八乙女梓乃(やおとめ しの)とは、アダルトゲーム『遥かに仰ぎ、麗しの』の登場人物である。声優は佐本二厘。
概要
偶然出くわした犬、ダンテ(ゴンザレス)の飼い主らしき少女。ダンテをかわいがっている。
実家は旧華族の出身で明治時代に台頭した。
対人恐怖症で、幼なじみの殿子以外の人とはまともに話すことができない。殿子を頼っており、事あるごとに「殿ちゃん」と殿子を呼んでいる。また放浪癖のある殿子についていくため出席も芳しくない。
子供の頃は普通だったが、中学校進学後からいじめられるようになり、心を閉ざすようになってしまう。
そんな彼女にとって唯一の頼りであった殿子が滝沢司(主人公)にあっさり心を開いたことが、梓乃にとっては自分の世界が揺らぐほどの脅威であったため、彼女は司を学院から追い出すために嫌がらせを始めるのだが、結果的にその事がきっかけで彼女はある程度ではあるが対人恐怖症を克服した。
家族関連で軽からぬ問題を抱える者が多い本作では珍しく、両親や祖父母の愛情を一身に受けて育てられたキャラの1人となっているが、あまり大事に育てられたために世間の機微に疎くなってしまったことが、対人恐怖症を抱えることになった遠因と言うことも出来る。
実は本校系ヒロインでは第一のエロ担当である。数的には仁礼何某には及ばないが、ストーリー的に大事なエロだと評されており、特に行為の最中に放たれるある一言は「抜いていると思ったら泣いていた」と専らの評判である
最初の時に自分が逃げないためにとわざわざ持参した縄で縛ってくれと言うほどである
(ネタバレ)。
梓乃の周囲の人物
梓乃の祖父母
本名は不明。八乙女エンタープライズの大御所として現在も発言力を持つ。梓乃を溺愛し、また彼女が対人恐怖症を患っていることもあって過保護になっている。
祖父は穏和そうだが孫のことになると興奮して話の前後をすっ飛ばしがち。司が梓乃のことを守っていると知るや過分なプレゼントを贈ろうとした。祖母はそんな彼をやんわりたしなめることが多い。
ダンテ(仮名・ゴンザレス)
学院内で梓乃に飼われている仔犬。犬種は不明だが小柄である。
「ゴンザレス」は初めて会った際に司が心の中で勝手に命名した物。
人懐っこく食いしん坊であるが、子供だてらに勇敢でもあり梓乃を守ろうとしている。
ある程度人語を理解しており特に食物に関連する単語によく反応する。
が、ヴィジュアルファンブック付属のドラマCDではそんなレベルでは無い賢さ(黒さ)を見せている。
坂水主任
凰華女学院分校の生徒指導主任であるが、尊大な態度から学院生の評判が悪い。
抵抗できないのをいいことに何度か梓乃を襲おうとしたが失敗におわる。
他のルートでもいつの間にかセクハラ未遂で学院を追放されている。
関連項目
遥かに仰ぎ、麗しの | ||
登場人物 (太字は攻略可能キャラ) | 主人公 | 滝沢司 |
本校系 | 風祭みやび - 鷹月殿子 - 八乙女梓乃 - 三嶋鏡花 | |
分校系 | 仁礼栖香 - 相沢美綺 - 榛葉邑那 - 上原奏 | |
その他 | リーダ - 暁光一郎 |
- 1
- 0pt