兄貴100%とは、100%中の100%の力を発揮した兄貴のことである。
概要
巷がパワーアップしたカズヤ(スーパーカズヤ)にどよめいている中、不敵に笑う男の姿があった。
(カズヤ、どうやら力をつけてきたようだな。だが、パンツをうまく脱げないとは・・・まだまだだらしねぇな。)
3年前にカズヤを下し、パンレスの頂点に立った男ビリー・ヘリントン。自らを妖精と呼ぶその男は、ネイティブをも唸らせる流暢な英語で淡々と語り続ける。
自慢の腹筋を叩く兄貴。その音の良さに人々は腹ドラムと名付けた。あまりに無駄のない体つきに魅了されるのは人だけではない。鳥も、そして山も 「歪みねぇな。」 その一言である。
その後、兄貴は精神を鍛えるため妖精の滝へ向かう。パンツレスリングで重要視されるのは決して肉体だけではない。強き精神をもってこそ真の力を発揮できるのである。故に精神の修行を怠ったものはことごとく敗北している。
ちなみに兄貴は白いスクール水着の様なものを身に着けているが、これはスク水ではなく代々森の妖精に伝わる修行服である。重要な物であるにも拘らず、兄貴はこれをファンに提供した。寛大な心の持ち主である。ただ残念なことに、この服は誤って普通のスク水の中に紛れてしまったために現在は行方が分からなくなっている。もし本物が発見されれば、おそらく20ウォンは下らない価値がつくであろう。
かつて兄貴を苦しめたレスラーたちもこの状態の兄貴にとっては赤さん同然。唯一対抗できるのはメシアとして目覚めたレスラー、木吉カズヤだけか。互いにかつてのような心の隙はない。試合が実現すれば、魂のぶつかり合いを見ることができるであろう。
(来い、カズヤ。森の妖精の王に相応しいのは俺か、それともお前か・・・はっきりさせよう。)
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関連項目
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