全米エアロビ選手権80'sとは、主にNational Aerobic Championshipという大会の80年代のテレビ映像を素材にしているMAD動画シリーズである。初代大会から88年までは「Crystal Light」、89年以降は「Reebok」が主なスポンサーである。
概要
1982年頃のアメリカを中心としたエアロビ及びフィットネスブームの波を受けて設立されたSFI(スポーツ・フィットネス・インターナショナル)がインストラクターたちの技量を測ることを目的として始まった大会である。1984年に競技エアロビクスのパイオニアとしてANAC(Association of National Aerobic Championship)をHoward Schwaltz氏がアメリカ・ロサンゼルスにて創設されたことが影響していると考えられる。
最初(84年)はアメリカ国内のみでの競技会だったが、1986年大会からは正式な既定が作られたことによって、世界各地で予選会が開かれる大規模なスポーツの大会となった。1989年にはスポーツエアロビックの理事会が設立され、世界的に「スポーツエアロビック」が競技として認められることとなった。今日ではオリンピック競技種目入りを目指すまでに発展している[ANACは2004年IOC(国際オリンピック委員会)の組織下であるFIG(国際体操連盟)に正式加盟している]競技だが、全米エアロビ選手権がその繁栄期の立役者であると言っても過言ではないだろう。
ちなみに正確にいえばタグの名前は「世界エアロビ選手権80's」にするべきだが、これは大会の歴史がわかる前につけられたタグな上に現在National Aerobics Championshipは「全米大会」を指しているものなので問題ないだろう。
なお、1984年には日本でも「第1回全日本エアロビック選手権大会」が開催されていて、本家大会にも日本人選手が出場していることが確認できる(キクチケン・キクチユミコペア,ヨシオカクミコさん)。しかし残念ながら日本の大会については資料が皆無なので詳しいことはまだわかっていない。(85年大会だけはテレビ朝日が「ALL JAPANエアロビクス・チャンピオンシップ」としてテレビ放映したという話があるが詳細は現在調査中である。)
主な出演者の消息
何せ80年代の話なので、大会の歴史や競技のルール以外はほとんどが謎に包まれている。というか調べようがない。 1987年大会のトリオの部に出場しているサンフランシスコ・ベイ・クラブの3人(通称バッドボーイズ)とテキサス・クラブの3人(通称TC3)の知名度は他の出演者や90年代の大会と比べても圧倒的に高いようである。 特に前者はニコ動で言うところの「踊ってみた」があったり、3人を取り上げた記事が多数存在したりしていることから人気の高さがうかがえる。
- Jeff Vandiver(ジェフ・ヴェンデバー)
- 選曲の良さと盛り上げのうまさで1987年の個人の部チャンピオンの座に輝いた。現在消息不明だが、数年前までFitourtmというフィットネスインストラクターたちによる団体に所属していたらしいので現役で活躍していると思われる。80年代には人気がすごかったのかワークアウトビデオを数本出している模様。なおyoutubeに同姓同名のクリスチャンのメッセージ動画がある(本人かどうかは未確定)
- Andre Houle(アンドリュー・ホール)
- 2011年現在Bodybar.comというサイトにて彼が講師を務める「Bodybar Boot Camp」の映像が販売されている。また、エアロビクスビデオも何本か発売している。
- Troy Markle(トロイ・マークル)
- フィットネス業界ではかなりの有名人らしく、1989年には3部門において優勝している。 ちなみに公式サイトを見る限りではどうやら"ゲイ"のようで、あのVan様も参加しているFolsom Street Fairというイベントにも(少なくとも2007年からは)ダンスパフォーマンスアーティストとして自身がリーダーを務めるパフォーマンスグループをひきつれて毎年出演している模様。お~激しい( ^ω^)
- Scott Cole(スコット・コール)
- 「エアロビクスは男性のもの」というイメージを払しょくしたエアロビ界の革命児的人物(世界的に有名というか世界で5本の指に入るレベルのすごい人らしい)。公式サイトにもかなり気合が入っていてメディア露出経験も多い。51歳になった現在も本業の方も続けているようで、この記事に出てくるエアロビのプロの中で唯一フィットネスDVDを多数制作している。 ちなみにDVDの一部は日本版「amazon」でも購入することが可能である。(ただし海外仕様) また、スコットは前述のジェフ・ヴェンデヴァーと共に当時の世界的なエアロビブームを牽引していたとされている(詳細不明)。 そしてエアロビブームの開祖、ジェーン・フォンダからIDEAの特別功労賞を貰ったこともあるそうだ。
- Terry Lilly(テリー・リリー)
- 動きのキレに定評があるインパクト抜群の黒人さん。 現在はJust fot kixという団体に所属して、次世代を担うダンサーの卵たちを指導しているようだ。
- Noah York
- Facebookに本人と思われるアカウントがあること以外の情報はつかめていない。
その他の出演者
・85年、88年大会優勝トリオ
フロリダのBally Health&Racquet Club所属。90年(6/8,サンディエゴ)には世界大会で優勝している。
- Mona Hartnett(モナ・ハーネット)
- 87年大会の決勝に33歳にして出場(惜しくも前述のJeff Vandiverに敗れている)。Gold's Gymというフィットネスジムで毎週火曜日にダンスインストラクターとして活躍中(?)
- Maressa MacEachin(マレッサ・マクイーン)
- 88年当時25歳。現役引退後は次世代の選手を育てるためにコーチになったようだ。現在も続けているのかは不明だが、当時はアルタモント・スプリングズにあるブラウンジムのコーチだったようだ。エアロビを始めたのは83年。
- Rosie Castaneda
- 大学の講師として運動学についての研究をしている模様(?) 本も出版している→http://t.co/sGgeoIW
・86年大会出場者
Tim Greene
フランス人。地元でのフィットネス関連事業のプロデゥースをしているらしい。 動画→http://youtu.be/QUIRn0jWMso
Kim Wells(キム・ウェルズ)
若いころはプロフットボール選手を目指していたが、プロ入団適正試験のときに膝腱を損傷。31歳(1983年)からエアロビのトレーニングをやり始めた遅咲きのプリンス。フットボール仕込みの動きは俊敏かつメリハリがある。87年大会でも抜群の演技を見せたが、Jeff Vandiverに惜しくも敗れている。
・88年大会ペアの部優勝
フィットネス業界では有名らしく、大会以外のメディア露出も多数見受けられる。肌の露出も多め(参考:sm15388241)。ちなみに優勝パートナーは前述したアンドリュー・ホール。
・司会者
1987,88年に総合司会 1947年3月1日生まれ。88年大会ではなぜか歌っている。現在も俳優からプロデューサー、映画の脚本制作等々多方面で精力的に活躍中。
87年サブ司会 アラン・シックとの息の合ったテンポよい司会が魅力。
86年メイン司会者(男) 1950年3月31日生まれ。昔はプロフットボールプレイヤーとしてブイブイ言わせていたのか知らないが司会者にもかかわらずポケットに手を入れていたり、女性への視線がいやらしかったりでやや印象が悪い。テレビ司会者の道を経て、現在は俳優として活躍中。
Cathy Lee Crosby(キャシー・リー・クロウスビー)
86年サブ司会者(女) 1944年12月2日生まれ。女優のようだが現在も活動しているかは不明。
※ここに書いていない出演者についても分かり次第随時情報を追加していく予定です
大会の特徴
エアロビ自体が繁栄期だったこともあり、大会の雰囲気や仕様も少しづつ異なる。 86年辺りではテレビ番組としての盛り上げ演出も多かったが、89年辺りになるとスポーツ用具メーカーがスポンサーに入ったせいかあまりふざけたことができなくなったようで、スポーツの大会としての色が強くなっている。
大会で優勝するとWorld Aerobic Championshipへの挑戦権を獲得するほか、アメリカをはじめ、日本、オーストラリア、カナダ、プエルトリコ、およびブラジル等でのメディア出演でひっぱりだこになったらしい。当時は世界的な健康ブームだったことが影響しているのだろう。また、スポンサー企業へのCM出演もあったようだ(現在当時のCMは捜索中)。
MAD素材に使われていないだけで90年代の大会もyoutubeに投稿されているのだが、90年代になると完全にオリンピックのような「スポーツ大会を映した映像」になってしまっていて、MAD素材向けなコメディー要素が少なくなってしまっている(もちろんそれは悪いことではない)。スタジオも観客との距離が離れてしまった上に89年の大会後に作られた(?)規定によっておカタい感じになってしまっている。(※あくまでも個人の感想です)
ちなみに日本でも大会が開かれていて、2011年大会(SUZUKI WORLD CUP 2011)は6月4日,5日にアクトシティ浜松 展示イベントホール(静岡県浜松市)で開催された。また、世界大会は7月18~23日にラスベガスで開催された。
関連大会
ANACに併用して存在する大会として「WORLD HIPHOP CHAPIONSHIP」があり、日本でも大会が行われている。
時代の流れからか、海外ではこちらの大会の方が盛り上がっている模様。MAD素材として使われる日も近い…!?
関連動画
関連商品
関連項目
外部リンク
http://dic.nicomoba.jp/k/a/%E5%85%A8%E7%B1%B3%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%83%AD%E3%83%93%E9%81%B8%E6%89%8B%E6%A8%A980%27s


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初版作成日: 11/03/27 16:15 ◆ 最終更新日: 11/10/16 16:38
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