儒とは、儒学や儒者のことである。
また人名に使われる。
漢字として
- 意味
- 儒学、儒学の、学者、古代中国の知識階級、背が低い、柔らかい、という意味がある。また懦と通じて、臆病、という意味がある。偄と通じる。
- 〔説文解字・巻八〕に「柔なり。術士の偁なり」とある。
- 字源
- 形声。声符は需。白川静は、需を巫祝の雨乞いするところとし、儒学は巫祝から生まれたとする。
- 音訓
- 音読みはジュ(漢音)、訓読みは、やわらか。
- 規格
- 常用漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 儒衣・儒家・儒学・儒冠・儒教・儒者・儒術・儒墨・儒流・儒林
異体字
- 𠍶は、〔集韻〕に儒と同じとある異体字。
関連項目
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