俺TUEEEEとは、勘違いであり厨二病である。具体的には以下のことを表す。
ちなみにローマ字の訓令式では「おれつええええ」と読めるが、ヘボン式で読んだ場合は「おれとぅええええ」になるので注意。Eの数は一定しない。
ゲームにおける俺TUEEEE
ネットゲームなどで意味もなく他のプレイヤーを倒して無双状態になったりすること。
つまり、「俺はすげえんだ」と悦に入った状態のこと。
A「うわなにこいつうざ・・・」
B「いってえwwwwwww」
ぶっちゃけ他人からみて恥ずかしい状態なので一刻も早く気づけるといいね!!
創作物における俺TUEEEE
上記から転じて、創作物において「完全無欠な最強主人公」や「一方的に力を誇示して戦う主人公」を差す言葉としても使われるようになった。所謂「厨設定」や「メアリー・スー」と同列の揶揄であるが、後者と違って一次創作が対象になることが多い。
俺TUEEEEは次に起こる出来事への期待感を煽るものであり、次に何が起こるのかという不安感を煽るサスペンスとは全く異なる表現方法であると言える。多くは主人公の強さを知らないそこそこ強力な噛ませ役が主人公を馬鹿にするなどの前振りとセットで行われる(ただし、何かを強調するためにネガティブな命題を投げかけるのは俺TUEEEEに限ったことではない)。
web小説等の一部の作品は特に主人公と読者を同一化することを目的としているため、一人称が用いられがちである。またたとえば
等の展開は忌避される傾向にある。『超世界転生エグゾドライブ -激闘!異世界全日本大会編-』の「型」はこうした作品の傾向を類型化し分類したものと言えるだろう。俺TUEEEEの要素がある作品でも流石にこれほどの縛りをしている作品は小説や小説原作以外では少数かもしれない。
一次二次に限らず、創作物における「最強設定の主人公」は中々扱いが難しいとされる。
あまりにも設定を強くし過ぎると「最初からお前が動けよ!」というツッコミが出たり、爽快感もクソも無い展開が出来上がってしまう可能性がある為、主人公の“最強”を強調しつつ、読んでいて面白い作品にするには色々な工夫が必要になってくるだろう。
以下、具体的な例
- 劇中で弱体化させまくる
- 致命的な弱点を付与する
- 主役として最強であることが、作品自体のアイデンティティでもある…ってかほとんどラスボス
- 敵もTUEEEE
- オチ要因
- メインキャラに代わりの成長要員を用意する
- ネットでネタにされるぐらいに俺SUGEEEを極める
ゲームなどは単純に無敵状態やクリア特典武器、不正行為も含めた各種チートで行える場合もある。
関連項目
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