長い仕事歴において、自身の満足いく作品に挙げる数少ない作品の一つとなった。
この悲劇的エンディングがその後,その名を轟かせる「皆殺しの富野」としてアニメ界を席巻し、後発のアニメ作品に強い影響を及ぼすことになる(新世紀エヴァンゲリオンなど)。
だが、後に『逆襲のシャア』においては、同じく人類への絶望の象徴としてアクシズの落下が描かれるものの、人類がわずかながらも団結してそれを受け止めようとするという、今作とは真逆の監督の答えが描かれた。
主な登場人物
ソロシップの人々
- ユウキ・コスモ - 声:塩屋翼。主人公のアフロの少年。イデオンのパイロットになる。
- ジョーダン・ベス - 声:田中秀幸、ソロ星に駐留していた軍隊の生き残り。ソロシップの艦長になる。
- イムホフ・カーシャ - 声:白石冬美。勝気な少女。
- カララ・アジバ - 声:戸田恵子。バッフ・クラン軍総司令の娘。
- ギジェ・ザラル - 声:林一夫。バッフ・クランの侍。破廉恥な男。
バッフ・クランの人々
- ドバ・アジバ - 声:石森達幸。バッフ・クラン軍総司令でハルル、カララ姉妹の父親。バッフクラン人の業の全てを体現した男としてソロシップの人々と対峙する。
- ハルル・アジバ - 声:麻上洋子。バッフ・クラン総司令の娘でカララの姉。女という一点を除き、父の期待に全て応えた女傑。自分が好きな男と添い遂げられなかったのに、妹が異性人の男と結ばれ、子を宿した事に憎悪し、そして……
主なメカ
プレミアCD
イデオン本編内にて使用されたBGMは「ドラゴンクエスト」でおなじみのすぎやまこういちの作曲で、その劇場版サントラは廃盤となってしまい高値(約1万4千円)でオークションなどに出品されていた。その後2009年8月に4枚組の「伝説巨神イデオン 総音楽集
」がキングレコードより発売され、この動きは終息しつつある。
関連動画
(TV版ED「コスモスに君を」は上記remix3の動画を見てください)
関連商品
関連項目
関連リンク
http://dic.nicomoba.jp/k/a/%E4%BC%9D%E8%AA%AC%E5%B7%A8%E7%A5%9E%E3%82%A4%E3%83%87%E3%82%AA%E3%83%B3


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読み:デンセツキョジンイデオン
初版作成日: 08/08/02 12:55 ◆ 最終更新日: 12/05/15 04:45
編集内容についての説明/コメント: こするだけシリーズ
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